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【無料】小説『またあした1』~ユーモア・ミステリー~|第7回|

「ここんとこ、笑ってないなあ」
というあなたに!
ユーモア小説 ケンちゃんシリーズ『またあした』を週1回ぐらいのペースで10週ほど連載します   第1回はこちら

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超・一人称小説『またあした』第一巻
【なッ アッタマいいだろ】連載第7回


   その待ち合わせの日。
 今池で新藤さんを拾って、金山に向かった。
「こんだけしかないって言うんですよ。太田のおっさん」
 クルマに乗り込んできた新藤さんに、十五万円のうち回収できた五万円を渡した。
 茶封筒の中身を確かめて。
「五万円。たしかに受け取った」
 いつものように、新藤さんは胸の内ポケットに収めた。
「布池の残りの十万円はもういいよ、ケンちゃん。俺が回収するから」
パーラメントを咥えて火を点けると、
「俺が高校のときにな」って話しはじめた。
「みんなバイクに乗りたがって。まあ、暴走族みたいなもんだけど。クラスの三分の一はバイクを買った。そのうちの一人、こいつはツヨシって奴だったけど、名前はツヨシだけど喧嘩は弱い。そのくせ向こう意気だけは、やたらと強いんだ」
 何の話だろうと思ってさ。
「そのツヨシがバイクを買ったときに、嬉しそうに自慢してハシャいでたんだが、俺はなんか嫌な感じがしてな。こいつはバイクに乗っちゃいけねえタイプだよな、と思ってた。ところが不思議なもんで、乗っちゃいけない奴ほど乗りたがる」
 まあ、たしかに。そういやあ、そうだよな。
「結局、ツヨシはバイク買って三か月もしないうちに、事故って死んだ。バイクに乗っても事故を起こしそうもない奴は、そもそもバイクになんか乗りたがらない」
 いったい何の話してんだよ、って思ってたらさ。
「ギャンブルもおなじでな。手を出しちゃいけない奴ほど手を出したがる。ほんと不思議だわな」
 そこで新藤さんは、煙草を深く吸い込んだ。
「香味苑の店長は、毎週三万円しか賭けない。だから長く続いてる。でもな、太田のおっさんは勝つと気が大きくなって、でかく張る。負ければ取り返そうとして無理をする。今回だって十五万だろ」
 ゆっくりと煙草の煙を吐き出すと。
「五万にしときゃいいのにな」
 灰皿を引出し、押し潰すように火を消した。
「太田さんからは、残金は回収する。だけど、もう受けないことにするわ」

 その話を聞いて思い出したんだけどさ、マスター。
 オレが高校生んとき、近くに進学校があったんだけど。その学校に、スーパーカブで通学してる女がいたんだよ。それも後ろにデッカイ荷台のついてる奴。これは、絶対に酒屋の配達用だろってタイプの。
 そんで、メット被って制服のスカートの下にジャージ履いて、背中にテニスラケットを斜め掛けにして背負ってんだな。
 仲間は、その女のことを『カブ女』って呼んでたけど。オレもその女の噂を聞いたときに、そりゃ普通じゃねえ、えらく変ってるって思った。
 なんで荷台付きのカブで通学してんのか。そんなもん男だって嫌だと思うんだけど、女子高生ならもっと嫌がるだろ、フツー。
 ひょっとしたら、酒屋の娘かなって考えたけど。たとえ親が酒屋やっててもさ。娘には通学用に、もっとましなの買ってやると思うんだよね。
 ある日。
 チャリに乗って信号待ちしてると、噂の『カブ女』が隣に並んだんで、話しかけたわけよ。そしたら、その娘が振り向いたんだけどさ。
 あんときは、思いっきりのけぞった。
 えらく綺麗な正統派の美人なんだよ、これが。
 で、その娘がオレの顔を、ジッと見てから。
「わたしに、話しかけないで」
 ピシャッと言って。赤信号をアクセル開いて、信号無視。
 ブオーーーッと走ってった。
 えッ?
 わっけわかんねえよ。オレにも、なんでか。
 そのあとも、ちょくちょく街で見かけたけど、いっつもスカートの下にジャージ履いて、背中にはラケット。荷台には、かならず通学鞄とスポーツバッグがくくりつけてあった。それでブオーッて、中津川の街を駆け抜けてんのよ。
 でも、ビールケースなんて積んでるとこは、いっぺんも見たことない。だから、なんでゴツイ荷台付きのスーパーカブだったのか、いまだに謎のまんま。
 あの娘ヘンだったよ、たしかに。
 オレが高校時代に見た、いちばん変わった女子高生だった。しかも、飛びっきり美人のな。
 いまごろ、どこでどうしてんのかねえ。まだ、どっかの街でブオーッて走り回ってたりしてな。はっはっはっ。そりゃ、ねえか。

