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今年は30周年記念!PMF国際教育音楽祭がやってきます。

さあ、今年もやってきます。

PMF2019!!!

30周年アニバーサリー・イヤーです。

といっても、ちょっと気の早い夏の話なんですが、いつも、紹介できないままに終わってしまうので、今年は早め早めに手を打ってきます。

PMF(パシフィック・ミュージック・フェスティバル)とは、
1990年、20世紀を代表する指揮者で、ウエストサイドストーリーの作曲家のレナード・バーンスタインが、札幌市で創設した国際教育音楽祭。

今年はなんと発足から30回目の節目の年。
7月6日から8月2日までの28日間、全世界でオーディションを通過した若手音楽家たちが、ベルリンフィルやウィーンフィルの教授陣や世界で活躍する指揮者たちと音楽を作り上げていきます。
毎年楽しみにしているのは、札幌芸術の森、野外ステージで演奏されるピクニックコンサート。
芝生席が2000円(25歳以下無料〉で、13時から18時くらいまでたっぷり演奏を披露してくれます。(7月13日開催)

いつも僕は、芝生に敷物を敷いて、ワインを飲み、サンドイッチをほうばって、リラックスしながらクラシック音楽を楽しんでいます。7月の北海道は爽やかで、大自然のなかで聴くクラシック音楽は、小鳥の鳴き声や、風が吹くと木々が揺れる音が合わさって、格別な非日常体験となります。

そのほかにも、約1ヶ月間、コンサートホールを中心に、札幌の街のあちこちで演奏会が開催されます。無料のものも多く、札幌の街が音楽の都になります。

30周年を迎える今年のPMFの目玉は、世界各地で活躍するPMF修了生や教授陣、アカデミー生、HBC少年少女合唱団らでつくられるPMFプレミアム・オーケストラによる、グスタフ・マーラー最大の交響曲8番、別名千人の交響曲が演奏されます。
指揮は、今年からベルリンコンツェルトハウス管弦楽団の首席指揮者の就任することが決まったばかりの、今や世界的指揮者になったクリストフ・エッシェンバッハ。
レナード・バーンスタインがなくなったあと90年代のPMFを支えてきた功労者です。

そして、芸術監督は、昨年に引き続き、これまた世界で引っ張りだこの超一流指揮者のヴァレリー・ゲルギエフ。今年は、ショスタコーヴィチの交響曲4番。

ゲルギエフがPMFの芸術監督になるとは思わなかった。
これは本当に凄いことだ。

ゲルギエフはプーチンの次に有名なロシア人といわれるけれど、日本の未来のためにロシアとの絆が深まればいいなと僕は勝手に思っている。

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