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高松宮記念2024を語りたい

こんばんは!競馬の時間だああああ!!!


ファルコンステークス2024とフラワーカップ2024の振り返り

ファルコンステークスは本命のアンクルクロスが16番人気6着と大健闘!
1番人気でも絶対外せないと思っていたソンシがギリギリ3着と
少し難しいレースでした。
エイムフォーエースは大一番に出走できたものの奮わなかったですね。
次走、地方に戦場を戻すのか、中央の道を追うのか。
どこで使っていくのかはかなり気になります!

フラワーカップは大外しでした!
唯一外した人気馬のミアネーロが上積みを見せて1着、
重い印を打った馬は全く来ませんでした。
まぁここまでが上手く行き過ぎただけで
成長の真っ只中にある3歳馬のレースではよくあることですね!


高松宮記念2024

概要

このレースは中京芝1200mのG1レースです。
ここ数年は4歳以上オープンのスプリントだけあって
かなり荒れているレースになります。

個人的には2022年は三連複5250.8倍(◎○逆なら三連単27845.6倍…)
2023年は三連単6682.8倍2年連続で高配当を的中させていることもあり、
3年連続で取れたら物凄いことだなと思って既に緊張感が走ってます。
もちろん激荒れ狙いで買い続ける私のスタイルとたまたま合っただけなので
自信があるとかではないです……!
それに今年は去年ほどの荒れ度は無いと見ています。
そのあたりも以降で触れて行ければと思います。


全頭コメント

せっかく自分がよく調べているスプリント戦線の最高峰レースなので
今回はすべての馬にコメントをつけていきます!
外国から参戦するビクターザウィナーは手持ちのデータベースにはデータが無いので付け焼刃でいきます、すみません!
あと余談ですが除外対象だったアサカラキングがもし出走できたなら
本命にしても良いと思っていたので残念……!

1枠1番ビッグシーザー

鞍上に吉田隼人騎手を迎え参戦。
逃げ馬で最内を取れたのはプラスではあるものの、
隣に同じく逃げ馬のマッドクールがいて、
その鞍上には前走までビッグシーザーに乗っていた
坂井瑠星騎手がいます。
出脚での勝負はマッドクールに分があるかも知れません。
もっと言うと、モズメイメイやテイエムスパーダ、
ウインカーネリアンあたりはもっと無理してでも前に出たいと思うので
1枠両頭で消耗し合う展開はお互いに望まないところだと予想します。
ハイペースが得意な馬なので、行かせて中団から勝負でも勝機ありです!
全般的に言えることですが、
内枠だけで決着するかどうかがこのレースが荒れるかどうかを左右する
と言っても過言では無い気がしています。

1枠2番マッドクール

こちらも逃げ馬で1枠に滑り込んだマッドクール。
前走は香港スプリントで2番人気に推されるも8着。
前々走スプリンターズステークス2着の実績があり、
その時と同じく坂井瑠星騎手とのコンビで挑みます。
唯一の気がかりは前走海外から来る状態面の不安ですが、
池添調教師のコメントを見るに体重20kg以上増はあるものの
状態は良く、道悪も苦にしないため手応えはありそうな雰囲気。
もう一つ、人気馬になりそうなので評価を下げる要素があるとすれば
中京を多く走っているが、負けるのも中京が多い点ですかね。
当たり前だろという話ですが、
中京競馬場でのデータにムラが出ているのは事実なので
無理やり荒れる要素に結びつけるならここかも知れません。
当時伏兵だった強い逃げ馬ジャスパークローネがいたことも影響してか、
同条件CBC賞では単勝1.8倍を背負って凡走していて、
今回出走するテイエムスパーダと共倒れする形になりました。
高松宮記念で同じことが起こることが無いとは言い切れないと考えます。

2枠3番ナムラクレア

現在1番人気予想のナムラクレアがこの枠に。
人気馬の多くが内枠に収まっていますね。
ナムラクレアはご存じ抜群の安定感を誇る馬で
ポジションを問わず戦えるのが魅力です。
馬券で言うと外しづらい一頭ですが、
1番人気で軸にするのは荒れやすいこのレースでは少しもったいない印象。
今回この枠ですが他が先行馬だらけということもあり
イメージとしてはスプリンターズステークスのような
内枠からの中団確保ができればベターでしょう。
鞍上はずっと浜中俊騎手なので、
このあたりの乗り方のミスで凡走する可能性は低いと思っています。
ありそうなのは内と外それぞれが前々の競馬を求めていく中で
中団より後ろに位置どったまま最終コーナーを抜け終わるまで動けず
最終直線で伸びてくるも届かないという負け方ですね。
昨年の高松宮記念では軸にして2着だったのも当然記憶にあるので
少し悩みますが、好調の馬とのオッズ差がどれくらいあるかですね。

