皆さん、ドガースとマタドガスは好きですか？
自分はTwitterとnoteのアカウント名に"Matadogas"と入れちゃうくらいには大好きです。

そういうこともあって、ポケモンカードのサン&ムーン(SM)シリーズが始まってからずっとドガースとマタドガスが収録されるのを待っていたのですが、なかなか収録されずにやきもきしておりました。
しかし、SMシリーズ開始から約2年3か月経った今年3月に発売されたダブルブレイズ(SM10)でついにドガースとマタドガスが収録！
しかもマタドガスはダメカンばらまき性能がめっちゃ高くて、とても強い！
ということで、すぐさまデッキを組み、大好きなポケモンで楽しく対戦をしておりました。

さらにその後、5月発売のスカイレジェンド(SM10b)と8月発売のドリームリーグ(SM11b)でもドガースとマタドガスが収録！
約半年の間に3回も収録され、大喜びしました。

SM10bのマタドガスはムサシとコジロウによって、SM11bのマタドガスはホミカによって手札からトラッシュされることを前提とした性能をしているため、メインアタッカーとして使われるのはSM10のマタドガスになるかと思います。
しかし進化元であるドガースは3種類のうちのいずれかの一強というわけではないため、その中からどれを採用するか選択する余地があります。
そこで本記事では、3種類のドガースの性能等について比較をしていきたいと思います。

性能等一覧

最初に、HPなどの各項目を表にしたものを掲載しておきます。

タイプ

タイプはどのドガースも超となっています。
余談ですが、今年11月に発売されるゲームの新作「ポケットモンスター ソード・シールド」でマタドガス(ガラルのすがた)が登場することが発表されており、そのタイプがどく・フェアリーということで、ポケカでもドガースやマタドガスがフェアリータイプとして登場するのを心待ちにしています。

HP

HPはSM10のドガースが70、SM10bとSM11bのドガースが60となっています。
基本的にはHPが高いに越したことはないのでSM10のものが最もいいということになりますが、HP60だとウツギ博士のレクチャーで持ってこられるというメリットがあります(実際にウツギ博士のレクチャーを採用したレシピも見たことがあります)。
ただ、やはりHP60の方がやられやすいのも事実で、ベンチに置いていてもジュゴン(SM10)の「デュアルブリザード」やクワガノンGX(SM1+)の「ギガトロンGX」で倒されてしまう可能性があります。
また、SM11bのものは特性を持っているため、マニューラ(SM2+)の「あくのおきて」で倒される危険性もあります。
上記のポケモンが入っていそうなデッキと対戦する際は、ミュウ(SM10)の特性「ベンチバリア」でドガースを守りましょう。

特性

HPのところでも少し触れましたが、SM10とSM10bのドガースは特性を持っておらず、SM11bのドガースは特性「ぶっとびボム」を持っています。
「ぶっとびボム」はホミカでドガースをトラッシュした際に、相手のポケモン全員にダメカンを1個ずつ乗せるというもの。
通常ドガースは盤面に出してマタドガスに進化させるため、この特性を有効に使える場面はそれほど多くはありませんが、うまくいけば相手の盤面のダメカンを最大12個増やせるので、奇襲としてはうってつけかと思います。

ワザ

ドガースでワザを使う機会はあまりありませんが、いざという時に役立つかもしれないので、覚えておくといいかもしれません。

SM10のドガースが持つワザは無色エネルギー1個で使える「くさいにおい」。
これはお互いのバトルポケモンをこんらんにするというもの。
ドガースはマタドガスに進化させるためこんらんになっても特に問題はないですが、相手のバトルポケモンがTAG TEAM GXのように進化しないたねポケモンだった場合は刺さる可能性があります。

SM10bのドガースが持つワザは無色エネルギー1個で使える「たいあたり」。
色拘束なし1エネで20ダメージということで、意外とコスパがよかったりします。
そして何といっても、ポケモンのどうぐである「ノーマルZ たいあたり」を使えることがポイント！
通常マタドガスのデッキに入るエネルギーはダブル無色エネルギーやカウンターエネルギーなので、2回手貼りをすれば「ダッシュアタックGX」を使うことができ、最低でも200ダメージを与えることができます(コインで3回連続でオモテを出せば、ファイヤー&サンダー&フリーザーGXなども一撃！)。
マタドガスデッキにはGXポケモンが1枚も入らないことが多く、通常はGXワザの権利を放棄することになってしまうので、そういった意味でSM10bのドガースはGXワザを打つアタッカーとして有用となります。

SM11bのドガースが持つワザは超エネルギー1個と無色エネルギー1個で使える「どくガス」。
「くさいにおい」や「たいあたり」と違い、ダブル無色エネルギーだけでワザを打つことはできませんが、相手のバトルポケモンをどくにしてしまえばにげられたり進化されたりしない限りは毎ターンダメカンが乗り続けるため、ダメカンをばらまいていくマタドガスデッキの戦術と合っていると言えるのではないかと思います。

弱点

弱点はどのドガースも超タイプです。

抵抗力

抵抗力はどのドガースも持っていません。

にげる

にげるために必要なエネルギーは、SM10のドガースが2個で、SM10bとSM11bのドガースが1個です。
ドガースがにげる機会もそれほどないとは思いますが、SM10bとSM11bのものであれば、ジラーチ(SM8a)の特性「ねがいぼし」を使いたい場合や後攻1ターン目にカプ・コケコ(SM2+など)の「かいてんひこう」を打ちたい場合にエスケープボードやUターンボードを貼ることでにげられるようになります。

イラスト

SM10のドガースのイラストは瑞絵-mizue-先生によるもの。
ドガースもロケット団のしたっぱの女性もかわいくて最高。

SM10bのドガースのイラストはつるたさや先生によるもの。
都会(？)をバックにプカプカ浮かぶドガースがかわいくて最高。

SM11bのレアリティCのドガースのイラストはきむらなおよ先生によるもの。
森の中で佇むドガースがかわいくて最高。

SM11bのレアリティCHRのドガースのイラストはヒョーゴノスケ先生によるもの。
ドガースもホミカもイカしてて最高。

おわりに

ここまでの内容をざっくりまとめますと、
・「ノーマルZ たいあたり」でGXワザを打ちたいなら、SM10bのドガース
・ホミカを使ってダメカンをばらまきたいなら、SM11bのドガース
・上記2つに当てはまらないなら、最も倒されにくいSM10のドガース
・イラストはどれも最高！
ということになります。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
今後もあるポケモンのカードを比較した記事を書くかもしれませんので、その際はまた読んでいただけると幸いです。

最後に、最近気に入って使っているマタドガスデッキのレシピを貼って締めたいと思います。

※このレシピは、ズンさんのレシピを参考にしています。
https://twitter.com/zunzun_doko/status/1157959513120448513
https://zunzunzundoko.diarynote.jp/201908052046384096/