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あらゆる変換を柔軟に実現! Massteryの変換条件設定とは?

はじめまして、Massteryのエンジニアの伊藤です。

Massteryでは、表記ゆれの補正やフォーマットの統一など、多様なユーザ独自のデータ変換を実現できるよう、ユーザが変換条件を記述できるようにしています。今日は、その変換条件設定の特徴についてご紹介します。

変換条件設定の例

たとえば仕入れ商品のデータを扱う場合、
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仕入先Bの「容量」という項目の値(10ML, 0.05lなど)を、
- 数値はml単位にそろえて自社の「容量」の項目に紐付ける
- 単位は「ml」にして自社の「単位」の項目に紐付ける
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といった変換が必要になることがありますが、これをMassteryでは変換条件によって設定します。

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Massteryの基本的な使い方については先日こちらの記事でご紹介していますので、ぜひご参照ください。


変換条件設定画面

変換条件はMassteryの画面から設定が可能です。仕入先ごとの商品データのクレンジングであれば、仕入先と変換後の項目(列)ごとに、紐付ける列や、その列に対してどのような加工を行うかを記述できます。

表計算ソフトでは、数式が様々なセルに散在しがちですが、Massteryでは変換条件を一箇所に集約できるので、見通しよく管理できます。

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Massteryの変換条件設定の特徴

豊富な関数を使って、柔軟に対応
多種多様なユーザ独自の変換を実現できるよう、Massteryでは多様な関数を用意しています。
表計算ソフトにあるような関数のほか、クレンジングに最適な関数がたくさん揃っています。

関数を使って、以下のような処理ができます。
- 四則演算
- 特定文字の置換
- 全角⇔半角を変換
- 英数字のみ半角に、それ以外は全角に
- 英数字以外の記号を削除

・誰でも簡単に設定できる

変換条件の設定は、表計算ソフトで数式を使った処理ができる方ならご利用いただけます。
マクロのように難しい知識は必要としないため、属人化の防止にも役立ちます。

また、Massteryではわからないことがあれば気軽に質問できるサポート体制を用意しているので、使い方に迷うことがあっても安心です。

ちょっと気の利いた処理も簡単・便利に!
Massteryでは、ちょっと変わった関数も備えています。
気の利いた処理を関数が担ってくれるので、設定が簡単です。
詳しい処理については、残念ながら今日はご紹介しきれませんが、今後ご紹介していきたいと思います。

- 会社名から「(株)」や「株式会社」を削除する関数
- 商品名を、最大限の情報を含めながら、指定の文字数内に要約する関数
- 似たような値を持つレコードをグループ分け

最後に

Massteryの変換条件設定についてご紹介しました。
見通しよく、属人化の防止に役立つ画面ですが、まだまだ成長途上と考えています。
より簡単・より快適にデータクレンジングを自動化できるよう、いまも改良を重ねています。
改良時にはこちらのnoteでご紹介させていただきますので、どうぞお楽しみに。

私達がご提供している製品「Masstery(マスタリー)」は、多くの人手が必要だったデータ整備を自動化する画期的なデータクレンジングツールです。フォーマットの統一、カテゴリーの自動分類、独自の変換、差分情報の取得等、データ整備に必要なあらゆる機能をご提供しています。
Masstery 製品サイト:https://mstr.forcia.com/ (データクレンジング)
フォルシア株式会社 企業サイト:https://www.forcia.com/ (高速検索)

こちらの記事もどうぞご覧ください。


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