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Kaggle世界大会入賞者に学ぶデータ分析によるリスキリングとは?

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AIは当たり前の時代になっている!?

数年前から続くAI(人工知能)ブームですが、その勢いは衰えるどころかとどまることを知りません。今や新たなAIとして「ChatGPT」も話題になっているほどです。AIがさらに進化して、社会や生活に浸透するのは避けられないでしょう。

AIのさらなる進化と業務への活用

ChatGPTのようなAIが進化することで、これまでは専門家でなければ難しかったことも、容易に扱えるようになります。例えばデータ分析を行いたくとも、かつては複雑なプログラミングに加えて、数学や統計の理解も求められました。しかしChatGPTのようなAIのおかげで、プログラミングなどをAIが支援してくれます。これまでデータ分析のスキルを習得するのは大変でしたが、AIが補助してくれるのでエンジニアやデータサイエンティスト以外の人でも、より身近にデータ分析を行えます。これまで人間が行っていたデータ分析がAIに置き換わるのではなく、これまでデータ分析が出来なかった人でもAIの支援によって分析できるようになります。

データ分析は"Kaggle"で強くなる

ではデータ分析のスキルを身につけるには、どんな方法があるでしょうか。ここで「Kaggle(カグル)」をオススメします。Kaggleとはデータ分析においてコンペティション形式で精度を競います。企業や組織が提供するデータを元に、世界中のデータ分析者と競い合うことで、データ分析スキルを磨いたり、新たなスキルを手に入れることができます。

ではKaggleに取り組むことで、どんなメリットがあるのでしょうか?ここで3つ紹介していきます。

1.データ分析の基礎が身につく
Kaggle は、データ分析の基礎を学ぶのに最適です。幅広いコンペティションがあり、初心者向けもたくさんあります。コンペティションに参加することで、データの収集と整理方法、さまざまなデータ分析手法の使用方法、データの視覚化といった基本的なスキルを学ぶことができるのです。

2.実務で役立つデータ分析のノウハウ
Kaggle は、実務において役に立つデータ分析スキルを習得することができます。実際のデータ分析において「モデル」と呼ばれるパターン・傾向を学習しながら、未知のデータに対して予測する仕組みを構築します。ここで最適な分析手法の選択や精度向上といった、実践的なスキルを習得できます。

3.データ分析者同士のコミュニティ
Kaggle は、世界中のデータ分析者とつながる場所です。コンペティションに参加することで、多くのデータ分析者と出会い、彼ら彼女らから学ぶことができます。また、Kaggleには、質問をしたり、助けを求めたりできるフォーラムやチャットルームがあります。わからないことを有識者に相談しながら、スキルアップできます。

書籍「Kaggleで磨く 機械学習の実践力」の著者である諸橋政幸氏は、会社での部署異動がきっかけでデータ分析を始めたものの、最初はまったくの初心者でした。それでもKaggleを通して様々なデータに触れながら、技術を習得していきます。さらに自身の業務でお客様の要望に応えていくうちに、データ分析の面白さに惹かれるようになりました。こうして何日も悩み苦闘しながらも、難易度の高い問題に挑戦し、参加者たちと競い合うようになっています。このようにデータ分析とKaggleに熱中する中で、世界トップクラスのデータサイエンティストという証明である「Kaggle Master」を獲得するほどです。さらに世界大会にも参加して、3位という実績も修めました。こちらの記事に詳しい経緯が紹介されております。

リスキリングの重要性

「リスキリング」という言葉をご存知でしょうか。リスキリングとは、現在習得しているスキルとは異なった新たなスキルや知識を習得することです。昨今におけるAIの進化に代表されるように、技術の進歩やビジネス環境が変化する中で、従来の知見だけでは太刀打ちできません。そこで会社としても研修やトレーニングを通して従業員による新たなスキルや知識を習得を支援しながら、競争力の維持を目指しているのです。

リスキリングの例としては、プログラミングなどデジタルスキル、プレゼンテーションやリーダーシップなどコミュニケーションスキル、英語や中国語などの語学スキルが挙げられます。こうしたリスキリングは、個人と会社の双方において重要な要素です。

そしてデータ分析もリスキリングにおいて課題となっている技能です。データ分析は様々な職種や業務で使われるようになっているからです。例えば、下記のような場面で役立ちます。

意思決定の改善:データに基づいた意思決定により成果の向上やコスト削減などに役立ちます。

問題の特定と解決:業務における課題から問題を特定し、解決策を見つけ出します。

新たな発見:データの中に隠れている新しい知見を発見できます。売上増や顧客満足度の向上などにつながるでしょう。

リスクの軽減:隠れてたリスク要因を特定し、対策につなげられます。事前に失敗や損失を防ぎます。

上記のように、データ分析は業務において有効なスキルであり、データ分析はKaggleによって習得できます。そしてデータ分析はプログラミング初心者からでも始められますし、年齢や性別などを問わず実力を身に着けることができます。新たな挑戦として、データ分析に取り組んでみるのはいかがでしょうか。

また、Kaggleに挑戦することでプログラミングやデータ分析以外にも、順序立てて考える思考力や課題解決に向けたプロセスを組み立てる能力などが身につきます。そしてこれらの能力は幅広い職務で活用できるものです。「Kaggleで磨く 機械学習の実践力」の著者である諸橋氏のインタビュー動画においてKaggleで身につく能力に加えて、趣味としてのデータ分析における面白さなどを語っています。

そして新たな挑戦へ

4月に年度が変わって新たな仕事に取り組むようになったり、新入社員が入社して先輩や上司になったりと、様々な変化があったと思います。そんな変化から一段落したら、心機一転でデータ分析とリスキリングに挑戦してはいかがでしょうか。
未経験からOKですし、プログラミングの経験があればよりスムーズに成果を出せるでしょう。データ分析に興味がある人は、「Kaggleで磨く 機械学習の実践力」をオススメします!

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