 あッ、ごめん、ごめん。
 話もどすと、真一くんに会いに行く途中、前から気になってたことを新藤さんに訊いてみたのよ。
「そういやあ、あの八月の暑い日にカシラの話を請けてから、何してたんですか」
「そうだな。あれこれ考えたが、まず、そういうことに詳しい弁護士に会いに行って。婆さんに成年後見人をつける相談をしてたんだ」
 へーえ、そんなことしてたんだ。
「でもなあ、いろいろ話したんだけど難しいんだ、やっぱり。半ボケだと本人の同意がないと無理らしいんだな」
 ふうっとため息ついてる。
 もともと、あの婆さんに後見人つけるなんて、無理な話だしな。
「それと、婆さんの住むマンション探したりな」
「どうしてですか」
「なにしろ、ぜんぜん時間がない。もし、うまく婆さんを説得できたとしても、引越し先が決まってなきゃ移転できないだろう」
 そりゃ、そうだよな。
「そうなりゃ今年中に更地にするなんて、とても無理だからな」
 まあ、たしかに。
「あとは、息子夫婦が、いまの団地は賃貸だし手狭だから、尾張屋を売却できたら団地を出て一戸建てに住みたい、ついては、引越し先はやっぱり野並がいい、って言うんで。あのあたりの売りに出てる土地を、見て回ったりな」
 それにしても、弁護士に会ったり土地やマンションを探したり。新藤さんも大変だよな。
 そんな話をしているうちに、金山のスワンに着いた。
 店の前の駐車場にクルマを停めて。窓際のテーブルで待ってたんだけど、なかなか来ないんだよ、真一くんが。
 仕方ないから、ケータイで連絡とろうとしたら。新藤さんが、まあいいから、もうすこし待とうってとめた。
「ところで、専門学校って何の専門学校なんだ」
「調理専門学校だから、コックとかの学校ですよ」
「ふーん、料理人か。親が、きしめん屋だからな。蛙の子は蛙か」
 四時に授業が終わる、って話だったんだけど。結局、オレのケータイが鳴ったのは、四時半ぐらいだった。
「すみません、遅くなっちゃって。これから、すぐに行きます」
 それから五分ほどして、真一くんが入ってきた。
 オレを見つけると、ひとなつっこそうな顔でニコッと笑った。
 けど、隣に座ってる新藤さんを見て、顔をひきつらせてたな、さすがに。ちょっとためらったあと、オレたちの座ってるボックスまでやって来て、ペコッと頭をさげた。
「すみません。実習で遅くなって」
 それから、三人で話したんだけどさ。
 真一くんは、うちのばあちゃんは、ぜんぜんボケてなんかいない。それどころか、とてもしっかりしてるって言うんだな。
 それを聞いて新藤さんは、オレの顔を見た。ほうら、オレの言った通りでしょって見返してやった。
 じゃあ、なんでボケてるフリをしてるのかって、新藤さんは真一くんに尋ねた。
 そしたら、それは直接聞いたわけじゃないから分からない。だけど、たぶん尾張屋がなくなるのが嫌だからだと思うって。
 でも、両親が賛成してるのに、どうして婆さんだけ立ち退くのを嫌がってるんだって、しつこく新藤さんが訊くと。
 それは尾張屋は、もともとばあちゃんの実家だからって、真一くんは話してくれた。

――もともと、うちのじいちゃんの実家は野並の百姓で、ばあちゃんは新栄から嫁にやって来たんです。
 結婚してしばらくは、じいちゃんとばあちゃん、ふたりで野並で百姓をやってた。でも、百姓といってもじいちゃんは次男坊で、本家の土地を使わせてもらってたから、それだけじゃ食べていけなかったらしい。
 そこで、新栄のばあちゃんのお父さんが亡くなったときに、もし食べていけないなら尾張屋を手伝わないかって、ばあちゃんのお母さんが言ってくれたそうなんです。ばあちゃんの上の兄さんたちは、二人とも戦死しちゃってるし。
 ところが、じいちゃんは、商売なんて本当はやりたくなかった。それで最初のうちは、ばあちゃんだけが尾張屋まで通っていたそうで。でも、うちのとうさんが生まれて、本家も子供が増えてきたりして……。

 そうなると、次男坊は肩身がせまいよな。分かるよ、って新藤さんがうなずいた。

――そうなんです。それで、家族で新栄に引っ越して、きしめん屋を継ぐことになったんです。
 その当時の尾張屋は、先代からの腕のたしかな料理人も残っていたから、味もいいし、場所もいいし。遠くからわざわざお客さんがやって来て、すごく繁盛してたって、ばあちゃんが繰り返し言うんです。でも、いまは……駄目ですけどね。

