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2020年はこれしか作らんからな!!チラッ絶対だぞ!!チラッ

シェフの気まぐれヘッドレス


何故か、フランス料理のメニュー風の謳い文句

2020年3月26日製作開始〜7月30日完成。
スルーネック。63.5cmスケール。ストランドバーグシェイプ。

おや?マスくんがまた何かやり始めたようだ。(いつもの枕詞)

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ぐにゃぐにゃ定規は便利

中華ヘッドレスやっと届いた。
新型コロナ(SARS-CoV-2)の影響で1ヶ月くらい国際郵便が停止してた。
新品なのになんか汚いのはまぁデフォとして、物自体の耐久性や、トルクがキツくて付属ハンドルを使わないとチューニングができないって噂の真相やらを検証する。

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しかしこのハンドル、磁石でピタッと収納される場所があるとか知らなかった。機構自体はロマンあるのだが

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ピタッ!

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これでやっとヘッドレスが進むわ(色々書き込み中)

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ヘッドレス墨付け。てか墨付けとか刻みとかクラフト界隈ではなんて言うんだ?

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フレット書き。
スケールは635mmで0Fの幅は42.0mm、指板エンドの幅は57.15mm。
0Fのネック厚は21.43mmの予定。指板Rは254。大体PRSのパターンレギュラーに相当するかな?って感じ(最終的に指板Rは241になります)

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ロッド溝掘ってざっくりウィング材と指板も切り出す。成形。

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成形から整形へ。日本語難しいね

【成形】形をつくる
【整形】形をととのえる

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指板のアールつけ。これは整形

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254Rから241Rに変更

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ヘッドレスのヘッドピースに微妙に角度がついていて、しかも何度なのか数値が無い。
とりあえず75°で切ってみたけど、若干鈍角で、フリーハンドで微調整。
たぶん74か73°くらいで若干アールしてると思う。微調整はまた後で。

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そして、2ミリのプラ板からコントロールの裏蓋を成形。整形はまた後で。成形と整形。うーん日本語って難しい。

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コントロールキャビティも掘る

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裏蓋との兼ね合い。後でふたの落とし込み溝を掘る

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ウィング材貼り。指板が先かウィングが先かいつも迷う

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サイドポジションマーク入れ。まだ頭が出てる。接着剤硬化待ち。硬化後整えると綺麗になるよ

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クランプ!密です!

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サイドポジション整える。細かいのはまた後で

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ボディの平面だし

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勢いで面取りもしてしまった。

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裏蓋の落とし込みの墨付けと、ジャック位置決め

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ヒール粗加工。ネック幅もまだ未加工(てか指板も貼ってない)だからあんまり意味ないっていえば意味ない。

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ピックアップキャビティ掘り

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裏蓋落とし込み加工

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ジャックの取り付け場所を作る

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ところで、これの色決めてないんだけど何色がいい?

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YuTaKa @YTK_SS
@w12p 赤と黒!

gaq_choice @gaq_choice
@w12p シャチカラーにしよ!w


ネックの幅を大雑把に取る

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指板貼り。

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クランプ!密です!!

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エルボーコンター無いとこのシェイプはキツい気がしたので必要に駆られ。
実物のコンターの深さ(角度)は不明。
浅かった気もするし意外に深かった気もする。

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成形から徐々に整形にシフトしてる

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全国のヒール加工好きの皆様、お待たせしました。

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フレット打ち。

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ボディの端(大体17フレット)まできたら一旦ここで飛び出たフレットを整える。

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この段階で端を処理すると個人的に後で楽にローフレットの端の処理ができる

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フレット打ち経過

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フレット打ち終わりからの軽くエッジ処理

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とりあえずここまで

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さて、お待ちかねのジャズベとの比較!(比較対照おかしい)

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ネック成形。

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次からは全体のサンディングかな

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調整しつつ40番でサンディング

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400番までサンディング終了。
とりあえず赤黒カラーで行こうかと思う。
センター材はシースルー赤で、ウィング材は黒の塗り潰しでって感じ。

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赤の木地着色。これはこれでいい気もするが。

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ブラック入れる前のマスキング。脱脂は黒入れる直前で。

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黒入れた

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マスキング外した。

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もうしばらく乾燥させて、トップのクリアを塗る

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なんか湿度がかなり怪しい中クリア入れた。ゆず肌取るかは気分で。

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天気がアレで、停滞してるヘッドレス。先に電気系をやっちゃう

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導電塗装する

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アースを配線してピックアップを乗せる。あ、ロゴはここにあるよ

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配線

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ヘッドレス組み上がった!けどまだ完成じゃない。ネックの動きをみてからすり合わせから諸々まだやらないと。

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ヘッドレス6弦完成!わーい!635mmスケールでHFS載せたのに全然PRSの音がしない!(笑)ただのローも出るトレブリーなハムやこれ!

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Gets:Guys In Question @getstakano
最強の創造神

YuTaKa @YTK_SS
正直わーい!なテンションでこれを作り上げてしまってる彼
こんな事出来る彼は素晴らしいしもっと知られるべきなんよ。




今回のヘッドレスに使用したこの中華ヘッドレスシステム。
レビューというかインプレとしては、やっぱりノブを指だけではトルク不足で回せず。(指先での握力100kgあればイケるんじゃね?)付属のチューニングレンチ(写真2)があるものの耐久性に不安あり。
普段は汎用六角レンチを使うのがいいかも。
あと、この汚れというかホコリはバレル研磨のメディアだね


スペック
BODY アルダー(ウィング)
NECK ハードメイプル(スルーネック)
FINGERBOARD ハードメイプル, 24frets
RADIUS 241R
SCALE 635mm
NUT 0フレット
JOINT スルーネック
PARTS COLOR ブラック
CONTROLS 1Volume,1Tone
PICKUP PRS HFS TREBLE


とりあえず作るのは2020年はこの一本だけになりそう。
良い素材があればレストアやるかもだから、それを記事にします。


余談なんだけど、毎年8月8日はTR-808の日ってことで色々曲とか作ってきてるんだけど今年は時間がなくてfigureで曲作って参加したよっていう話(一日遅れで)。

figureのドラム音源にTR-BOBっていう808風の音色があって、それを今回使ってみたんだボブ。ツイッターで見てくれ(聴いてくれ)よなボブ。

https://twitter.com/w12p/status/1292147310286184453?s=20




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