2枠4番モズメイメイ

ロケットスタートで葵ステークスを制した馬として有名ですが、
その後はなかなか奮わず。
かなり葵ステークス以降伸び悩んでいる馬だと思います。
極端に下位人気なら考えますが中位人気くらいだと結構厳しいか。
プラス要素は、今年最初のG1レースである
フェブラリーステークスを制した藤岡佑介騎手が騎乗することですかね。
いくら絶好調の騎手といえど、ロケットスタートが決まったとしても
このメンバー相手にモズメイメイを残し切るのは至難の業に思えます。

3枠5番トウシンマカオ

京阪杯、オーシャンステークスとG3連勝中の昇り馬
鞍上には初騎乗となるルメール騎手を迎えての一戦です。
当然人気するでしょうが、
去年の高松宮記念での惨敗が頭に残っている人からは不安視されそう。
去年の高松宮記念は不良馬場だったはずなので、
今年どこまで馬場状態が悪くなるかによってオッズが動きそうです。
また、中京競馬場は上記含め3走していますがすべて4着以下
高松宮記念以外の2走は好走して敗れたパターンではありますが、
中京競馬場で勝てないというジンクスが人気下げに繋がるかも知れません。
個人的にはキーンランドカップの重馬場で好走していることから
悪天候でオッズに旨味が出るなら重い印もあり得る一頭と評価しています。

3枠6番ルガル

前走シルクロードステークスでアグリに0.5秒差をつける圧勝。
鞍上はここまで1着1回2着1回と
G3で結果を出し続けている西村淳也騎手です。
好きなジョッキーということもあり獲って欲しい気持ちはあります。
モズメイメイに葵ステークスで敗れてからまだ一年と経っていませんが、
キャリアには大きな差が出来たなぁと思うと複雑な感情にさせられますね。
中京競馬場は初めてではないですがダートしか走ったことが無いため、
最終直線の坂で失速が無いかどうかは注目ポイントになりそうです。
上位人気になりそうなので最後失速する方に賭けるのもアリかも。

4枠7番テイエムスパーダ

なんとしても先頭を取りきり、
14番人気で逃げ切ったセントウルステークスの再現を狙う伏兵。
基本的には最終直線で少し離した先頭という形以外では
勝ち筋が無いと思っているので、
力のある1枠両頭やスタートが決まった場合のモズメイメイ、
外から来るウインカーネリアンあたりとの
ハナ争いに勝つのがまず絶対条件と言って良いでしょう。
上記のセントウルステークスで度肝を抜いた富田暁騎手
今回もう一度大穴を開けるか期待です。

4枠8番ソーダズリング

元々はオークスを走っていたように中距離路線から少しずつ距離を縮め、
前走1400mの京都牝馬ステークスでナムラクレアを降した馬。
当然1200mには初出走となります。
鞍上は変わらず武豊騎手になります。
この馬は1番人気のナムラクレアに直近で勝っていることもあり
どれくらい人気するのか注目の一頭だと思います。
中京競馬場には初出走となりますし、
距離短縮で1200mに挑戦する馬としては珍しく
積極的に先行するタイプでもないためかなり未知数です。
ポジションを問わないという意味では意外に外しづらい馬な気もします。

5枠9番シャンパンカラー

NHKマイルカップの勝ち馬で、
前走はダートG1であるフェブラリーステークスに出走。
NHKマイルカップでの強さは非の打ち所がなかっただけに、
下位人気であれば買ってみたくなる一頭。
初の1200m、初中京競馬場、前走ダート、
前走8ヶ月ぶりからの叩き2戦目、初騎乗の吉田豊騎手……と
変わり身を見せる可能性がある要素だらけで穴党としては注目です。
とはいえよほどオッズがつかないとこの馬を軸にするのは怖いですね。

5枠10番ビクターザウィナー

前走香港G1のセンテナリースプリント勝ち馬
そこで初騎乗で初重賞勝利へ導いたリョン騎手と共に参戦です。
海外馬ということもあり騎手含め情報が少ないため、
本番までのレースでリョン騎手がどれくらい乗れているかも
確認しておきたいところですね。
海外馬の参戦時によく言われる「日本の馬場が合うかどうか」ですが、
こればかりは走ってみないと何とも言えないですね……
悪い馬場になる可能性が高いため、特色と言われる高速馬場の要素が
少し薄まるのはこの馬にとってはプラスかも知れません。

