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本棚を筋肉質にしよう

『「そうじ力」で自分磨き!』P.72より

本棚を筋肉質にしましょう。
やり方ですが、まずはあなたの空間に見あった蔵書数を決めます。

100冊と決めたら、そのライブラリーを常にレベルの高いものにしていきます。

本棚はその人の思考の成長を表しているからです。

何年経っても同じ内容の本棚であれば、その人の思考が停止しているはずです。

常に意識してライブラリーをレベルの高いものに強化していくことで、あなた自身の知的レベルも向上するはずです。

知識が増えれば、アイデアも豊富になり、仕事でも輝いていくことでしょう。

仕事で輝きを重ねれば、経済的にもゆとりが出てくるので、蔵書スペースをどんどん拡大できます。

100冊、1000冊、1万冊と筋肉質な本棚が出来上がっていくことでしょう。


ショーペンハウアーは『思索』の冒頭でこのように述べています。

「数量がいかに豊かでも、整理がついていなければ蔵書の効用はおぼつかなく、数量が貧しくても整理の完璧な蔵書であれば優れた効果を収めるが、知識の場合も事情は全く同様である。
いかに多量にかき集めても、自分で考え抜いた知識でなければその価値は疑問で、量では断然見劣りしても、いくども考え抜いた知識であればその価値ははるかに高い」(要約)


つまり多読をしても蔵書をたくさん持っていても、あなたの思想が成長しなければ無意味であるということですね。

読書をするということは、自分を成長させる行為であるということを知るところから、出発ですね。


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