PioSOLVER, Python:全flopの一覧の作成

・flopは全部で 52C3 = 22100 個存在する。
・AsKcQd と AsKdQc みたいな実質同じものをまとめると、1755種類にまで減ります。【注1】

この1755種類の一覧を作成したい場合、PioViwer.exe の generate script から、generate random 22100 flops を実行するのが便利です。


折角なので、A-highだけ、pair boardだけなどの条件をつけて抽出できるように、pythonで加工してみます。【注2】

先ほど生成したflopの一覧を、今回は D:/1755_flops.txt に保存しています。


pythonで、エクセルのような表形式のデータを扱う場合には、DataFrameという型を用いるのが一般的です。

ハイカードの情報やスートの情報などを表す列も適当に作ります。

適当な条件下でflopを抽出できるようになりました。

あとはcsv 形式で書き出しておいて、エクセル等から操作するのもよいでしょう。

df.to_csv('D:/1755_flops.csv')


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【注1】
・XsXdXc:13種
・XsXdYc:156種
・XsXdYs:156種
・XsYdZc:286種
・XsYsZc, XsYcZs, XcYsZs:286 × 3 = 858種
・XsYsZs:286種

【注2】
・pythonの環境構築は、例えば anaconda(https://www.anaconda.com/)のインストーラーをDLしてポチポチクリックするなどの方法があります。世の中に解説が飽和していると思うので省略。

・プログラミングという行いは、数十年前と比べて劇的に易しくなったと言われています。いろいろなことがシンプルに記述できるよう、プログラム言語そのものが発展しているからですね。基礎を叩き込んだり、論理的な思考を十分に突き詰めなくとも、先人の用意した枠組みを利用することで、初心者でも短時間でいい感じのアウトプットが出せるようになっています。pokerに関係なく、学ぶことで活かせる場面は多いので、初学者の方もよければ学んでみてください。写経しながら少しだけコードを書き換えたりして試行錯誤しているだけでも結構上達すると思います。

・今回やった程度のことであれば、例えばエクセル内で完結させることもできます。

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