戦後76年の夏

　東京オリンピックも今日で無事閉会式を迎えようとしています。何時ものように暑い夏。76年前の8月6日に世界初の原子爆弾が投下され、今年も8月15日に終戦の日を迎えます。

　去年出来なかった夏の高校野球も明日から開幕、デルタ株も猛威をふるってますがワクチン接種も進み、今年は日常を取り戻そうと踏ん張る夏でしょう。思えば去年の夏は今年の夏がもっと状況がいいものになっていると思ってました。ワクチン接種と特効薬の開発が急務ですがまだまだ出口が見えない状況です。

きおくをつなごう

　自著「浦シマかぐや花咲か」自分なりに、第二次世界大戦、大東亜戦争、太平洋戦争について書きました。

　戦後76年、私も還暦を迎える歳になり、生まれる16年前にこのような大戦があったことが信じられません。未曽有のコロナ禍ですがまだまだ日本は平和です。これからも平和ををかみしめていきたいと思います。

若者は素晴らしい

　東京オリンピックはメダルラッシュで毎日興奮の連続でした。スポーツ指導は私たちの時代は今でいうパワハラが当たり前で、今はコーチング、選手の自主性に任せている面が多いと思います。それでこの結果は見事の一言です。努力はするのは当たり前で　根性論より柔軟性や合理性、方向性がこれからも求められるでしょう。

　世界的に見ても未だかってない程、日本のスポーツ選手が活躍し、多くの感動も貰えました。昨日も野球やレスリング、空手、陸上で痺れました。

　男子400ｍリレーのバトンミスは多田と山県が攻めた結果なので仕方がない事だと思います。男子サッカー3位決定戦の久保選手の涙も忘れません。また、野球のマイク・ソーシア米監督の野球を愛する紳士的な態度も心打たれました。フェアープレイ、ノーサイドの精神はオリンピックの基本です。メダルを取れる取れないは時の運もあります。

　懸命に頑張った人の夏の一コマはいつまでも心に残ります。

　世界中から多くの選手を集め感染拡大が懸念された今回のオリンピック。マイナス面より今の日本を元気づけ励ますプラスの方がかなり大きかったと思います。