 その話を聞いて、あのマズい月見うどんを思い出した。でもまさか、まったくな、その通りだよ、とも言えないしさ。
 新藤さんが、ところでキミとお婆さんとは仲がいいのかな、って話を変えた。

――そうですね。けっこう仲がいいほうですね。ボクはばあちゃんが好きだし、ばあちゃんもボクを好きだと思います。ばあちゃんとボクは性格が似てて、ひとを相手にする客商売が好きなんですよ。
 でも、とうさんはじいちゃんに似てるのか、あんまり商売が好きじゃない。かあさんも実家が農家だからか、どっちかというと、ひとと口をきかずに済む畑仕事をしているほうが好きなんです。
 そんなこともあって、うちの両親とばあちゃんとは、あんまり仲良くないし。じいちゃんが亡くなってからは、特にそうなっちゃって。
 それで、ボクが小学校を卒業すると同時に、ばあちゃんだけ置いて、野並の団地に引っ越すことになったんです。わずかだけど、じいちゃんの残してくれた畑もあるし。うちの両親は、ほんと土をいじるのが好きっていうか、楽しそうなんですよ。

 そこで、オレは口を挟んだ。
 だけど、調理師の専門学校に行ってるってことは、真一くんは料理人になりたいんじゃないの、って。

 ――そうなんですよね。いずれは自分の店、持ちたいんですけど。でも、いまお店を売ってしまったら、ボクが自分の店を持てるのに、かなり時間がかかると思うんですよね。 
 ばあちゃんがボケたフリしてんのも、ひょっとしたら、そんなことを気にしてくれてるのかも知れないなんて思うこともあるんですけど、分かんないですね。
 とうさんは、いつも「きしめん屋」なんて儲からないって言うけど、儲かってる店もいっぱいあるから、それは違うんじゃないかって。
 いまの店は、場所がいいのに儲からないのは、味が良くないし、サービスも良くないから。もっと工夫のしようがあると思うんですよね。
 自分の親だから言うんじゃないけど、とうさんにしても、かあさんにしても、どっちも決して悪いひとじゃない。どっちかといえば正直で、とても真面目なひとだと思う、でも。

 でもなに、ってオレが訊いたらさ。

――かあさんも、とうさんも、お客さんが来てもブスッとしてて笑わないし。その点ばあちゃんは、いつも、どんなときも、にこにこしてる。
 お客さんもうちのばあちゃんの顔を見ると、楽しそうによく話をしてるんですよ。なじみのお客さんだけじゃなく、一見のお客さんでも。ボクは、そういう雰囲気が好きだし……。

 その話を聞いて思い出したんだけどさ、マスター。
 オレは子供のころ、よくパパと中華料理屋に行ってたんだよ。その店の中国人の親父は、どんなに忙しくても客から何か言われると、たとえ「おやじ、灰皿」でもさ、いつもにこにこして。
「はいはい、分かりました」って返事するのよ。
 客との、そんなやり取りを見るたんびに、オレのパパは感心してた。
 そんである日。
「マスター、いつもにこにこしてるね」
 パパが声をかけた。すると、その親父が笑った。
「浅井さん、あなた日本人。だから、知らない。――笑顔を見せない人間は、商人にはなれない――これ中国の諺ね」
 なんかさ。グラスをトンと置いて、俺の横で突っ立ってた尾張屋のおばはんを、ふと思い出した。
 うん、そう。
 笑顔を見せない人間は、商人にはなれない。

 新藤さんが、真一くんの顔をのぞき込んだ。
「話は分かった。でもキミのおばあさんは、いまのままが一番いいと思ってるのかな」

――よく分からないんですけど、ばあちゃんも七十歳を過ぎてるし、いまはあの店でひとりで住んでるでしょ。それは、しっかりした人だけど、ボクは可哀想だなと。
 やっぱり、とうさんやボクやかあさんも含めて、みんなと一緒に、できればお客さんの顔も見ながら、暮らしたいんじゃないかと思うんですよ。
 だから、ボクは中学生のころから、両親には好きな畑仕事をしてもらいながら、ボクとばあちゃんが商売をやって、みんなで一緒に住めればいいなと思ってたんですけどね。
 でも、いまのあなたたちの計画じゃ、それは無理なんでしょ。新栄の土地を売っても家は建つけど、店までは出せないって。とうさんも、そう言ってたし……。
 だからボケたフリして、反対してるんじゃないかと思うんですよね。
 
 そうか、なるほどなあ。そういうことだったのか、って新藤さんは何度もうなずいた。
 オレは、こいつエライなと思ってさ。だってオレより年下なのに、家族みんなのことを考えてんだもんな。