6枠11番メイケイエール

このレースがラストラン、引退セレモニーまで決定している人気ある馬。
近走は奮わないもののラストランということもあり
特に単勝オッズは下がりそうです。
期待値の観点では当日連系オッズを確認した方が良いかと思います。
今になって思えばスプリンターズステークス1番人気14着からの
高松宮記念1番人気12着って相当な人気の集め方でしたよね。
たださすがに今回は上位でオッズを食い合う激戦ムードで
中位人気くらいに留まるように思えます。
中位人気くらいなら全然買えるレベルの力はあると思うので
ラストランだしと思って買い目に入れるのは良さそうです。
有名な話ですがこの馬は「勝つか馬券にならないかの二択」です。
キャリア19戦で7-0-0-12です。
ただし、4着も5着も複数回ありますし
全て大敗しているわけではない点は中位です。
もし買うんだとなれば頭固定で買うのも面白いと思います。
……とみんな考えていると思うので、
逆に2着3着で三連単の買い目に入れると配当が跳ね上がる可能性アリです。
当日確認してみて、紐に入れると意外に美味しいなら抑えたいですね。

6枠12番ロータスランド

2022年の高松宮記念で本命にした馬。(こっちが1着なら三連単だった……)
岩田親子がよく乗る馬だが今回は望来騎手ではなく康成騎手。
この馬は抜群の安定感があるので大好きなのですが、
今年は好調の馬が多くかなり厳しい印象です。
とはいえ、馬場が悪くなればなるほど買いの馬なのは間違いないです。
昨年の高松宮記念2023を除けば
すべての稍重以上の道悪レースで連対しているという圧倒的な道悪適正
を持っています。それも相まってかなり不運だと思うのは、
ほとんどのレースが良馬場という特徴があります。
競馬場は選べても天気は選べないですからね……。
具体的には、昨年の高松宮記念以降5走すべて良馬場で走っています。
それでもなおスワンステークスでは11番人気3着
岩田康誠騎手が連れてきているので、
7歳馬でもキルロードのように馬券になる可能性は捨てきれません。
しかも昔は逃げ先行だったのに近走は追い込みに徹していて、
何が起こるかわからない、どこにいるかもわからないというのが
穴党にはかなりの魅力に映ります。

7枠13番ウインカーネリアン

海外含め25戦のキャリアがあるものの、
初1200m、初中京競馬場での参戦になります。
最近はずっと三浦皇成騎手が乗っており、
毎回ハナを主張してしぶとく粘りこむタイプです。
それこそ昔のロータスランドみたいな逃げ粘りの印象ですね。
競馬ファンとしては三浦皇成騎手悲願のG1勝利に期待がかかります。
モズメイメイやテイエムスパーダといった
何としても逃げたい馬がいるため、
ウインカーネリアンが外目からハナを主張するのか
番手追走を選ぶのかは一つ注目ポイントです。
個人的には後ろからつついたり早め抜け出しで最終直線先頭でも
勝てる可能性があるくらいには力のある馬だと評価しています。

7枠14番ママコチャ

スプリンターズステークスの勝ち馬。
王道の先行抜け出しタイプの馬です。
予想を難しくさせるのはスプリンターズステークスを勝ったものの、
次走のG2レース阪神カップで5着と馬券外に敗れたところですよね。
とはいえ1200mでは1-1-0-0、中京1-1-1-0、左回り2-1-1-0と
高松宮記念の適正はかなり高く、巻き返したい気持ちは強いと思います。
展開的に内枠がどっと前に行くと思うので
ウインカーネリアンの後ろを追いかけて中団につけられるかどうか
というポジション取りになりそうです。
鞍上は今回も継続で川田将雅騎手。

7枠15番ディヴィーナ

ヴィクトリアマイルで15番人気4着になった馬。
そこからG3で連続2着、距離を1800mに伸ばして臨んだ
G2府中牝馬ステークスで勝ち、
2200mのG1エリザベス女王杯で7着となり、
今回1000mの短縮で高松宮記念に挑む。
1200mは初出走だが、中京競馬場4-2-0-1。
あのハイレベルだったヴィクトリアマイルで4着は評価でき、
スプリント適正が高い可能性を秘めている馬だと思っています。
追い方がエグいデムーロ騎手が継続騎乗なのも良く、
ナランフレグのような信じられない脚で飛んでくる可能性も!?

