見出し画像

【追記】もうちょっとだけ山崎まさよしの水戸ライブを振り返る


※憶測が多分に含まれた記事です。苦手な人はバック推奨。



何これ。


こんにちはみなさん。元気ですか。
僕は通知が鳴り止まなくてちょっと怖いです。



えー…こちらの記事、本当に多くの方に読んでいただいたようです。
ありがとうございます。

(これまでの経緯については、まずこの記事からご覧ください。)


本当に通知が鳴りやまない。こんなの初めてです。
願わくばもっとハッピーな記事でバズりたかったな…。

チケットの払い戻しが始まったようです。


さて、多くの反響を呼んだ本案件。
色々考えて、まだ書けることがあるなと思ったので、追記として書きます。といっても、大方のことは前記事で書いてしまったので、本当にオマケみたいなものですね。


はじめに注意事項ですが、これから書くことは大半が個人の憶測です。何の確証もありません。もう一つ言うと、僕は冷静には努めますが中立ではありません。


だって自分は山崎まさよし大好きだからな!!


やはり大体のことは、肩を持ってしてしまうと思うんです。


よって、読む方によって不快になるおそれがありますが、その辺りは自己責任で、一つお願いします。



1.MCの内容について


多くの方が言及しているMC問題。

つまらなかったと話題のMCですが、印象に残ってる話題もある。それが序盤にあった、谷村新司氏→尾崎紀世彦氏の話


どんなMCだったか気になってる方が多いようですが、MCの文字起こしなんてのはあまり無いことで、現状知る術がありません。


なのでそれ、やります。


可能な限り思い出して、できるだけ忠実に文字に起こしてみます。
ダラダラした雰囲気まで再現できるよう頑張りますので、つまらないか面白いかは、ぜひ各々読んで、判断してください。
(例によって記憶だけを頼りに書きますので、相違していたらすみません)



こんな感じでした↓

えーと谷村新司さんがね、亡くなられたということで…結構ショックでね。僕、そんなに共演多くないんですよ。実は。1、2回くらい?でも…なんか、好きでね。わからないけど…なんか好きで。なんか良いなって思うんです、あの人が作る歌が。ええ。……仮に!仮にですよ。〇〇〇さんが亡くなったとしても!(客席ちょっと引く)多分そこまでショックじゃないんですよ僕。あ、こんなこと言ったらアカンな。だめだ。ファンがいるかも知れない。会場に。なんなら、本人がいるかもしれない!まぁいいか。いや、おらんわ!…ええと、だからシンガーソングライターって、2種類いるじゃないですか。日本には。谷村新司さんみたいな……あと、阿久悠さんとか。良いですよね、日本の歌………(唐突に)ネットサーフィンを!なんか、してしまいましてね。夜に。いやー良い歌あるなぁって。あの人知ってます??あの人。ほら、阿久悠さんの。「また逢う日まで」の。…またー逢うー日までー(1フレーズ歌い始める。客席拍手)これの。…そうや、尾崎紀世彦さんや!!彼はね、すごいよ。もうね、モミアゲがね…すごい、こんなんですよ。(近くにあった黒い何かを顔に当てがって)あれは……なんでああなったんだろうな……もう…だって…ブラシやん、ていう…(略)


大体雰囲気ですけど、こんな感じでした。


さぁみなさん。


どう思いますか。


僕はダメだと思います。



まさやん、俺君のこと大好きだけどこれはダメだよ。


まず色んな人を話題に出して、大した面白さに繋がってないのがまずいし、最初の谷村新司さんの話、もうちょっと頑張ってほしいよ。お客さんしんみりして聞いてたのに…あと、普通に生きてる有名人のこと「死んでも悲しくない」って言っちゃだめだよ。そりゃ客も引くよ。あと2種類のシンガーソングライターて、何と何よ??


でも…モミアゲのところはちょっと面白かったよ。


参考:尾崎紀世彦さん


…とまあ、こんな感じのMCが1曲終わるごとに15分以上続くライブだったのです。お客さんも最初は様子を見て聞いてたんですけどね。休憩挟んでもこれが続いたから、絶望したんでしょうね。

あと↑でわかるとおり、発言内容も結構危ういところがあったんだよな…
(最近風呂に入らないことも多いとか、嫁と折り合いが悪いとか)


これを嫌と思うか激レア会と思うかは、もう個人の判断になると思う。


僕ですか?

