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【Weibo運用の極意Vol.2】まずは自分にあったアカウントを選択しよう

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できることは千差万別、3種類のWeiboアカウント

Weiboで自社のPR用アカウントを作るにあたって、まず問題となるのが「どのアカウントタイプを選ぶか」ということ。

Weiboには、Twitterと同じように複数のアカウントタイプがあります。ただし、Twitterと違ってアカウントの申請には明確な手順・条件があります。

また、アカウントの種類によってユーザーの信頼度、使える機能に大きな差が生じます。

あなたがWeiboを使って何をしたいのかによって、アカウントの種類は慎重に選ぶ必要があります。それでは、3種類のWeiboアカウントについて、それぞれ特徴を見ていきましょう。

1. 一般アカウント〜まずはここからWeiboに慣れてみよう〜

一般アカウントは、アカウント名(モザイク部分)に認証マークがつかない

「Weibo(微博)」を利用する際の一般的なアカウントです。テキスト140文字、画像、動画を投稿することが可能で、ユーザー同士での投稿・共有などのSNS機能を利用できます。

一方で、誰でも作れることからアカウントとしての信頼度は低く、広告運用などは行うことができません

一般アカウントから企業・個人公式アカウントへの移行は可能なので、まずはこちらで運用に慣れてみるのもよいでしょう。

2. 企業公式アカウント〜本気でWeiboマーケティングを行うならこれ!〜

MATCHAの企業公式アカウント。ロゴのそばに認証を示す青いVマークがついている

Weibo公式サイトから申し込める企業専用公式アカウントです。企業専用といいつつ、自治体やその他法人でもアカウントは開設可能。

取得することにより、「Weibo(微博)」アカウント名の横に青色の「V」マークが表示されます。

この青色「V」マークが表示されているアカウントからの情報発信は、ユーザーにとって大きな信頼と安心を意味しています。

また、公式アカウントだからこそできる施策も多数あります。

申請はWeibo Japanなどの企業・業者を通して行い、申請費用がUSD 1,080必要となります。(2019年2月時点、申請を代行する業者によって異なる)

3. 個人認証公式アカウント〜法人よりも開設が容易、ただし注意点も〜

かつて運用していた、MATCHAの個人認証アカウント

有名人/著名人が取得可能な個人アカウントです。取得することにより、「Weibo(微博)」アカウント名の横に黄色の「V」マークが表示されます。

認証には、所属証明や名刺、在職証明などいくつかの書類を提出する必要があり、また、獲得フォロワー数、フォロー数、投稿数など、認証するにあたっての最低基準を設けられています。

こちらもPRや情報拡散のための様々な施策を行うことができます。申請は企業公式アカウントと同様にWeibo Japanなどの企業を通して行い、申請費用は必要ありません

個人認証アカウントの注意点

「個人認証のほうが、無料だし簡単そう!」そう感じられた方もいるでしょう。

MATCHAでも当初はそのように考え、「個人認証公式アカウント」を使用していました。しかし現在は企業公式アカウントに移行しています。

実は個人認証アカウントには以下のようにいくつかの注意点が存在するのです。

1. そもそも個人認証申請が通らない
2. 新しい機能を使えなくなるかもしれない
3. 個人公式アカウントから法人アカウントへの移行でできない

1. そもそも個人認証申請が通らない

個人認証を申請する際には、個人の身分を示す資料を提出する必要があります。

かつては、個人の身分証とアカウントの名称(企業名など)が違っていても申請が通ることがありましたが、最近では両者が一致していなければ申請が却下されることが多いようです。

2. 新しい機能を使えなくなるかもしれない

Weiboでは毎年アカウント運用のための新機能が発表されています。

機能によっては、改めてアカウントの身分を証明する資料の提出が必要になる可能性があります。

もしもアカウント認証が通ったとしても、ここでは申請が却下されるかもしれないのです。

3. 個人公式アカウントから企業公式アカウントへの移行ができない

一度個人公式アカウントを取得すると、そこから企業公式アカウントへ移行ができず、1からアカウントを作り直す必要があります。

つまり、「2.」の理由などで途中で企業公式アカウントへ移行しようと思っても、集めたユーザーを引き継ぐことができないということです。

ひんぱんに機能や仕様の変更が起こるWeiboの運用では、最初から企業公式アカウントを取得しておくのが無難でしょう。

ただし、情報発信を日々行っていくだけであれば、一般アカウント、個人認証アカウントでも問題ありません。

企業公式アカウント開設に必要なことまとめ

企業公式アカウントに必要な書類や手続を、簡単にまとめました。詳しくはWeibo JapanFindJapanなどの申請代行業者へお問い合わせください。

公式アカウントを開設するまでに必要な書類

・企業認証申請における誓約書
誓約書、微博コミュニティ規約同意書は申請後弊社よりお送りいたします。
・登記簿謄本
※3ヶ月以内に取得した登記簿謄本(履歴事項全部証明書)をお願いします。
・ご担当者様名刺
・商標証明書

費用
USD 1,080 + そのほか費用
その他、代行業者の事務手数料などが必要となる場合があり、額は業者によって異なります。
日本円に換算すると、為替の影響なども考慮し、おおむね15〜20万円前後の費用となると思われます。

期間
2〜3週間ほど ※企業・法人のタイプによって多少前後します。

注意点1 申請は直接行うのではなく代行業者
公式アカウントの申請は、業者を挟まず直接「Weibo」に対し行うことも不可能ではありません(※)。

しかしその場合、中国元を直接中国へ送金するなどの作業が必要となります。日中間の送金は非常に煩雑であるため、多少コストがかかっても中間業者に依頼するほうが、現状ではコスト削減につながります。

※「Weibo」と「Weibo Japan」は異なります。Weibo JapanはWeiboの日本地域における公式パートナーであり、公式アカウントの認証申請窓口などを行っている会社です。

注意点2 広告運用には別途広告アカウントの開設が必要

Weiboでのファン獲得を促進する「Weibo広告」は、公式アカウントに加えて、広告運用用「広告アカウント」のアカウント(開設費は無料〜 代行業者によって異なる)が必要となります。

公式アカウント取得後すぐに広告を出せるわけではないので、注意してください。

公式アカウントを取得し、柔軟なマーケティング活動を

公式アカウントにするメリットはいくつかありますが、やはり「オフィシャル感」が一番のメリットでしょう。

MATCHAは有益な観光情報を読者に届けるメディアです。読者にコンテンツを楽しんでもらうためには、まずメディアとしての信頼を得る必要があります。

そのため、現在は企業公式アカウントを取得し、安心して楽しめるメディアを作っているわけです。

その他、企業公式アカウントを開設することのメリットは以下のとおりです。みなさまのご参考になれば幸いです。

企業公式アカウントのメリット一覧
1.ユーザーからの信頼を得られる
2.外部リンクや営利目的の投稿が可能に
3.詳細なデータ分析が可能に
4.フォロワーを増やすためのキャンペーンを簡単に作ることができる

次回は、Weiboの基本用語を開設いたします。

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