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骨髄バンクのドナー登録してきました

こんにちは、今日は先日献血に行った際に近くに置いてあった骨髄バンクのドナー登録を呼びかけるチラシを見て、春から社会人になると言うこともあり少しでも役に立とうと思い、ドナー登録しようと決断し、実際に登録してきました。

今回は、私自身が実際にドナー登録までの行程を紹介して、ぜひみなさんにも知っていただきたいと思い書かせていただきました。

骨髄バンクのドナー登録とは

骨髄(こつずい)バンクは、白血病をはじめとする血液疾患のため「骨髄移植」などが必要な患者さんと、それを提供するドナーをつなぐ公的事業です。ドナーが見つかる確率は他人の場合数百~数万分の1。移植を希望するすべての患者さんがチャンスを得るためには、一人でも多くの方のドナー登録が必要です。
ドナー登録は、2mlの採血で完了します。
日本骨髄バンクホームページより


ドナー登録までの手順

①登録しおりの「チャンス」を読む

まず、登録用のチラシである「チャンス」を冊子版とweb版に分かれているので、どちらか片方をしっかりと読んでいただいて、理解した上で、次のステップへ

②登録申込書を書く

「チャンス」を読んで理解することができたら、登録申込書を記入する。
冊子版は、冊子の最後に登録申込書が添付されています。web版では、PDFをダウンロードしていただいて、印刷をして書いていただく形となります。

③登録申込書を持って、登録窓口・ドナー登録会に行き、採血する

登録申込書が書けたら、お近くの登録窓口やドナー登録会へ行き、説明を受け申込手続きを済ませ、2mlの採血を行う。

④登録完了

ドナー登録確認書が送付される。
患者さんに適合すると通知が来るようになる。

以上が、ドナー登録までの簡単な手順です。

骨髄提供の流れ

①ドナー候補者になったことの通知

→本人の提供意思とご家族の意向、日程や健康状態などについてのアンケートをする。

②確認検査

→コーディネーターが面談をして詳しい説明を行い、調整医師が医学的な説明と問診をする。提供の意思に問題なければ、健康状態を確認するために採血をする。
その2週間後、一般血液検査の結果が通知され、そのまた1から2ヶ月後にドナー選定の結果が通知される。

③最終同意

→ドナーに選ばれるとコーディネーターと調整医師が、立会人同席のもとドナーとご家族の最終的な提供意思を確認する。

④採取前・健康診断

→骨髄提供の約1ヶ月前に、採取施設で医師による詳しい健康診断が行われ、安全な採取に備える。

⑤自己血採血

→採血後の貧血を軽減するため、必要に応じて血液を事前に採血しておく。

⑥入院

→通常3泊4日程度の入院をすることになる。
ドナーは採取の1日前から2日前に入院し、健康チェックと説明を受ける。

⑦骨髄採取

→全身麻酔で行われる。

⑧退院

まとめ

 私自身、献血を自分の健康状態を知る上で活用していました。骨髄バンクに関しては、以前からニュースなどで骨髄バンクの話題やドナー登録を呼びかけているのは耳にはしていましたが、『自分がやらなくてもいいや』と思っていました。しかし、春から社会人となることで、1人の大人として考えた時に、こんなにも簡単な手順を踏んで登録しておくだけで、もしかしたら見ず知らずの人の大切な人を救える力になれるかもしれない。そう考えると、悩む必要もなくなり、今回のドナー登録に至りました。

 ドナー登録をして、提供するとなってもドナー休暇やドナー公欠といった制度もあり、提供者にとっても安心な環境にあると思いますが、今の社会制度では深く浸透していないのが現状の大きな課題だと思います。休暇制度であったりを充実させることができれば、より安心して提供することができると思います。

 ドナー登録はしたけど、提供に至らなかった。それだったら無駄じゃんと思う人もいるかもしれません。しかし、登録をしていなければ、そもそも選ばれると言う機会もなく、提供することすらできません。そして、登録することによって、病気に苦しむ患者さんや、その家族の方の不安を少しでも解消できるかもしれません。登録者が増えることで、助かる命が数%上昇する可能性があります。


 競泳の池江璃花子選手の白血病公表により、世間でも骨髄バンクへの関心が高まりました。今一度、このnoteを読んで下さった皆さまも、よろしければドナー登録をして、小さなことから社会貢献して見ませんか?

※企業に頼まれたとかではありません!笑

登録後は、こんなカードが貰えます

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