【事務職の未来】第2話 事務は経営者に疎まれる

事務という間接部門は常に経営者から疎まれる存在です。

直接的なお金を生み出さないのに毎月の固定費が確実にかかるから。
だからどの経営者も事務への給与は出来る限り抑えたい。→どんなに頑張っても給与が上がらない。

そもそも事務というのは評価のスタート地点が100点で、そこからの減点方式なんです。
ミスをしないのが当たり前。
いかにミスをしないかが評価対象。
だから事務は常にミスをしないよう神経すり減らして仕事をしています。

事務は営業とセットで仕事をしていることが多く、そして営業という人種は事務のできない人が多いです。
事務の仕事の内容には営業のしでかす事務ミスのフォローも入っています。
事務が水際でフォローしてくれているからこそ、大ごとにならなかった事案も多い。

つまり会社経営において必須である営業は、事務なしには仕事が回らない。
これはどの会社にも事務が存在することで明らかなはずなのに、経営者はなんとか事務の給与を減らせないか、そればかりを考えてしまいます。

事務は経営者に「感謝」されることはあっても「評価」されることは少ない。
それでも日々、事務は会社のために頑張っています。
いつか報われる日が来ることを祈って。
一生、そんな日は来ないかもしれないと思いながら、今日も仕事をしている、それが事務というものです。

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NewsPicksでは(自称)凡人プロピッカーとして匿名でコメントしているキャシー大西と申します。
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