8番16番ウインマーベル

G2阪神カップではアグリやママコチャを降し勝利、
G3阪急杯も勝ち連勝中の昇り馬。
スプリンターズステークス6着馬でもあり
大外枠に入ってしまったことだけが不安材料の馬。
ようやく本格化という見方もできますし、
内枠に集まった馬が人気を分け合って人気がそこまで集まらなければ
かなり買い要素の強い馬だと思っています。

8枠17番マテンロウオリオン

2022年のNHKマイルカップ2着馬。
この馬もそれ以降は好走しても4着止まりでかなり伸び悩んでいる馬です。
騎手は横山典弘騎手に戻るので、典さんマジックが出るかどうか注目。
前走試しに1200mをとオーシャンステークスに出走していますが、
G3レベルではあるもののG1となるといきなり劇的な変化は厳しい印象。
ただ横山典弘騎手ではなく津村明秀騎手での出走だったため、
また違った乗り方をしてくる可能性はありそうです。
とは言っても大外なので不意をつく逃げなんかも難しいでしょうし、
時計感覚の良いと言われる典さんであれば
前傾ラップになることを見越して大胆な後ろポツン勝負をする気がします。
ディヴィーナも後ろ勝負だと思いますが、
どのくらい後ろに構えるかは注目ですね。

8枠18番シュバルツカイザー

ここ1年で1200mレースを9走した鬼のスプリンター。
カーバンクルステークスでは8番人気1着、
かつては12番人気で2着と1200mで大穴をあけた経験もあります。
いずれも大野拓弥騎手が大穴をあけていて、
今回も大野拓弥騎手が継続騎乗なのは穴党としてはプラスですね。
中団から知れっと上がってきて最終直線のスタミナ勝負が得意で、
今回大外ではあるものの最後はスタミナ勝負になる可能性も十分ある
内枠が前へ前へ行く展開だと思うのでオッズが美味しければ抑えたい。


高松宮記念 予想印

前日22時オッズをもとに予想を組んでいます!

前日22時オッズを見ての感想、すごくざっくり書くと

  • 内枠に人気馬が集まったと評していたが1枠2頭が意外に人気しない

  • G1スプリンターズステークス勝ち馬のママコチャが10倍つくのも意外

  • 穴候補だとロータスランドは過去実績もあり少し安い印象

  • シャンパンカラーやディヴィーナは一発狙いでも買いやすいオッズ

隊列としては、出脚の能力的にはこんな順番かなぁと思っています。
②④⑦⑬→①⑥⑨⑭⑯→③⑤⑩⑪⑱→⑧⑫⑮⑰
モズメイメイは藤岡佑介騎手のスタート次第で、
マッドクールは前走海外ではあるものの坂井瑠星騎手のスタートを信用、
テイエムスパーダは出脚つかなくても二の足使ってでも前行きそう。
ウインカーネリアンは先頭争い熾烈なら外枠もあり無理させなさそう。
④→②→⑦→⑬でスタートして、
ある程度集団から抜けてきた馬で争い始めたらテイエムスパーダが主張し
⑦→④→②→⑬になるかなぁというのが隊列の予想になります。

レースペースとしてはメンバー的にはかなりハイペース想定だが、
馬場が悪すぎて昨年のようにスタミナ勝負になると予想しています。
そうなると距離短縮で初の1200mに挑む
ウインカーネリアン、ディヴィーナ、シャンパンカラー、ソーダズリング、
あたりはプラスに見ても良いかも知れません。
経験がある組もナムラクレアは距離短縮で毎回好走してきたので
ソーダズリングとの逆転は十分ありそうです。

印としては、外せる馬が少なくなってきたので
思い切ってビクターザウィナーは切ります。
データが無い人気馬なので来たら仕方ないと割り切りやすいので!
あとはラストランのメイケイエールは予想通り
単勝オッズと連系のオッズがだいぶ乖離しているので要確認です。

◎ビッグシーザー
○ディヴィーナ
▲ウインカーネリアン
☆シャンパンカラー
☆ロータスランド
△マッドクール
△ナムラクレア
△ママコチャ
△トウシンマカオ
△ソーダズリング
△ルガル
△メイケイエール

三連複:◎-○▲-○▲☆△ 19点
三連単:◎⇔○▲→○▲△ 32点
合計51点

参考:オッズを考慮しない純勝率

①ルガル
②ナムラクレア
③トウシンマカオ
④ママコチャ
⑤マッドクール
⑥ビッグシーザー(◎)
⑦ソーダズリング

参考:オッズを考慮しない三着以内率

①ナムラクレア
②ルガル
③トウシンマカオ
④ママコチャ
⑤ビッグシーザー(◎)
⑥ウインカーネリアン(▲)
⑦ディヴィーナ(○)

参考:穴馬指数

①シャンパンカラー
②ディヴィーナ(○)
③ウインカーネリアン(▲)
④ロータスランド
⑤テイエムスパーダ


それでは週末の競馬も楽しみましょう!!!!

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