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増井技術士事務所代表。技術士(情報工学部門)、情報処理技術者試験にも多数合格。ビジネス…

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増井技術士事務所代表。技術士(情報工学部門)、情報処理技術者試験にも多数合格。ビジネス数学検定1級。「ビジネス」×「数学」×「IT」を組み合わせ、コンピュータを「正しく」「効率よく」使うためのスキルアップ支援や、各種ソフトウェアの開発を行っている。ITに関する書籍を多数出版。

マガジン

  • Obsidianの活用法

    Markdownという形式で記録できるメモツールであり、PKM(Personal Knowledge Management)を実現するためにもよく使われているツールとして「Obsidian」があります。 便利な使い方や、使うときの注意点や工夫など、Obsidianを活用するためのポイントを紹介しています。

最近の記事

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「iCal週間天気予報」をリリースしました

「livedoor天気予報」が2020年7月31日でサービスを終了するとのこと。 livedoor天気予報の中でも便利だったのが「iCal天気」でした。カレンダーアプリに登録するだけで、自動的に一週間の天気予報が反映されるのです。 代替サービスがなかなか見つからなかったので、自分で作ってみました。 「iCal週間天気予報」って何?気象庁が配信している週間天気予報データをiCal形式に変換して提供するものです。 iCal形式で配信することで、カレンダーアプリに登録するだけで自

    • プログラマ兼技術書著者の作業環境を大公開

      Findyさんの以下の記事が面白かったので、私がどんな作業環境で執筆などをしているのかをご紹介します。 どんな仕事をしているのかまずは私がどんな仕事をしているのか、ということからご紹介します。 基本的には下記の記事に書いたように、半分くらいはシステム開発やコンサルティング、そして半分くらいは技術書の執筆やセミナーでの登壇があります。 パソコンでできる作業が多く、ほぼ自宅で仕事をしています。 作業スペースの全体像まずは写真で見てみましょう。 画面とキーボード、その他が並

      • 「あの色の表紙の本、タイトルなんだっけ?」という悩みの解決に「Eagle」というアプリを使う

        たくさん本を読んでいると、本の正確なタイトルを忘れてしまうことがあります。書店で並んでいる本の表紙を雰囲気で覚えているけれど、タイトルが出てこない。 「表紙の色は覚えているけれど、本のタイトルがわからない」という悩みを解決できるかもしれない、と感じているのが「Eagle」というアプリです。私がどんな使い方をしているのかを紹介します。 これまでの検索方法これまでも私は「色で本を検索する」という方法をいろいろ考えてきました。書棚に入れるときに、表紙の色で分けて入れる方法もありま

        • 『「技術書」の読書術』がITエンジニア本大賞2024で特別賞をいただきました

          先週2/15に開催されたDevelopers Summitにて「ITエンジニア本大賞」のプレゼン大会が実施されました。 『「技術書」の読書術』が技術書部門の上位3冊に選出されたこともあり、共著者のIPUSIRONさんとプレゼン大会で発表してきましたのでご報告です。 プレゼン大会前の会場今回のDevelopers Summitはベルサール羽田空港で開催されました。 羽田空港は何度も利用しているものの、このベルサール羽田空港がある羽田エアポートガーデンは初めての訪問でワクワク。

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          11本

        記事

          2024年になってメールについての本を出版する理由

          今月、『実務で使える メール技術の教科書』という本を出版します。 なぜ2024年の今、メールについての本を出版するのか、その背景を紹介します。 メールの現状個人間の連絡手段を考えたとき、メールの存在感は大きく低下しました。 LINEのようなチャットツールで繋がるだけでなく、𝕏やInstagram、FacebookなどのDMでやり取りすることも増えています。 仲の良いメンバーとやり取りするときも、メーリングリストではなくLINEグループやSlack、Discordなどさまざま

          2024年になってメールについての本を出版する理由

          『「技術書」の読書術』がITエンジニア本大賞のベスト3に選出されました

          昨年11月の記事として『「技術書」の読書術』がITエンジニア本大賞にノミネートされたことについて投稿しました。 その後、この1年を振り返っておすすめしたい技術書、ビジネス書を多くのITエンジニアの皆様に投票いただき、技術書とビジネス書の上位10作品が選ばれました。 そして、それぞれ上位3作品についても発表され、『「技術書」の読書術』は技術書部門のベスト3に選出されました。 なお、上位に選ばれた本はそれぞれ、以下のとおりです。 選ばれた作品技術書部門の上位10作品(50音

          『「技術書」の読書術』がITエンジニア本大賞のベスト3に選出されました

          ChatGPTを1年使ったプログラマが『エンジニアのためのChatGPT活用入門』を読んで気づいたこと

          先週発売されたばかりの新刊『エンジニアのためのChatGPT活用入門』を献本いただきましたので、それを読みつつ、自分でもいろいろと試していました。 その中で気づいたことについて紹介します。 ChatGPTが登場した当時の衝撃まずはこの本を読む前の段階で、私がChatGPTをどれくらい使っていたのかについてご紹介します。 ChatGPTが発表されたのが2022年11月30日のことでした。 当日から多くのIT系メディアで話題になり、即座に私もアカウントを作って使い始めました。

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          現代のベーマガ登場!? 『野球データでやさしく学べるPython入門』が面白い

          今から約30年ほど前、「ベーマガ」という雑誌がありました。 そう、「マイコンBASICマガジン」です。 これは、BASICというプログラミング言語で書かれたさまざまなサンプルプログラムが掲載された雑誌で、毎月発行されていました。 この雑誌に掲載されたソースコードを、当時の私を含め、多くの人はひたすらキーボードから入力して実行し、試していたものです。 そんな記憶が蘇る本が発刊されました。その名も『野球データでやさしく学べるPython入門』。発売に先だって、出版社よりご恵投

