故郷の海唄用サンプル画像

【拡散希望】応援ソングCD制作~解体された気仙沼(宮城)の漁師町の皆様へ~【クラウドファンディング】

1. CD制作のいきさつ

僕の大学時代の学友の一人に佐藤君という声楽家がいます。
彼は二期会に所属し、演奏活動や合唱の活動、後進の指導を行っているのですが、そんな彼のもとに気仙沼の老漁師の方が書いたという、一篇の詩が届けられました。

千年一度の 大津波
くやしさあれども うらまない
ふるさとの海は 宝の海だか
ら・・・

佐藤君は山形県の出身ですが、大学生時代は宮城県仙台市の、僕と同じ学び舎で学びました(宮城教育大学)。彼にとっても宮城県は馴染みの深い土地。また、学友の多くは宮城県内で教職に就いており、震災で被災した仲間も多くありました。

佐藤君の元に詩を届けた人は、この詩に作曲してほしいと依頼しました。
詩を書いた方は高齢であり、その方々に喜んでいただけるのは演歌ではないかと彼は考えて、演歌を作曲しました。

曲が出来上がったことに作詞された漁師さんはたいそう喜ばれ、散り散りになった仲間たちにも配りたいからと、CDを100枚作って欲しいとの依頼を受けたのです。
そのことを受け佐藤君は、この曲が解体されてしまった漁師町の皆さんの絆を取り戻す一助になるのではないかという想いを抱き、そういうことであれば、編曲・制作を施したうえで、ちゃんとしたCDにしてお届けしたいと決意し、僕に編曲と音楽制作を依頼してくれた、というわけです。

2. クラウドファンディングを利用することにしたワケ

佐藤君は友人だからとなし崩しにすることなく、僕にきちんと料金を支払って依頼をしてくれました。演歌を歌える人にきちんと歌ってもらい、都内のスタジオのプロにレコーディングもミキシングもマスタリングも頼みたいと言います。またCDを100枚複製するにも、発送するにも資金が要る。

初め佐藤君は一人でそれを出す気でいましたが、結構な金額になってしまうことが分かったので、僕はクラウドファンディングで資金を募ることを考えてはどうかと提案し、下記のサイトで募集を開始しました。

https://camp-fire.jp/projects/view/190108

サムネイルの写真に写っているのは右から佐藤君(作曲・男声版ボーカル)、川上さん(女声版ボーカル)、そして僕・齋藤です。これはレコーディング後に東京駅のホームで撮った写真です。スタジオじゃないんかい(笑)

9月初旬にカラオケが完成し、9月10日(火)、高円寺のSONIC BAND STUDIOにてレコーディングを行いました。現在ミキシング・マスタリング作業が進行中です。(レコーディング体験記はクラウドファンディング募集ページにありますので是非ご覧ください。)

年内には完パケにして、気仙沼にお届けしたいと思っています。この記事を読んでご興味を持たれた方は是非、募集ページにアクセスしていただき、ご協力をお願いいたします。



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