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ローカルなちゃんぽん屋探索。

「最近、野菜不足だな〜。」と感じると、麺なしちゃんぽん作りがち、まそんです。

今回は「長崎市のローカルなちゃんぽん屋さん」について、3つ(4つ?)のお店を紹介したいなと思います。

長崎を訪れて、または旅をしていて、
「"観光客向け"なものはもう飽きた。地元の人の生活に近いものに触れたい。」
と思っている人には、今回の投稿が少しでも役に立つかーもしれない、と思ってます。(需要は少ないだろうけど。)

「ローカルなちゃんぽん屋」とは

長崎市に住み始めた頃は、自分が料理苦手なこともあり(実は、「料理のできる人」になることが、現在の大きな目標だったりする。)、どうしてもちゃんぽん食べたい時には、新地中華街に行っていた私。

勿論、中華街や観光客が多い場所にあるレストランのちゃんぽんは美味。

ただ、以前書いた「なぜ、長崎の人はちゃんぽんのお店について尋ねると、リンガーハットを勧めるのか?」の理由。でも少し触れたのですが、観光客が沢山来る(ある意味、"観光客向け"の)お店のちゃんぽんは、ちょっと高め。900円〜1200円の値段のものが多い。

具が少し豪華であるため、その分値段高めであるちゃんぽんを販売するお店がある一方、「いやぁ、この量・味・内容でその値段は高いよぅ。」というお店も、まぁ観光地だからあったりする。

そこで私が思ったのは、「地元の人が利用するちゃんぽん屋、若しくは手頃な価格のちゃんぽんが食べられるお店に行きたい!」ということ。

長崎市内の知り合いといえば大学の友達ばかりなので、地元の人の口コミが得られない私にとってはなかなか難しいものですが、とりあえず、街を歩いたり、日々の生活の中で見つけた、ちゃんぽんをメニューに入れているお店について、幾つか紹介していきたいと思います。

そうそう、ここで述べる「ローカルなちゃんぽん屋」とは

・観光客よりも地元の人が利用者として多い(ように見える)
かつ
・ちゃんぽんがメニューにある

お店のことを指すこととします。

また、私のちゃんぽん&お店紹介基準は以下の通り。(結構偏ってるし、緩い。)

・野菜、具の量は満足できるものであるか。
・価格帯はまあまあ手頃か。
・美味しいか。(最重要。でも、基本的に「食べられれば何でも美味しい」という考えの持ち主なので、許容範囲広めです。)

ではでは、早速ご紹介。

1.三八ラーメン

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市内に4つの店舗を構える三八ラーメン。お店に近づくにつれて、ラードの匂いがしてきます。
(ちなみにこの匂い、私は嗅ぐと実家にいる犬を思い出すので好きなのですが、友人にこのことを話したところ、「えっ、それってどうなのww」と、ちょっと困惑した感じで引かれ、苦笑されました。)

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ちゃんぽん(820円)。たっぷりのお野菜が嬉しい。具、麺の量共に申し分ないです。ちなみに、具の方には牡蠣も入ってます。

ちゃんぽん以外の要素に関する個人的お気に入りポイントがいくつかあります、

①ソフトドリンク付けても、1000円払ってお釣り帰ってくる。
…ジュース、コーラは160円。

②おでんも美味しい。

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(↑食べかけで失礼。)

写真にあるのは、ちぎり天、まくら天(野菜入り)。それぞれ一つ130円。他にも、おでんのタネ色々ありました。ちゃんぽんが来るまでに、おでんを2、3個食べてみるの、オススメです。
(実は長崎市内、ローカルなちゃんぽん屋におでんが置いてあることが多い。)

③店内BGMがなんかイイ。
…店内に流れている曲は、ちょい古め(20代の人にとっては懐かしいやつ)〜古めまで。
例えば、私が行った時に流れてたのは、キロロ、モー娘。(ハッピーサマーウェディング)、郷ひろみ(お嫁サンバ)、タイトル&歌手名わからない歌謡曲、etc.

☆店舗情報
●中華軽食三八 浜町店(↑写真のお店)
  -住所:長崎市浜町9-18
  -最寄り駅:電停「観光通り」
●中華軽食三八 銅座店
  -住所:長崎市銅座町14-11
  -最寄り駅:電停「観光通り」

ちなみに、新地中華街の方から浜の町へ来る途中にある三八ラーメンの本店では、ちゃんぽんは提供していないので注意が必要。
理由を聞いたところ、本店はスペースに余裕が無いため、ちゃんぽんを作れないんだそう。

2.東角

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長崎大学文教キャンパス近くの住宅地の中(JRの線路近く)にあります。最寄駅は電停 岩屋橋。こちらもラードの匂いがするお店。

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↑ちゃんぽん 650円。ちゃんぽん(大)は800円。
言わずもがな、具がたっぷり。あさりが入ってます。価格がお手頃なのも嬉しい。

たまに食べに行きますが、不定休みたいなので、「行ったけど、開いてなかった〜(涙)」ということも。(そう、東角のちゃんぽん食べられた日は「自分ツイてる日」。)