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          「人」「締め切り」「場所」から技術書の未来を考える

          この記事は「技術書同人誌博覧会 Advent Calendar 2023」の10日目の記事です。 9日目はRhodiumさんによる「同人誌即売会の準備グッズ(今年増やしたもの)」でした。 11月に開催された第九回技術書同人誌博覧会にサークル参加するだけでなく、「同人誌と商業誌の対話」というタイトルでお話しする機会を頂いたので、そこで話したことについてもう少し詳しく書いておきます。 第九回技術書同人誌博覧会とは通称「技書博」と呼ばれる技術系同人誌の頒布イベントで、今回が第九

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          Cloud Vision APIを使ってObsidianで画像を管理する

          この記事はObsidian Advent Calendar 2023の2日目の記事です。 1日目はtadashi-aikawaさんによる「📘もしかしたら世界初かもしれないObsidianアドベントカレンダー開始までの軌跡」でした。 Obsidianはノートアプリであるものの、文章としてノートを書くだけでなく、写真やPDFファイルなどを埋め込むこともできます。 そして、ファイルには階層的なタグをつけて管理できます。 このObsidianを使って文章としてのノートを管理するだ

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          過去に書いた同人誌を出版社の編集者に見てもらえるってホント? #技書博

          これまでに技術書典や技書博で同人誌を書いてきて、「自分が書いた同人誌を商業誌にできないかな〜」「商業誌にするにはどんなことに気をつけて書いたらいいんだろう?」と考えている人はいませんか? そんな同人誌の著者に向けて開催されるのが、第9回技術書同人誌博覧会で実施される、IT系の出版社による「出張編集部」です。編集者さんが会場にいますので、自分が書いた同人誌を持っていって、その企画の内容や、原稿の品質についてアドバイスをもらえる機会です。ぜひ参加してみませんか? 「出張編集部

          過去に書いた同人誌を出版社の編集者に見てもらえるってホント? #技書博

          本の出版に興味がある方はいませんか? 技術書同人誌博覧会で開催される対談企画に登壇します #技書博

          2023年11月25日(土)に蒲田駅近くにある大田区産業プラザにて「第9回技術書同人誌博覧会(通常、技書博)」が開催されます。 このイベントは、技術に関する同人誌の即売会で、ITに限らず幅広い分野の「技術書」が集まります。似たような同人誌即売会として技術書典がありますが、これとは別のイベントです。 今回の技書博では、「技書博×出版社コラボ企画」として、「執筆の交差点~同人誌と商業誌の対話~」という企画が行われます。会場内のミニステージで行われる対談イベントに登壇しますので

          本の出版に興味がある方はいませんか? 技術書同人誌博覧会で開催される対談企画に登壇します #技書博

          『「技術書」の読書術』がITエンジニア本大賞2024にノミネートされました!

          先日、発売から1年を迎えた『「技術書」の読書術』。この本が「ITエンジニア本大賞2024」の参考本としてノミネートされました。 『「技術書」の読書術』とは2023年11月にIPUSIRONさん(@ipusiron)と私(@masuipeo)の共著で、翔泳社から出版された本です。 サブタイトルにもあるように、「選び方」「読み方」「情報発信&共有」という3つのテーマで、2人の著者が解説しています。 さまざまな書店でフェアを開催いただき、大きな反響をいただいています。 ITエ

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          #せんがわ謎解き街めぐり の「答え合わせライブ配信(11月19日)」のお知らせ

          仙川で開催中の謎解きイベント「せんがわ謎解き街めぐり」の終了が近づいてきました。2023年11月19日(日)の18時までとなっています。 この謎解きイベントでは、簡単に解ける謎だけでなく、ちょっと考えないと答えが出ない謎も出題されています。ヒントも用意されていますので、じっくり考えると必ず答えが導き出せるようになっています。 それでも、諦めてしまった方もいれば、解けたけどもっと良い方法があったのでは?と思っている方がいらっしゃるかもしれません。 そこで、「答え合わせライ

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          参加無料!仙川で開催される謎解きイベント「せんがわ謎解き街めぐり」とは

          2023年9月30日(土)から、東京都調布市の仙川駅近くで謎解きイベントが始まります。 その名も「せんがわ謎解き街めぐり〜ホームズと幻の絵〜」。 このイベントで出題される謎の作成などに少し関わりましたので、どんなイベントなのかをネタバレしない程度に紹介します。 イベントの概要仙川駅徒歩1分にあるシェア型書店「センイチブックス」が主催する謎解きイベントで、2023年9月30日(土)12時〜2023年11月19日(日)の期間に開催されます。 「街めぐり」というタイトルの通り、仙

          参加無料!仙川で開催される謎解きイベント「せんがわ謎解き街めぐり」とは

          『Obsidianで“育てる”最強ノート術』刊行までを振り返る #Obsidian部

          10月18日に新刊『Obsidianで“育てる”最強ノート術』が全国の書店で発売になります。 この本がどうやって生まれたのか、そしてどんな内容なのかを紹介します。 2020年までの私のノート『人生は1冊のノートにまとめなさい』という本が2010年に発売になり、2010年から2012年あたりは「ライフログ」という言葉が大きく話題になりました。 そして、手書きのノートだけでなく、Evernoteなどのデジタルノートアプリを使って記録する人も増えました。世の中には多くのノートア

          『Obsidianで“育てる”最強ノート術』刊行までを振り返る #Obsidian部