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本当に強い人って、最も自分の深い所を見にいける人

「いいかい、怖かったら怖いほど、逆にそこに飛び込むんだ。」
——— 岡本太郎

弱い人

弱い人は本当の自分と向き合うのが怖い

ある2日間に及ぶセルフコーチングプログラムに参加したときのこと。

100人以上が参加し、大きな貸し会議室で張り詰めた緊張感が漂う中、あるワークを受けた後、みんなの前で学びをシェアする時間がありました。

1人20代の男性が前に出て、涙を流しながらこう語りました。

「小さい時にいじめを受けていました。でも嫌われたくなかったから、いじめだと認識せずにみんなの前でヘラヘラ笑ってました。でも本当は苦しかった。いじめられてるということを認めたくなかった。無意識で自分を守っていたんだと思います。今はもう自分を愛せます。」

私は泣きました。

彼はその場にいる人大勢の人の心を掴みました。

多くの人は誰でも無自覚に葛藤を抱えているもの。

それでもコーチングが怖くて、変に毛嫌いしたり、受けたくないという人が稀にいます。なぜかというと、自分の弱い部分やダメな部分に向き合うのが怖いからです。

怖いからいつまで経っても、冷たくて暗い「無意識の海」へダイブすることができずにいます。

何も変わらない景色を見ながら、悶々とした日々を過ごすのです。

本当に強い人

本当に強い人は価値観の根源と向き合う

本当に強い人(行動できる人、自分を変革できる人)は、自分が無自覚にもつ価値観や思い込み(メンタルモデル)を変えることができます。

変えるためには、まず自分がどんな価値観を持っているのか?なぜそうなのか?を自覚する必要があります。

人の価値観には、その価値観が生まれたきっかけとなる経験が存在し、その多くは14歳までに身につけると言われています。(諸説あり)

きっかけとなる経験というのは、例えばいじめや悪口などの「痛みや負の感情を伴う原体験」「学校や親の偏った教育」「これまで読んできた本」そして最近だと「インフルエンサーの言動」などもじわじわ価値観に影響を与えるでしょう。

自分を深く知る。葛藤を自覚する。本当の自分と向き合い続ける。

するとだんだん自分が恐れていたものが分かる時が来るでしょう。

そうなったらあとは手放すだけ。

ダイバーになった気分で、ぜひ潜ってみてください。
探求してみてください。

恋愛に葛藤を抱えて自信がなかった20代

私は20代後半ぐらいまで、まともに彼女ができたことがありませんでした。

というのも「彼女をつくる」という行為から無意識で逃げていた、目を背けていたからです。

  • 好きな人に自分の気持ちをうまく伝えれない

  • 仲良くなれるが、友達止まり

  • 恋愛に対して自信がない

そんな自分を変えたくて、なぜ自信がないのか過去の恋愛遍歴や原体験を書き出したことがあります。

いろんな理由があるのですが、大きくは高1の時に好きだった子に告白しフラれた時から、無意識で恋愛に対する興味を失ってしまったことでした。

そこから自分と向き合い続けたことで、今では完全に葛藤を手放すことができました。まるで重い足枷を外すかのようなイメージです。


具体的なアクション

  1.  プロコーチのセッションを受ける

  2.  コーチングプログラムや研修に参加する

  3.  恐れや不安を感じることを書き出してみる

  4.  価値観の源泉を思い出せる限りノートに書き出す

  5.  葛藤を乗り越えたことがある人に相談する

  6.  海外に住んで、全く異なる価値観の人たちと触れ合う

  7.  ヒプノセラピーを試してみる

図解を要約するなら

勇気を持って、本来の自分に向き合おう。


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