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「変なホテル」にある無人コンビニで入店から購入、退店まで体験してみた

先日、長崎のハウステンボスに隣接する「変なホテル」に行ってみました。ここには無人コンビニが設置されています。入店から購入、退店まで体験してみましたので、その雰囲気を紹介します。

「変なホテル」とは

長崎にあるレジャー施設「ハウステンボス」。その一角に「変なホテル」があります。
名前の通り変わったホテルで、ロボットがチェックインなどを行う先進的な設備を備えています。

フロントだけでなく、無人の「変なバー」があったり、最先端のVRゲームが体験できる場所があったり、と宿泊しなくても一度行ってみるだけで楽しめる設備が用意されています。

無人コンビニ「スマート・コンビニ」とは

「変なホテル」の一角に「スマート・コンビニ」があります。店員はおらず、選んだ商品を自分でレジに置き、自分でクレジットカードで決済する、という店舗です。

商品として、ドリンクやカップラーメンだけでなく、日用品やお土産なども取り揃えられています。

通常のコンビニとは使い方が異なるため、以下で詳しく紹介します。

1. コンビニへの入店(入室)

通常のコンビニではドアを開ければ入店できますが、このスマート・コンビニではドアに鍵がかかっており、入店(入室)時に顔登録が必要です。
ドアの前にタブレット端末が配置されており、タップするとカメラで顔を登録できます。

登録した後は、ドアの前にあるカメラに顔を向けることでドアの鍵が開くようになっています。
(購入しない場合も、コンビニに入室するためには顔登録が必要です。)

2. 商品の選択

店内は普通のコンビニと同様に、商品が棚に並んでいます。

ここから欲しい商品を選びます。
今回は現地ならではの商品ということで、「ハウステンボスの水」(100円)と、「変なカレー」(500円)、「変なおつまみ」(500円)2個を買ってみました。

3. 決済

商品をレジに持っていくと、レジにはトレーが置いてあります。
このトレーに商品を置いて、横にあるタブレットをタッチすると、カメラが自動的に商品を読み取ってくれます。

また、「本人確認へ進む」ボタンを押すと、前にあるカメラで顔認証を行います。

表示された金額をクレジットカードで決済します。
(現金での支払いはできず、クレジットカードやWeChat Payが必要です。)

クレジットカードを挿入し、暗証番号を入力すると決済が完了し、レシートも出力できます。

4. 退店

ドアの横にあるカメラで顔認証をすると、ドアが施錠が外れ、退店できます。
商品を購入しなかった場合は、0円で購入したことにして、カメラで顔認証をすると、退店できます。

感想

カメラでの顔認証はどの程度カメラに近づけばいいのかわからず、少し手間取りましたが、全体的には手順がわかりやすく書かれているので、戸惑うことはありませんでした。
ただ、入店から退店までを考えると、ちょっと時間がかかることから、スムーズに商品を購入できるか、と言われると疑問でした。
今回は周囲に客もおらず、のんびり購入できましたが、多くの人が使うようになるともう一工夫必要かと思います。

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