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ハートを支える性エネルギー

※本ブログは3度繰り返して読んでいただくと情報が有益なレベルにまで浸透します。

男性か女性かに生まれているということは、その時点で不完全です。故に完全性への希求が自ずと生まれ、それが人を恋愛へと駆り立てます。

そこであなた自身が自分のセクシャリティとしての側面がどのような『傾向・癖・型』を持っているのを把握していないと人は外部への要求が過多になってしまいバランスを失う。

『一度は手に入れていたものを、一旦失うことで、改めてそれを取り戻した時に、そのものの真価がわかる』

ということを前回のよく眠ろうの記事で書いた。セクシャリティという側面もまたこの鋳型に当てはめることができます。

人が生まれてから思春期に至るまでの期間は“無性の存在”としての期間。だからエネルギー的に統一されています。

この統一状態は【自己完結・自己充足】できる力でとても強い状態です。しかし、私たちはその統一体をあえて一旦、思春期で崩し不安定にすることで、その後には子ども時代よりもさらに強く拡大した状態に至ることができるように設計されている存在なのです。

ところがこの予め設計された思春期のゆらぎの影響力はことのほか外大きく、そのゆらぎを上手く収束できないまま、ズルズルと生涯を終えてしまうケースは実に多いです。

これは統一体としての子ども時代から性へ目覚めた段階で、人が『2の法則下』に組み込まれることになるから。

つまり、何をするにしても、『1の法則下』の元、統一された自己完結・自己充足を維持することができなくなり、

「彼氏彼女がいるいない」「結婚している・していない」が自分の中のアイディンティとプライドを大きく左右するようになっていく。これが一喜一憂の二元生ドラマを始めます。

この二元性を象徴する思春期の世界観を経過する中、人が真に育んでいく必要があるのは次の『3の力・法則』である。

これが『客観意識』や『観察者としての私』と言われている存在の在り方です。

この3の法則はそれまで自動的に子ども時代から思春期へと進んでくる中で与えられてきた1と2の法則とは異なり、自覚的に育てていかなければ、決して結晶化しない神聖な力と言えます。

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これは動物や、植物には許可されていない力で、人間や大天使だけが持つことを許されている高次な力です。

ですがその中でも特に人間は、大天使たちのように初めから3まで与えられているわけではなく、自分たちでそれを獲得していくことを求められている特異な存在形態を創造主より付与されています。

であるからして、人間は1→2→3と法則を成長させていく中、2→3へ向かう段階で思春期よりもさらに大きな変化、つまり意識の変容を迎えることとなるのです。

これを言葉に直すと統一→二極化→統合化という順番になる。
そしてさらにそれを身体意識に変換すると

1.子ども時代の統一されているハート
2.
思春期以降の二極化された頭脳・生殖器
3.成熟期に統合化されるハートと頭脳と生殖器

となる。これが統合という考え方・ユニットする3の力です。

「かつては持っていたもの」を、一旦手放し忘れることで、回り道によって手に入る素材があること。

その後にめぐり巡って「かつてのもの」と「遠回りして得た素材」を抱き合わせることで、自己を存在としてより高みに引き上げていくという進化のサイクルです。

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この「3の法則下」に人が完全に重心を移した段階で、エネルギー構造として、性センターとしての生殖器はその人のハートの浮力の囁きを支える力強い土台となります。

そして「2の法則下」に居た時のように、むやみやたらに外部に異性を求める衝動が減少していきます。

それは3の力によって、再び人が自己充足の状態を構築できる統合されたエネルギー回路を神経系統に作り出すことができるようになるからです。

ハートはハートのみでは顕在化することができない。

性エネルギーは性エネルギーのみで顕在化、行動することはできるが、その多くは破壊的な結果を招くことになります。

1、2を超えて「3の法則」の段階に人が入った時、性エネルギーはその対象を外部ではなく、己の内部へと方向転換することができるようになります

すると性センターはハートを支える豊かな生命力となり、その人をその人自身の真の道へと再接続する、本来の機能を全うできるのです。

あなたは自分自身のセクシャリティをどのように扱っていますか?






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