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鈴掛真くんにあやかりたい、『若おかみは小学生』と欲情、『カメ止め』と三谷幸喜監督作の比較、などの一日。#kurukeredo

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2018年10/7(日)2693


クラウドファンディングでつくられた
鈴掛真くんの「短歌のリリックビデオ」、
完成披露会だった。土曜日。
会場は朝日新聞社のお洒落なワーキングスペース。
一番狭い和室コーナーでいいから住みたいと思った。
観客は出資者たち、出演者たち。
トークは鈴掛くん、制作チーム「19」のお二人、
中村うさぎさん、私。
テレビコマーシャルのクオリティだった。
こうして完成してみると、
なぜ似た試みが過去になかったんだろうと思う。
「リリックビデオ」という概念に
親和性のある鈴掛くんだから企画したとも言える。
雑なクオリティだと意味がない。
広告業界・映像業界の中では低予算とはいえ、
YouTube動画の中では圧倒的高予算である金額を
集めるほどの確信や情熱がないと、
うまれなかった作品。
この企画に似合う短歌と、
そうでない短歌の差も、
明らかにある。
短歌の数が少ないのにも覚悟を感じた。
歌人は自作の数を多く紹介しすぎるよ。
読者はそんなに短歌ほしくないんだよ。
王道、直球の仕上がりだった。
「英訳をつけたら完璧なのに」
と思っていたら、
英訳はすでに完成していて、
追加した上で一般公開らしい。
鈴掛くんは新刊の予定も複数あり、
輝かしいとはこのことだ状態。
うらやましい。
あやかりたい。

そのあと新宿バルト9で映画を観た。
『若おかみは小学生』。


イマジネーション豊かで、
かなり面白かった。
ただ、

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