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試合結果 オリックスバファローズ 5/4/24 対北海道日本ハムファイターズ


スコアテーブル

対ファイターズ 4勝3敗

●加藤貴(1勝4敗)、矢澤、齋藤友ー伏見 
F 000 010 000 1
B 102 000 00x 3
○エスピノーザ(4勝)、宇田川、小木田、Sマチャド(1勝1S)ー森

この試合は

 今一番難攻不落、「笑顔のラスボス」ともいえるエスピノーザ。全く打てないわけでも、押さえ込まれて手も足も出ないわけでもない。なのに点は取られない。何せ得点圏での被打率が.000。タイムリーを打たれてないのだ。
 もちろんこの日も、ランナーは出るわ出るわでいつもピンチなんだけど、点は入らない。おそらく相手はなんとかなりそうなんだけどなぁ・・・と思っているうちに試合が進んでいくのだと思う。
 平野が怪我のあとは抑えはマチャド。「八回も九回も自分の中では変わらない」(ヒーローインタビューでの本人談)というだけあってしっかり抑え来てくれた。
あとは九回のプレッシャーを受け続けたときの意識外の疲労だけだろう。
 新しい方程式が組み上がりつつある投手陣。思えばこの3連覇中も固定された勝ちパターンなどなかった。次々現れる新戦力に支えられる5月反攻に期待しかない。

陰の Player of the Game

福田周平(に前日苦言を呈した中嶋監督とそれにお構いなく前に向かう福田周平)
 前日ライナーバックの基本が出来ずダブルプレーになった福田の走塁に苦言を呈した中嶋監督。監督にしては個人を名指ししてプレーをどうこう言うのは珍しい。おそらく「福田なら言っても大丈夫」を分かった上でチーム全体、とくにベテラン組といわれるメンバーに発破をかけたのだと思う。
 怪我で離脱するもの、プレーで精彩を欠くもの。元々若いチームではあるが気がつけば30歳以上のベンチ入りメンバーはほとんどいない。これで勝ってれば問題ないが、やはりチームは負けが増え始めた。
 「おいおまえらもうちょっと頑張って、チームを助けてくれ。まだまだベテランの助けが必要なんだ」ということを「福田への苦言」で伝えたのだと思う。
 それにさっそく応えた福田は初回四球で出ると、宗のセンター前ヒットで一気に三塁へ。西川の内野ゴロでホームに帰ってくるまで、前に10後ろに0くらいの意識でぐいぐい走った福田の気持ち。
 あいつ全然言うこときいてないわ、と中嶋監督が言ってたら私の妄想が過ぎたことになるが🤣適切な選手に適切な苦言。見事な指揮官である。

パテレ名場面


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