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やりたいことに年齢制限はない。

こんにちは、日伊通訳マッシ(@massi3112

いつも思うのが、年齢とはただの数字だということ。
若かろうが年老いていようが、パーソナリティは自分の心だ。心が感じることが、自分を造っているとも言える。

勉強、仕事、趣味、願望など、やりたいことが山のようにある。人生が何回もあればいいのに、と思うときはたまにある。だけどこの世で生きる者たちに唯一、平等に決められていることが、それの邪魔をする。
だから、やりたいことがあればやるべきだ。それには、まずは動くこと。

僕がアパレルの仕事をいただいたとき、感じて考えて動いたことを書く。
いつもは、お客様として見ていた商品の、「はじまり」から見ることで、身近にある物に愛着が湧いた。
シャツ1枚を作るには、まずは何シーズンも先のことから考える。今は初秋だが既に来春以降の商品づくりだ。その時期に売れるであろう生地、そして流行。さらに、お客様から求められる定番のニーズ。それらを組み合わせながら、ブランドの強みも出していく。
打ち合わせを重ね考え抜いて、でも考え過ぎて動けなくなっても良くない。慎重さと大胆さが必要だ。
元々ものづくりが大好きな僕は、すぐに夢中になった。

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商品が完成したらそれで終了ではない。縫い目の荒さや、ボタンの素材ミスなど、様々な悪魔がいたずらをけしかけてくる。すぐに作り直してまたチェック。この工程は何度も続くこともある。
いよいよ販売となり、新たな悪魔。魅せ方である。
どうしたらお客様に、魅力的な商品と思ってもらえるか。お客様の目線や動線とブースの空間をうまく掛け合わせて、商品を置く。ただ置くだけではなく、お客様が手に取りやすく戻しやすい、尚且つ目を引くような配列であることが肝心だ。

こういったアパレル業界のものづくりの悪魔たちの虜になった。
今まで経験がなく、知識もない中での仕事だったが、不思議と不安はなかった。営業とはまた違う、販売というお客様との接し方は、僕を成長させた。
他職種の依頼も入っていたが、まずは勉強すること。他の依頼の下準備もしながら、アパレルの勉強もする。難しいと思われるかもしれないが、全ては、「僕がしたいから」。自分がしたいことだし、非常に興味あることだから、自分の責任で行動する。
できるかできないかを考えている暇はない。どうなるかわからないが、ひとつだけ確実なことは、やらなかったら後悔する。それだけだ。

さっきも書いた通り、人生は一度きりだ。後悔の時間を積み重ねると、それで人、ひとり分の人生が出来上がってしまう。

まず動いて、弱さが出たら隠さずオープンにし、人に相談する事が大切。

悪魔は僕にとって、親友でもあり、敵でもある。複雑な関係は、まだまだ続きそうだ。

Massi

みなさんからいただいたサポートを、次の出版に向けてより役に立つエッセイを書くために活かしたいと思います。読んでいただくだけで大きな力になるので、いつも感謝しています。