R&R50代でこのスピード!

 今朝は、めずらしく、2月12日にリリースされたORIGINAL LOVEの4年ぶりのアルバムを聴いていた。

 田島さんは、これまでのキャリアの中で最高のものが出来たといい切っていたけれど、アルバム全体から、音楽が好きでたまらない、音楽を追求するのが楽しくてたまらない感が伝わってきた。50を過ぎてもロックは進化するんだなあと感動した。

 僕が10代の終わり頃、バンドブームがおきて、原宿のホコ天にはすごい数のバンドが集まっていた。日曜日に代々木公園に近づくと、ゴォォぉ〜と凄まじいバンドの総合騒音がきこえてきて、ワクワクしたのが懐かしい。
この場所からJUN SKY WALKERとかプロになっていくバンドも多く出た。

 その当時、ふと、こんなことを思った。

 プロのロックバンドって、いつまで続けることが出来るんだろう?

 30歳を過ぎて家庭をもって、子供がいても中指たてて挑発的な言葉を発し続けることができるのだろうか?40歳もすぎれば、子供も思春期に入って、服装が派手になったり、髪を染めたりしたときに、金髪入れ墨のロッカーの父親はどう注意するのだろうか?50代を過ぎたら、もうそれはロックではなくて演歌になってしまうのではないか?

 そう考えると、ロッカーという職業は長くは続けられないし、やっぱり若者の音楽なんだと自分を納得させた。

 それから数十年たち、僕も結婚をして子供を持って、いい年になってきた今、かつてのロッカー達は・・・

 なんと現役で活躍している。

 50代のロッカー達が熱すぎる!

 去年7年ぶりの全米ツアーを大成功させたthe pillows、ボーカルの山中さわおは、年とともに色気を増している。Spily Seedsがたまらない。

 ロック界でレジェンドと呼ばれているZiggy。
 これが50代のスピード?

 森重樹一さんの髪の量が凄い。

 50代のロッカー達は、共通してみんな若々しい!

 若返りの秘密はロックにあるかも知れない!

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