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マスクド・アナライズのマガジン

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記事一覧

書評「実践 生成AIの教科書」は企業と組織における生成AIの指針でした

書評「実践 生成AIの教科書」は企業と組織における生成AIの指針でした

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2023年から続く生成AI・ChatGPTブームにおいて、多くの本が出版されました。2024年になっても新刊が続いており、4月10日時点でタイトルに「ChatGPT」「生成AI」を含む本は196冊発売されました(筆者調べ)。しかし、本の多くはプロンプトと呼ばれる命令文と実行結果や、個人的な業務における利用事例の紹介に留まります。企業や組織における生成AIについて言及した本は僅かです。既に

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書評"システム開発のセオリー4部作"はエンジニアの基礎が詰まっている

書評"システム開発のセオリー4部作"はエンジニアの基礎が詰まっている

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「システム開発」という大きすぎる主語一般的なイメージだが「IT業界=システム開発」という、漠然とした印象を持たれがちである。
もちろんIT業界で働く立場なら、もっと細かい分類があると理解しているが、それほど「システム開発」という単語は広い意味を持っている。
これは「システムエンジニア」が和製英語であり業務内容は不明瞭になりやすいのに対して、外国では「Software Developer」

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2023年のChatGPT本100冊以上ある説

2023年のChatGPT本100冊以上ある説

2023年に話題となったものと言えば、「ChatGPT」です。
IT業界のみならず、日経トレンディによるヒット商品番付の横綱となり、流行語大賞にもノミネートされました(大賞は野球好きおじさんが選ぶ「ARE」でしたが)。
これだけ人気があるChatGPTを不況にあえぐ出版社が見逃すわけもなく、2023年5月を皮切りに大量のChatGPT関連本が発売されました。
書店で専門コーナーが作られており、今年

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2023年のIT業界人向けオススメ本10選

2023年のIT業界人向けオススメ本10選

2023年に発売された本から、IT業界で働く人が読むと楽しめる本を10冊選びました。
選考基準はこんな感じです。

・2023年に私が読んだ218冊の本から選びました。
・タイトルに「ChatGPT」「生成AI」を含む本は今年だけで123冊発売しており、多すぎるので選考対象外です。
・幅広い読者にオススメすることを想定して、技術書は含まれません。
・Amazonアフィリエイトリンクはありません。

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【メキシコ旅行レポート】プロレス(ルチャ・リブレ) CMLL90周年大会&初心者向け観戦ガイド編

【メキシコ旅行レポート】プロレス(ルチャ・リブレ) CMLL90周年大会&初心者向け観戦ガイド編

2023年9月16日と17日にメキシコのプロレス(ルチャ・リブレ)を観戦しました。特に16日はCMLL(メキシコ最大のプロレス団体)における90周年大会であり、大変な盛り上がりでした。

本記事では90周年記念大会の模様と、これからメキシコでプロレス観戦をしたい人向けの観戦ガイドをまとめました。

メキシコへの移動

パスポートの準備や航空券の予約など一般的な話はスルーしますが、伝えたい事は2点で

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【2023年最新版】メキシコ旅行レポート

【2023年最新版】メキシコ旅行レポート

メキシコ旅行に行ってきた。そこで感じたのは「ネット情報と違うことが多すぎる!」だった。事前にネットで入念に調べたものの、実際に行ってみると全然違うのだ。国内旅行でも怪しい観光情報があるわけで、ましてや海外で人気が微妙なメキシコとなれば、なおのことである。

というわけで、事前に調べたネット情報と現地の違いについてまとめてみる。なお、本情報は2023年2023年9月14〜18日において、メキシコシテ

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書籍「成功するコミュニティの作り方」でわかるコミュニティの"現在"

書籍「成功するコミュニティの作り方」でわかるコミュニティの"現在"

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IT業界における「コミュニティ」の重要性

IT業界において「コミュニティ」は様々な意味合いがある。
特定の技術や製品に関わる人が集まるだけでなく、有志による発表、事例の共有、あるいは転職のきっかけにつながることもある。
さらにコミュニティのためにボランティアとして活動する人や、遠方から参加する人もいる。
企業の立場で見れば、利用するエンジニアやユーザーの意見を取り込んだり、宣伝やマーケ

