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影響力の厳選

※本ブログは3度繰り返して読んでいただくと情報が有益なレベルにまで浸透します。

“響き”に関してはいくらでも伝えることができる。この宇宙は響きによって構成されていると言っても過言ではない。それだけ響くという概念は重要なのだ。

私たちは生活する中で実に様々な影響力に貫かれている。そして個体として私たちはあるときは影響力Aと響き、またあるときは影響力Bと響く。そしてまたあるときは影響力Cと響くことを選択している。問題はこの影響力の受信の仕方が不安定で一貫した影響力のチョイスを本人ができていないことにある。

だから簡単に気分や状況次第で自分がついさっきまで受け取ろうと決意した影響力から意識をずらしてしまう。こうして人はいつも内部で自己分裂を起こしながら永遠と同じ次元を右往左往することになる。

自分が受け取る影響力を能動的に選択していこうとする自覚が芽生えていること自体がまず存在として一定以上のレベルになっていると言える。なぜなら多くの人間はまだ、自分の目の前にある影響力が全次元的にみてどの水準の周波数を帯びているのか、その相対性を知らないのだから。そしてそれがわからないこと自体が本人が選ぶ影響力の粗悪さを持続させているのだ。

だから、まず最初に自分が今受け入れいる影響力の質が果たしてどの程度のものなのか?を正確に知ることができるようになる必要がある。この時の便利な物差しの1つはシンプルにその情報の恒久性がどの程度あるかを調べてみることだ。

もしその情報がすでに100年や1000年と言ったスパンで破壊されずに受け継がれてきているものなら、それはそれだけである程度の水準の影響力が結晶化しているものだと判断することができる。

そして理想的には自分の中の受信装置としての感度・知覚を徹底的に磨き上げ、より上質の影響力を自覚的に受け取り続けることができるようになることだ。一般人がまるで素通りしてしまうような精妙な情報に対して正確に知覚し言語化できるようになるには長い年月を必要とするがこれに取り組むことは非常に価値のある。

これは以前も書いたことだがこの社会、この世の中にはその性質上“偽物”しか存在し得ない。それは物質化されている、言語化されている時点で“そのもの”は本質から切り出された状態にすでになっているからである。だからあとはどこまで行っても“相対的に”本質から近いか、遠いか”の違いになる。このことを十分にわきまえた上で私たちに与えらている能力は、相対的にみて本質から遠ざかっている対象に対してこちらがそれを洞察することができれば、その対象に対してこちらがより本質の濃度の濃い影響力を投げかけることができる、という力だ。

これがいわゆるヒーリングや祈り、そして人間だけができる高次元の仕事である。そしてこの種の仕事に対してその具体的な仕事内容は問われない。それはどんな仕事であっても良いのだ。ただ、意図的に自分が特定の影響力の受信と送信をすることこそが仕事なのだ、という自覚だけがその人物の存在の純度を決定する。

私たちは絶えず影響力にさらされている。そのことにより自覚的になりながら互いによく響き合うことで世界観を心地よく変容させていくことができる。


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