『サイド・オーダー』スケルトーンの元ネタ音楽用語まとめ【スプラトゥーン3】
※この記事には『スプラトゥーン3』の追加コンテンツ『サイド・オーダー』のネタバレが含まれます。
先日配信されたスプラ3の追加コンテンツ、『サイド・オーダー』。皆様進捗イカがでしょうか。
筆者はなんとか2回ほどクリアしたところです。
さて、そんなサイドオーダーの敵キャラ「スケルトーン」の名前は音楽用語が元になっています。記事の月一投稿が途切れそうだったのでネタができてありがたいです
というわけで、今回はそんなスケルトーンの元となった音楽用語についてまとめていきたいと思います。
群れるラングエンド
「嘆き悲しんで」という意味の発想用語、「ラングエンド(languendo)」。
弱々しく、という意味もあるようです。
その名の通りザコということでしょうか。
行進するアンダンテ
速度記号「アンダンテ(andante)」。
「歩くような速さで」という意味です。
なんかよく聞くメジャーな言葉ですね。
こいつもよく見るメジャーな敵です。
制圧するグラーヴェ
「重々しくゆるやかに」という意味の速度記号、「グラーヴェ(grave)」。
要するに「遅く」という意味ですが、発想用語的なニュアンスも含まれています。
撒き散らすカプリチョーソ
気まぐれに、狂想的に、という意味の発想用語「カプリッチオーソ(capriccioso)」。
「カプリチオ(奇想曲)」として曲のタイトルに用いられていることも多いです。
疾走するアラマンボ
正直完全に一致する用語が見つからないのですが、「〜風に」という意味の「ア・ラ(a la)」に音楽ジャンルの「マンボ(mambo)」を足して「ア・ラ・マンボ(マンボ風に)」という意味なんじゃないかなと思います。
個人的にデザインが結構好みです。メカメカしくてかっこいい。
反射するコラパルテ
「コッラ・パルテ(colla parte)」。
「伴奏は主旋律のリズム、テンポに従え」という意味です。
このコラパルテも一個倒してぶつけるとどんどん連鎖していくので、「主旋律(最初のコマ)に従っている」ということなんでしょうか。
伸縮するスピッカート
バイオリンなどの弓を弦の上で跳ねさせるようにして演奏する奏法「スピッカート(spiccato)」。
なんか言葉からすでに軽やかな飛び跳ねる感じが伝わってきますね。
こいつも見るからに跳ねてるので、まさにぴったりのネーミングです。
噴出するトリオンファーレ
勝ち誇った、堂々と、という意味の発想用語「トリオンファーレ(trionfale)」。
言葉の由来的に関係があるのかはわかりませんが、「ファンファーレ」みたいなイメージで考えておくと覚えやすいと思います。
そびえ立つノビルメンテ
上品に、という意味の発想用語「ノビルメンテ(nobilmente)」。
いまいち語感から意味を想像しにくい感じの言葉ですが、「ノビル」は英語の「ノーブル(noble)」と同じだと覚えておけばイメージしやすいと思います。
ところで「ノビルメンテ」ってなんかメンテが延びるみたいで嫌ですね。
今後任天堂がメンテを延長するたびに公式のリプ欄にこいつの画像が貼られると予想しておきます。
飛来するアルペジオ
「アルペジオ」とは和音を同時に鳴らさず、分解して順番に弾くこと。ギターをやってると嫌というほど聞く言葉です。
こいつに関しては数匹が群がって順番に襲いかかってくる様子が「アルペジオ」ってことなんでしょうか。
産み出すアッコルド
和音を意味する「アッコルド(accord)」。
要するに「コード」と同じ意味です。
そしてそのコードを分散して弾くとアルペジオになります。
こいつからアルペジオが出てくるのはそういうことですね。
カイセンロンド
「ロンド」とは輪になって踊ること。またそのための曲。日本語では「輪舞曲」。
クラシック音楽の楽曲形式(ロンド形式)を指すことも多いですが、ややこしいしめんどくさいので割愛します。
ゴロゴロマルチャーレ
勇壮に、行進曲風に、という意味の発想用語「マルツィアーレ(marziale)」。
行進曲が「マーチ」なのは有名ですね。
ちなみに語源はローマ神話の軍神マルスです。1人で10キルくらいすればいけるか…?
イカイノカノン
「カノン」とはひとつのメロディを複数パートで追いかける、いわゆる輪唱形式の音楽のこと。
「パッフェルベルのカノン」が有名です。
一人倒すと後から次々増援が出てくるのが「輪唱」ってことなんでしょうか。
にしても不気味なボスです。
イイダ・エジタンド
控えめに、という意味の発想用語「エジタンド(estiando)」。
これのどの辺が控えめなのかはちょっとわからないです。
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