 真一くんとは店の前で別れた。
「ケンちゃん、カシラんとこまで送ってくれ」
「伏見ですか」って訊いたら。
「いや、今日は大須のほうに居るハズだ」
 それで、ドラゴン・モータースまでアウディを転がしてったのよ。
 そしたら水野さんが目ざとく見つけて、顔を出してくれた。
「どうよ、うちのクルマの調子は」
「いや、ぜーんぜんOK。ノー・プロブレム」
「もし調子わるくなったら、いつでも言ってよ。ケンちゃんだったら身内だし、部品なんてけちなことを言わずに、クルマごと取っかえてやるからさ」って笑ってた。
「ここまでサービスできるとこは、うちしかないよ、ホント」
 そりゃ、そうだよな。そんなことができるのは、ドラゴン・モータースぐらいしかないだろう。だって堅気の会社だったら、すぐ潰れちゃうもんな。

 それから事務所に戻って。
 ブチを、散歩に連れ出したんだけど。いつも、おんなじコースじゃ退屈なんで。その日は、清州の伯父貴の葬式をやった寺のほうへ行ったのよ。
 そう。長景寺。
 あのバカでかい寺な。
 そりゃいいんだけど、寺の入口に、『お言葉』っての?
 よく、門の脇に『みんな仲良く、幸せに』みたいなこと書いてるだろ。あれが、貼ってあってさ。
 ふと見たら。

  間違っても 偉くならんよう
  よぉう気をつけなかん
  威張りくさって バカになるだけ

 そう、書いてあったのよ。
 いや。間違いじゃねえ。
 オレ、三回も読み返したもん。なんじゃこりゃ、と思ってさ。
 事務所に戻ったら、ヒロシの奴が台所にいて。
「ケンちゃん。きょうは、なに食べたい」
 そう訊かれたから。
「焼きそば、食いてえな」
 ところが、冷蔵庫を覗いて、ヒロシが、
「キャベツと豚肉、それにもやしはあるけど、肝心の焼きそばの玉がないな」
「じゃあ、オレ買ってくるわ」つったらさ。
「いや。これがあるから、いいよ、ケンちゃん」
 あいつ、買い置きのインスタント・ラーメンを見せた。
 そんなもん、どうすんだと思ったら。インスタント・ラーメンを、さっと茹でて、お湯きってから、それを中華鍋つかって油で揚げて。その上に、野菜と肉のあんをかけて、揚げ焼きそばの一丁あがり。
 これが結構、美味いんだよ、マスター。
 あいつは、そういうの、ホントに得意だから。
 その焼きそばを食いながら、妙なお言葉のことをヒロシに話したら。
「ああ、長景寺に貼ってるやつな。あそこの倫教さんって和尚は、変わってるから」
 さすが地元のことに詳しいんだ。
 オレも伯父貴の葬式の手伝いをしたんで、和尚の顔ぐらいは知ってたけどな。
 倫教さんって坊さんは、眉が太くて目ん玉がギョロっとしてる。
 ヒロシの話じゃ、その和尚、なんでも僧正とかで、どえりゃあ偉い坊さんなんだってよ。
 偉くなるなって言ってんのに、自分は、どえりゃあ偉いって。
 わっけ、分かんねえだろ、なッ。マスター。

 それから五日後かな。
 新藤さんに頼まれてたんで、真一くんを金山の専門学校の正門近くで拾って、名古屋駅のセントラルタワーズのホテルまで連れて行った。
 ロビーには、婆さんと新藤さん、それにスーツ着て黒い鞄を持った真面目そうな中年男が待ってた。その日は、お馬さんの掛け金を回収しなきゃいけなかったから、すぐにオレはホテルを出た。
 だけど、ホテルでどんな話をしてんのか、えらく気になってさ。
 香味苑の店長んとことか三、四軒まわってから、久しぶりにリリーに顔を出したら。なぜか知らないけどサボテンのでっかい鉢は、なくなってた。
 レジ横の指定席に座ると、鬼瓦がコーヒー淹れながら。
「おや、ご無沙汰だがね」だって。
 べつに、鬼瓦の顔みたくて、通ってるわけじゃねえし。
「ねえ、いま外に停めた赤いクルマ、ケンちゃんの」
 トモちゃんが訊いてきた。
「もちろん、オレの」
 胸張ったらトモちゃん、何つったと思う? マスター。
「カッコイイわね。こんど乗せてくれる」
 もうさ、ココロの中で、大きくガッツポーズよ。
 へっへっへっへっ。
 アドバンテージが、オレの方にきたってわけ。これで南山の学生に、ワンポイント、いやツーポイントぐらいリードだろ。
 ホントよかったよ。あんときヤケ起こして、婆さんと心中なんてことにならなくってさ。
 それから? 
 それからさ、マスター……。
 あっ、今日は、ここまで。
 これからヒロシたちと、遊びに行くんで。

                      (つづく)

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ケンちゃんシリーズ『またあした』1~8巻
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第2巻はこちら



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