僕は死ぬかと思いました。


2.近くの男性客の言葉


思いがけず不穏な空気に包まれた客席。

中座の時間、近くの男性客が話してた内容が、結構大きな声だったので耳に入ってしまったんですが、それがちょっと印象に残ってる。


ニュアンスですが↓

なんだろうなー、ちょっと信じられないな。でもさ、これが〇〇とか△△(某有名アーティスト)だったら、「また好き放題やってんなぁ」って思うだけだと思うんだよ。でもさ、山崎まさよしじゃん。山崎まさよしはさぁ、こんなことする印象無いんだよ。本当に良いやつなんだよまさよしって!こんなことするやつじゃ無いんだよなぁ。

うんうん。


本当にそう。

心の中で死ぬほど頷いた。



3.本騒動の原因(再考)


注:ここからは素人の憶測です。
「そういう考えもあるな」程度に読んでください。



前記事で語ったとおり、自分が異常の原因として連想したのは、
メンタル・身体の不調、お酒、スタッフとの不和、あるいは水戸の会場の問題…などなど。


特に「スタッフとの不和が原因の気がする」と述べました。

でもあの後、「原因は1つだけと限らないな」とも思いました。というか、1つだけなら、事態はもう少しマシだったのではないかと。

仮にスタッフとの不和だけなら、演奏が雑になるだろうか。
何万回と演奏した、ライブの定番曲のコードをミスるだろうか。
さらに不快感を示す客の前で尚、ダラダラトークを続けるだろうか。

もっと複合的に、複雑に絡み合った問題じゃないのかと。

たとえば…

身体に問題が発症、思うように演奏ができない

不調を理由にライブの中止を申し入れるが、それが叶わない

2時間半一人で舞台に立たないといけない
しかし、非常に制限されたパフォーマンスしかできない

加えて症状を公表するわけにはいかない
なおかつそれを客に悟られてはいけない


この状況なら、あんなステージになりそうなのである。


よくよく考えれば、会場の誰もが地獄のように感じたあの空気感。
最も地獄なのは、客の視線を集めて一人彼が立つステージではないか。

普通のメンタルなら、誰も好き好んであんな場所に立ちたくない。
あんな不穏な空気の客の前で、トークを続けたくない。
さっさと演奏して解放されたほうがマシだ。だから、

彼は可能なら、万全のライブをやりたかったのでは。
でもそれができず、更に理由を明かすこともできなかったのでは。


だから「MC主体のライブにしたい」と言って、その割になんの準備もないような、とりとめのないトークをダラダラしたのではないか。そうして、できるだけ演奏せず、2時間半をやり過ごした。ファンを落胆させて、自分一人がヘイトを集めて。


もしそうだとしたら、どんな心境だろうか。
あの日、どんなに長く辛い夜だっただろうか。



この考察は、どこへ宛てたものでもありません。

誰を説得するためでも、否定するためでもない。
自分自身がそう思いたいだけかもしれない。
何を議論したところで、公表されるまで真相はわからない。


でも、仮に真相が近いものだったら、
「やはりそんな症状があったのか」という悲しさと、
「でもやはり、彼は彼だったんだ」という安堵が同時に押し寄せるだろう。

誠実な山崎まさよしを信じたい。
でも、心身ともに健康でいて欲しい。



…なんかまたしんみりしてきました。
前半は書いてて楽しかったんだけどなぁ。


自分があの夜のことを語るのは、これで終わりにします。


こんなに多くの人に文章を読んでもらえると思いませんでした。
心より感謝します。



2023.11.27
以下の記事を書きました。
あの夜のことではなく、彼の曲の紹介です。
ぜひご覧ください。



音楽の分析を主なコンテンツとしてブログを運営しております。
軽い読み物としてどうぞ。

音楽の話をしよう ~深読み、分析、そして考察。~


↓また、こんな記事もどうぞ!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?