多様化への態度

なんとなく考え事をしていたら思いついたので書く。ゆるく読んでほしい。

-トランプやホリエモンの態度の背景にあるのは何か

アメリカ大統領のトランプやホリエモンの発言は時に炎上騒ぎになる。トランプは白人至上主義、ホリエモンは時代についていけない精神的老害たちを切りまくるスタイルだが、彼らがなぜあのような態度をとるのかを考えた。

理由はいくつかあるだろう。現代において注目を集めることは利益が多い。注目を集めることも1つの狙いだろうが、この文章ではそれについては触れない。

-実は合理的なやり方?

私はあの態度が現代で筋の通った意見を述べるための最も合理的なやり方なのではないかと思う。彼らは比較的過激な言葉や態度で意見を表明し、反対派から反感を買う。これはどんな意見を言おうとも反感を買わざるを得ない、という態度の裏返しから起きているのではないだろうか。

-多様化の罠

昨今の多様化によって世の中には様々な人がいることが分かってきた。今あなたが当たり前に思っていることを当たり前に思えない人が世の中にはたくさんいるということだ。つまり、どんなに筋が通っている”と思える”意見でも、それはある人にとっては筋違いなのである。そしてそのような状態から擦り合わせるようなプロセスを踏もうとしたところでほとんど分かり合えない。多様化とは一見いいこともあるが、このようなこじらせた面も併せ持つのだ。

つまり、多少乱暴ではあるが、そもそも分かり合えない人たちと分かりあう気はない、という態度がたびたび起こる炎上騒ぎへと発展するのだ。多様化した世界では炎上すらも受け入れなければならず、より一層器の広さが求められる世界へと足を踏み入れたのだなと感じた。

#多様化

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