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平成最後の夏、ニンジャの夏。

あれは、平成最後の夏だった───

23〜24日にかけて、関西でニンジャスレイヤーファンイベントが盛大に行われた。
ボドゲありショドーあり朗読ありバンドステージありの全部のせクラブイベント、HMC7-特に関西-。
そして、同人即売会イベント内プチオンリー、ニンジャ収穫祭in関西だ。

これらの催しに私は並々ならぬ意気込みで臨んだ。
自分のホームである関西での開催というだけで特別だったが、それ以上に、私はこのイベントを遠征参加やサークル参加する人生最後のイベントにする覚悟をしていたのだ。
私生活の話になるが、今後近いうちに新たな家族を迎えたいと思っている。そうなると向こう数年は…かなり長いあいだ身動きが取れなくなる。だからといって本当にこれっきりにしてしまう気は毛頭なく、これからもずっとニンジャが好きでいられたならば、そしてまた機会が訪れたならばむしろ喜んで参加したい所存だが、ここらでひとつのケジメとしたかったのだ。

HMC7、関西忍穫ともに初の関西開催のニンジャDIYイベントなだけに不安は大きかった。直前に地震もあったし…私でこんなだったから、主宰の皆様はどれだけ気を揉まれたことだろう。
終わったからこそ言える。大成功だった。
いやもう本当に、何事も問題なくて良かった…。

素晴らしい音楽と酒、アトモスフィア、次々生み出されるウキヨエにゲームに圧巻の朗読劇。それから、東西さまざまな場所から関西に集結したヘッズとの交流、活きのいい創作物の数々。
みんなに会えて良かった。拙いながらも自力で作り出したものを発表することができて良かった。
ニンジャスレイヤーという作品を好きで、本当に良かった。幸せだ。

ありがとう、イベント主宰の方々。
ありがとう、ヘッズのみんな。
ありがとう、ニンジャスレイヤー。
ニンジャにまみれた平成の熱い水無月が終わる───でも、ニンジャスレイヤーはまだまだ終わらない。


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