立つ瞑想のススメ

※本ブログは3度繰り返して読んでいただくと情報が有益なレベルにまで浸透します。

タオイズムの瞑想の中で奥義の一つと言われているのが〈站椿功(タントウコウ)〉という立ったまま行う瞑想法です。

これは結跏趺坐(けっかふざ)という両足を組んで座ったり、椅子に腰掛けて行う瞑想法よりも柔軟性のない人にとっては足腰に負担がかからずに行えるのである意味、初心者にも向いているともいえる方法です。

私は個人的にこのタントウを非常に気に入っており自主練においてもほとんどがこのスタイルでの瞑想です。これは最初に奥義とも言われていると書きましたが、なぜそうなのかと言えば〈立つ〉という人間の行為の中で最もシンプルな動作がそのまま瞑想法となって意識を天に向かって突き立てるように作用するからです。

座っていると眠くなってしまいなかなか集中し辛いという方も、立つことで割と瞑想に馴染み易くなった、ということも聞きますし、人は立っているときにまさしく自立心を自己研鑽しやすくなるとも言えます。

私がこのブログの中で何度かあげてきた〈自律的進化〉というニュアンスも、この自立心を育んでいった先に、意識が立つという状態を超えて、個人がより広大な宇宙規模の流れに同調してゆきその結果、上位の法則の影響下に完全に組み込まれる、という意味を指しています。

これはもう少しわかりやすく説明すると、地上での生活では通常重力が法則として普遍的に作用しており、実質的に重力を消すことは不可能です。しかし、もし仮に宇宙空間まで飛び出すことができれば、そこではすでに重力という法則は働いておらず、無重力が一般的な環境であることがわかります。


この二つの環境の違いはただ単純に私たちがどの領域にいるのか、によって作用することが決まっている法則であり働きです。よってこの客観的事実を知ることで私たちははじめて、改めてどちらかの法則を使って人生を進めていきたいか、ということを選ぶことができるようになるのです。

そして、もしこの無重力空間という普遍的法則性を自分の人生に適用したいと感じるのならば、それは実質的に瞑想によってできるだけ意識を重力場の働いている地上性から引き剥がし、解き放ってあげましょう、という話に進んでいきます。

立つスタイルの瞑想はあまり一般的に知られていませんが、私はこのまるで若木から樹木へ、樹木から御神木へと長時間じっくりと満ちながら立つことで変容していく站椿功(タントウコウ)をとても気に入っています。

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【日時】2019年10月22日(火)19:00〜19:45
【場所】渋谷ヒカリエ8階MOV

第10回 「日常統合化メソッド」体験セミナー
【日時】2019年11月21日(木)19:00〜19:45
【場所】渋谷ヒカリエ8階MOV


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