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映画タロット『魔術師』と『グレイテスト・ショーマン』

タロット占いを始めて1年になるのですが、最初はそれぞれのカードの意味が覚えられませんでした。毎日毎日タロットの絵柄とにらめっこしているうちに、なんとなく「あの映画のポスターに似ているな」と思うようになりました。タロット占いはまったくの初心者でしたが、映画は映画検定という資格を取るほど大好きで、子供のころからたくさん観てきました。不思議なことに、タロットと似たデザインの映画は、内容も共通点がたくさんあるのです。タロットを映画に置き換えたことで、スムーズに内容が頭に入ってきました。タロットと映画に共通点があるならば、そのタロットが出た人はその映画を観れば、自分がどうすればいいか分るし、運気も上がると思い、ぼくは鑑定後はお客様にタロットに合わせた映画を勧めることにしました。映画は2時間程度で人生のいろんなことを教えてくれる格好のラッキーアイテムだと思います。これを見て、映画好きの方はタロットに、占い好きな方は映画に、興味を持ってもらえたらとてもうれしいです。

ね、似てるでしょ(笑)
写真を絵画っぽくするとさらに。
このカードがこの映画に見えてしまったことで、ぼくはこの映画タロットを思いつきました。そのくらい、デザインも内容もよく似ている。
『魔術師』というカードは『スタート』というポジティブな意味を持ちます。とにかく何かを始めるという『衝動』がこのカードには秘められています。
このカードが出るとぼくはいつもお客様に「なんでもいいからやろうと思ったことを行動に移してください!」とお伝えします。そんなとき僕の脳裏にはいつも、『グレイテスト・ショーマン』の主人公バーナムが浮かびます。
バーナムはある日突然ショービジネスの世界に進みます。フリークスと呼ばれる、他とは見た目が違う、差別されてきた人たちを集めて誰もやったことがないショーを始める。新しいことをスタートさせたいという『魔術師』の衝動に満ち溢れています。
このカードには『活躍の場が与えられる』という意味も込められています。これまで世の中の陰に隠れていたフリークスたちは、ショーという場を得て、活き活きと活躍します。『魔術師』のカードのテーブルには『ワンド』『ソード』『カップ』『コイン』というスート(アイテム)が並べられています。これはどんなジャンルのことでも始めることに吉があるという意味で、様々な特徴を持った人たちの多様な活躍にぴったりの意味です。
しかしタロットには『逆位置』というものがあります。カードが逆向きに出ると意味が変わってくるのです。このカードが逆に出ると、『スタートを切る時期ではない』という意味になります。物語中盤でバーナムはフリークスたちと決別し、オペラ歌手のツアーを始めてしまいます。バーナム不在の間にショーの人気は凋落し、さらには劇場が火事で全焼してしまう不運にも見舞われます。このシーンはこの映画の『逆位置』と言えるでしょう。
デザインも内容もとてもよく似た『魔術師』と『グレイテスト・ショーマン』。ぼくにとってまさに映画タロットを始める衝動になってくれました。
#占い #タロット #映画 #グレイテストショーマン #お笑い

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