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上級者がそれ以上上達していく方法

※本ブログは3度繰り返して読んでいただくと情報が有益なレベルにまで浸透します。

練習するからには誰だって上手くなりたいと思っているだろう。しかし、人は何十年も同じことに取り組んでいると、必ず上達がストップする時期がくる。俗にそのような期間のことを“プラトー”と呼ぶこともある。

最初は誰だって初心者なのだがら初めの数年の伸びはかなりのものだ。しかし問題はそこからで、ここからは如何にもこうにもあらゆる意味で工夫が必要になってくる。初級者から中級者までの道のりは歩いた人々が大勢いるので皆がだいたい同じような課題をもち、そしてそれを個人差はあれどじきに乗り越えていくだけの情報もたくさん用意されている。しかし中級者から上級者、そして上級者からプロ、最後はプロから超一流という階段にまでくるとどんどん情報が少なくなってくる。

ここで、プロから超一流という領域へシフトするための上達方法はハウツー本にはすでに載せることができない類の情報単位である。だからここで多くの人間の進展はストップすることになる。普遍的なレベルまで後もう一歩というところで人は次の次元の足掛かりを見つけ出すことなく、生涯を終えるのである。















これはほんの一例だが、なぜ、スラムダンクというあれほどの名作を描いた井上雄彦氏が現在長期に渡ってバガボンドとリアルの連載をストップしているのか、これで見えてきただろう。

“上手くなり方自体”にも明確なレベルがあるということだ。目の前の情報に対して自分の意識がどれだけそれと同化吸収しようとするのかは、相対的にそれまでの物事に対する癒着度合いに反比例する。上がるためにはまず、軽くなっておかなければいけない。そしてそれまで自分を引き上げてくれた情報・素材・人物はすでに相対的に自分にとって重くなっていることを明確に自覚しなければならない。

その自覚があれば、きっと礼儀正しくお別れを告げることができるだろう。そして、そのエーテル領域における縁切りとともに次のステージへと届く浮力を取り戻すことができるのだ。

繰り返すが、初心者から上級者くらいのレベルは“蓄積”だけで良い水準だ。それはたっぷりと情報を蓄えて技術を習得していけば良い。しかし、そこから先のステージはそぎ落としの世界観が優位になる。自ら厳選できないものは粛清の死神が外部から働きかけてくることを泣く泣く受け入れなければいけない時期がやってくる。私はそのうな法則が発動する前に、自ら厳選によって浮力を回復させ、ステージを上げていくことを推奨する。

練習が暇つぶしや、ストレス解消の人にはこの様な情報自体は全く不必要なものだが、自分が何年も同じ様なところをぐるぐると回っている“上級者以上”の人々にとっては良い刺激にはなったのではないだろうか。

物事を上達させていくための〈向上力自体の水準〉を引き上げるための素材はこれまでのあなたの世界観以外のところにあるのである。そしてそれに気が付いていくことができるか、できないかは非常にシビアである。


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