同人誌即売会で〇〇Payを導入してみた〜PayPay, LINE Pay, au PAY #技書博

先週末(2019/7/27)、技術書同人誌博覧会(技書博)にサークル参加しました。その中で、○○Payを導入した結果と、加盟店画面の使い勝手について紹介します。

技術書同人誌博覧会(技書博)とは

今回が第1回目となる技術書オンリーイベント(同人誌頒布即売会)です。約70サークルが出展し、ITに関する技術書やグッズなどを展示、頒布していました。
私は新刊の同人誌『Composerの教科書』や、商業出版している本なども含めて、12種類の書籍を持ち込みました。

参加者数は公式発表で646名と、最近では約1万名が参加する技術書典と比べると少なかった印象ですが、サークル数も少なく、じっくり時間をかけてまわっていただいたのか、当サークルでの頒布数は技術書典の6割近くになりました。

会場での決済方法

技書博での公式決済方法として、現金以外にPayPayが導入されていました。技書博の主催者が「加盟店」となり、各サークルが「店舗」として使用できるという形式です。
しかし、私は個人事業主としてすでにPayPayの加盟店になっていたため、公式のPayPayではなく、個人で用意したものを使用しました。

また、PayPay以外にも今回からLINE Payとau PAYを導入してみました。これらを導入した理由は、決済手数料や振込手数料などを含めて、現在は完全無料で利用できるためです。
・PayPay…2021年9月まで決済システム利用料無料
・LINE Pay…2021年7月まで決済手数料0%
・au PAY…2021年7月まで決済手数料0%

利用率

当日の決済方法として、現金と上記の3つのQRコード決済を用意していたのですが、実際の利用比率は金額ベースでざっくりと以下のような感じになりました。

現金:PayPay:LINE Pay:au PAY = 100:20:2:1

技術系の同人誌即売会でも、やはり現金を使用する人が圧倒的に多かった印象です。また、今回の公式としてPayPayが採用されたこともあって、PayPayの利用が多かったのが現状です。

加盟店画面の比較(PayPay編)

PayPayでは、決済が行われるとメールで通知されます。また、Webの管理画面にてスマートフォンやタブレット端末、パソコンなどで売上を管理できます。さらに、今回のイベントの直前にiOS版のアプリ(PayPay for Business)が提供されたこともあり、非常に便利に使えました。

利用者側、店舗側ともにユーザーインターフェイスも洗練されていて、以下のLINE Payやau PAYよりも使いやすいと感じました。

加盟店画面の比較(LINE Pay編)

LINE Payでは、決済が行われると個人のLINEに通知が届くように設定できます。これは普段使っているコミュニケーションツールとして非常に便利です。

また、その画面から詳細の確認や決済の払い戻し(取り消し)などが可能で、これもスマートフォンがあるだけで使えて非常に便利です。

ただし、Webの管理画面はパソコンで使うことが前提になっているようで、一覧を確認したいという場合にはパソコンがないと使いにくいかな、という印象です。イベント終了後にパソコンで集計する、という場面では問題なく使えます。

加盟店画面の比較(au PAY編)

Web画面はあるのですが、推奨ブラウザがInternet ExplorerかFirefoxとなっており、SafariやChromeは非推奨という扱いです(使ってみた感じでは特に問題なさそうですが、応答が遅く、とても使っていられない印象)。UIも一昔前の管理画面といった感じでモダンな印象ではありません。

「au PAY for Biz」という加盟店用のスマートフォンアプリも存在するのですが、店頭でQRコードを設置して利用者に金額を入力していただく今回のような方式では使えず…
利用者が多いとちょっと不便だな、という印象です。

まとめ

SuicaなどのようなICカード決済を導入するほどでもなく、クレジットカードの手数料も気になるという同人誌即売会のような会場では、QRコード決済でバーコードだけを設置しておくというのはとても便利です。
来月(2019年8月)からはJPQRも登場し、乱立する各社QRコードの規格が統一されることで、ますます便利になるかもしれません。ただ、加盟店側の画面などの使い勝手がどう変わるのか、今後も注目していきたいところです。

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masuipeo

増井技術士事務所代表。技術士(情報工学部門)、情報処理技術者試験にも多数合格。ビジネス数学検定1級。「ビジネス」×「数学」×「IT」を組み合わせ、コンピュータを「正しく」「効率よく」使うためのスキルアップ支援や、各種ソフトウェアの開発を行っている。ITに関する書籍を多数出版。
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