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『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』で学ぶタロット『カップ 2』

占いを始めて約1年。8割のご相談が恋愛についてでした。そんなとき『カップ 2』が出るとひと安心です。カップは愛情や共感の象徴で、それの2は相思相愛の気持ちが通じているカードだからです。
でも恋愛以外の『仕事』や『サークル活動』などのお悩みのときにこのカードが出た場合どう読み解けばいいのか?先日観た『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』にその答えはありました。

今回も似ていますね(笑)
この作品は、1969年に実際に起きた女優のシャロン・テート殺害事件をベースに、タランティーノ監督が敬愛するマカロニ・ウエスタンやB級アクション映画を詰め込んだハリウッドの裏側を描いた作品なのですが、レオナルド・ディカプリオとブラッド・ピッドの2大スターが演じるリックとクリフ、この2人がまさに『カップ 2』そのものなのです。

リックは仕事が無くなってきた元スター、クリフはリックのアクションシーンを代わりに演じてきたスタントマンです。彼らは私生活も共に行動し、リックのための雑用をクリフは文句ひとつ言わずこなします。この関係は、スターと雇われる側という主従関係をとっくに超えて、『こういうもの』としてふたりとも理解している節があります。
かと言ってこの関係、アツい友情なのかというとそうでもないっぽい。気分が落ち込みがちなリックに対し、クリフは特に慰めの言葉をかけません。(「覚えておけ、お前はリック・ダルトン様だ」というカッコいいセリフはありますが。)リックも、マイペースで割と無茶をするクリフに特に小言を言うわけでもありません。
しかし、ふたりの絆が半端ではないことは、ラストの映画史に残るであろうトンデモないシーンのあとのポツっとしたひと言で表されます。
本当の相思相愛は、イチャイチャや、ペチャクチャしたおしゃべりを必要としないということです。演じる側とスタントをする側が作品中では会話を交わさないように、自分が相手にとってどんな人間なのか理解している関係性こそが相思相愛なのではないか?そんなことに気づかされました。恋愛のお悩み以外で『カップ 2』が出てももう大丈夫です。ありがとうタランティーノ監督!

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