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書籍「サイバーセキュリティ戦記」はNTTによる安心と信頼のインターネットだった

書籍「サイバーセキュリティ戦記」はNTTによる安心と信頼のインターネットだった

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「サイバーセキュリティ戦記」はこうして生まれた

本書は二部構成になっており、前半がNTTグループのサイバーセキュリティにおける取り組みについて、後半が同グループで活躍する10名のセキュリティ研究者達へのインタビューとなっている。
サイバーセキュリティという安全対策の性質上、手の内を公開することは攻撃者に対しても情報を与えることにもなる。
それでも自社の取り組みを共有知とすることで、社会

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Kaggle世界大会入賞者に学ぶデータ分析によるリスキリングとは?

Kaggle世界大会入賞者に学ぶデータ分析によるリスキリングとは?

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AIは当たり前の時代になっている!?

数年前から続くAI(人工知能)ブームですが、その勢いは衰えるどころかとどまることを知りません。今や新たなAIとして「ChatGPT」も話題になっているほどです。AIがさらに進化して、社会や生活に浸透するのは避けられないでしょう。

AIのさらなる進化と業務への活用

ChatGPTのようなAIが進化することで、これまでは専門家でなければ難しかったこ

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「デジタル×アナログ」のマーケティングを仕掛けるフュージョンに迫る!

「デジタル×アナログ」のマーケティングを仕掛けるフュージョンに迫る!

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いまや物心ついたときからスマホが当たり前のZ世代が登場し、ChatGPTのようなAIが話題の中心となっています。もはやSNSで商品の評価を調べたり、AIがお薦めする動画を視聴するのは生活の一部になりました。これはマーケティングの世界でも同様で、いまやSNSや動画サイトによるデジタルマーケティングばかりです。しかし、そんな時代に「マーケティングに、体温を。」を掲げて、アナログの代表である

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2022年版:IT業界で働く人が楽しめる本10選

2022年版:IT業界で働く人が楽しめる本10選

IT業界で働く皆様、本を読んでいますか?ブログ記事を「あとで読む」のまま放置してませんか?Twitterで流れてきた意識高そうなスライドに「いいね」して忘れてませんか?YouTubeの閲覧履歴がVtuberばかりになってませんか?
そこで年末年始の休暇に向けて、本を読んで見聞を広めてはいかがでしょう。とはいえ、どんな本を読めば良いのかわかない方も多いでしょう。そこで本記事では、「2022年のIT業

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高級オフィスチェアのショールームWORKAHOLICが凄かった

高級オフィスチェアのショールームWORKAHOLICが凄かった

テレワークにオフィスチェアは必需品

テレワークも普及する中で自宅で仕事をする時間が長くなると、色々と問題も出てくる。特に仕事環境は作業効率に直結してくる。IT業界で働く我々はPC、ディスプレイ、キーボード、マウスなどにこだわり人も多いが、意外とオフィスチェアは普通という人もいる。しかし長時間座って仕事をする上で、オフィスチェアは心身の負担に影響するデバイスであり、デジタル機器と同じくらいこだわり

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書籍「BERT入門」で"改めて学ぶ"自然言語処理

書籍「BERT入門」で"改めて学ぶ"自然言語処理

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そもそも「BERT」とは?2022年8月においてもAIは進化を続けており、SNSではAIが特定の単語や文章によって、それらしい絵を描く技術が話題になっている。そのような状況で今回紹介する「BERT」は2018年に発表されており、既に後継となる技術も登場する中で「古い」と感じる方もいるだろう。しかし、現在の技術はBERTを基礎としており、BERTを学ぶことで現在の自然言語処理を理解すること

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書籍「データ×AI人材キャリア大全」紹介

書籍「データ×AI人材キャリア大全」紹介

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データサイエンティストのキャリアとは?データサイエンティストに求められる技術においては様々な書籍で紹介されてきた。しかし、仕事の進め方などにおけるプロジェクトマネジメントや働き方などのキャリアについてはSNSなどで意見が出るに過ぎない。そこで本書はデータ✕AI人材(データ分析やAI開発など先進的な業務に携わる人)において、サブタイトルにもある「職種・業務別に見る必要なスキルとキャリア設計

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