見出し画像

キャリアを拡げるために、夫婦で育休延長してる話

こんにちは!
新卒で大手人材会社に入社して11年目の中間管理職の傍ら、パラレルでキャリアコンサルタントしています。
現在、第二子の育休を延長して2年間の夫婦育休を過ごています。
夫婦育休はちらほら聞くようになってきましたが、夫婦そろって長期の育休はまだ珍しい部類かと思います。


そんなに長く休んだら、キャリアがダメになるんじゃないの?

結論から言うとそんな事はない!
ここでは、
キャリア=会社での地位

ではなく、
もっと大きい意味での
自分の人生においての働くことに関する全て 
という捉え方をしています。

夫婦で育休延長したことは人生最良の選択、かつターニングになりつつあると感じています。

育休取得に悩む、罪悪感を感じてしまうパパママに届けば嬉しいです。

私も長期で育休を取ることに対しては色々悩みました。
社会の風潮や家族(じじばば)の意見、会社の上司や同僚のことなど、考えるとキリがないくらい。あとお金のことも。か。

そんなに休むのはズルいんじゃないか、会社に申し訳ない、働き続けられなくなるんじゃないかとか。
直接言われたんじゃなくても、悩みました。

でも「子育て」「キャリア」のような人生のコアな部分は、敢えて自分の本心に立ち返ってで考えて抜いて決めないと、結局周囲も自分も不幸にしてしまうという所に思い至りました。
自分の人生なんだから。

夫婦育休でキャリアが拡がる訳

・家事育児が夫/妻どちらでもできる(ワンオペも可)
 →復帰後夫婦フル・夫時短・妻時短・夫婦時短・長期出張・大きな仕事どのパターンも対応できるように
・大人一人の手を空けることが可能
 →育休期間中夫婦それぞれ実践ができる。私の場合は副業のキャリコンの展開や地域の活動など。夫も株や不動産、SNS運用、身体づくりなど色々。
・時間的余裕、心の余裕
・家族単位での活動ができる
 →例:海外滞在
・下の子成長して復帰後の突発呼び出しリスク減

海外に行った時の話↓

長期で育休を取ると、キャリアにとってマイナスどころか私たちにとってはむしろ逆でした。

会社で働いている期間は、会社の利益になること、貢献できることを常々考えていました(新卒から働いている今の会社のことも仕事も大好きなんです)。
おかげ様で早いタイミングで管理職にもなれました。毎日忙しく、保育園の送迎時間に綱渡りの日々でした。
今思うと、無意識に会社ありき制約ありきの考え方になっていた気がします。
「仕事だから仕方ない」という思考停止の元、家族や自分を蔑ろにしてしまうことも多々あり。
それに気づく余裕も、余力も時間もなかったな・・・

会社から少し距離のある状態の育休中の今は、自分自身や家族の人生トータルのキャリアを考えられるようになっています。
そうすると、「こんなこと好きだった」「こういう暮らしができたら最高」「ここは譲れない」といった自分達の核に潜ることができました。
子育てを経て価値観が変わった部分も見えてきました。
逆説的ですが「なぜ今の会社に所属し続けているのか」「復帰して何を成したいのか」ということも腹落ちするまで考えることができました。

この先どういうキャリアパスを歩んでいくのか?
幸いにも私たちの場合は夫婦でやりたきことが重なる部分も多く、そこをカタチにしていくフェーズに進めています。


0歳4月で復帰するのが当然と思っていた、
そして、本当は育休を延長したいけど躊躇していた1年前。
育休を取れるのは先人たちの苦労のおかげだということにも気づきました。

私たちの親世代が子どもが生まれたら
女性はキャリアを諦めなきゃいけない
男性は子どもの寝顔しか見られない

そんな時代だったとしたら、

「来た時よりも美しく」
私たちの子ども世代が大人になる時にはもっと幸せなキャリアを生きられるような世界になっていて欲しい。
そんな気持ちも込めて、まだ珍しい夫婦揃って2年の育休の日々過ごしています。

育休はのこり4ヶ月。
悔いなく、楽しく過ごしたいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?