☆店舗情報
●東角
  -住所: 長崎市三芳町5-40
  -最寄り駅: 電停「岩屋橋」

3.一平

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(*調べてみたら、「長崎まちねた。」の方にわかりやすく紹介が載っていましたので(2015年に書かれたもの)、併せてご覧ください。)

眼鏡橋近くの中通り商店街。その通りにある定食屋さんです。
こじんまりとしてて、ちょっとホコリかぶってる場所もあったりする、私好みのお店。

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はい、個人的なお気に入りポイント、その1。上海行った時に、「中国では、飲料持ち込みオッケーなお店が多い。」って聞いたことあったけど、日本で飲食物持ち込み可なお店見たのは初めてかも。なんてお客に寛容な店なの。。。

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ちゃんぽんは、家庭的な優しい味。あっさりしているので、「脂っぽいのは苦手。」という人でも食べられるかと思います。具の量は沢山では無いけれど、お腹満たしてくれる量でした。
夜行ったら、たまたま夕方からのタイムセールしてて(「長崎まちねた。」の記事によれば、毎日夕方にセールしてるらしい。今もそうなのだろうか。)、400円でちゃんぽんが食べられました。

私が行った際は、腰の曲がったおばあちゃんが注文聞いて、同じく厨房で作っていたように見えた。おばあちゃんと色々話したけど、「焼きそばも美味しいのよ〜」って勧めてくれたり、お金払った後に、「まだ、ゆっくりしていっていいのよ〜」と言ってくれたり。さらに、「また、お店の前通ったら寄っていってね〜。」と温もりある言葉が続く。

この後、浜町アーケードを歩きつつ、何度もこの場面を思い返し、地元から離れて一人暮らしする私は、おばあちゃんの言葉の暖かさに泣きそうになっていたのであった。。。個人的お気に入りポイント、その2。

☆店舗情報
●一平
  -住所: 長崎市銀屋町3-24
  -最寄り駅: 電停「賑橋」

番外編. 長崎大学文教キャンパス生協食堂

「そりゃあ、観光客行かないよ!」ってね。手前味噌な感じアリアリですが、紹介します。

長崎大学の学生御用達の生協食堂。贅沢なことに、500円以下でちゃんぽんを食せます。

ちゃんぽんは2種類ありまして、

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1つが、食堂一階麺コーナーのちゃんぽん(402円)。具の方は作り置きされているもの(当日の午前中に調理?)。麺は勿論、オーダー入ってから茹でます。野菜たっぷりです。

麺コーナーは11:30〜15:00まで。(土曜日は10:30〜13:30)もし食べに行かれる方は、12時前後は混み合いますので、ご注意を。

個人的には、時間が経ってちゃんぽんの具がしんなりしている、14:30以降行くのが好き。まあ、売り切れてる時がたまにあるのですが。。。

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もう1つが、食堂二階のちゃんぽん(確か480円)。一階のちゃんぽんとは異なり、オーダー毎に中華鍋で調理したものが出てきます。こちらも美味。

こちらの営業時間は、11:30-13:30(土日祝休み)。一階と同じように、12時以降は混みます。(が、一階ほど混み合わないことがほとんど。)オーダーする際は、先にレジでお金を払い、整理券(みたいなカード)を貰ってから、注文します。

そして、ちゃんぽんを出している週が隔週らしく、ちゃんぽんを作っている週かどうか確認したい場合には、こちらの生協のサイトにある「今週、来週の弁当・食堂メニュー」に飛び、ページ一番下にある「○月○日〜○月○日の文教食堂メニュー」(PDF)をご覧ください。(PDFの「2階日替定食」の欄に長大ちゃんぽんの記載があれば、食べられる週となっています。)

手頃な価格である上に、美味しいちゃんぽん。機会があれば、お試しあれ。

☆店舗情報
・長崎大学生協食堂 文教食堂
  -住所: 長崎市文教町1-14
  -最寄り駅: 電停「長崎大学前」
  -営業時間(2017年7月現在):食堂1階8:00-19:30、食堂1階麺コーナー 10:30-15:00(土曜 10:30-13:00、日祝休み)、食堂2階11:30-13:00(土日祝休み)


以上、私見たっぷりな「ローカルちゃんぽん屋探索」のレポートでした。

また、市内のどこかで「ローカルなちゃんぽん屋」を見つけたら、その都度書きたいなぁ、と思います。

そして、プロレス好きな私としては、
「「ローカルなちゃんぽん屋」の「ローカル」の代わりに、(観光地にあるちゃんぽん屋として有名な江山楼や四海樓をメジャーと呼ぶのに対して、)インディー(notマイナー)と呼んでも良いよなぁ、ふふふ。」
なーんて、一人で考えてる。

(トップの写真は、宝来軒別館のちゃんぽんとその他の料理諸々。市中心部からは離れていますが、原爆資料館近くにあり、観光客が多く訪れるお店です。)

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