こんにちは、そしてこんばんは。まっちゃです。

今日のなぜ！？なに！？調査の基点テーマは「月曜日だけ東京都のコロナ感染者数が少ないのはなぜ？」です。

とりあえず、まずは以下の表を見てください。

（出典：東京新聞　https://www.tokyo-np.co.jp/article/126494）

これは直近約２週間における東京都のコロナ新規感染者数の一覧ですが、これを見るとほとんどが4,000人を超えているにも関わらず、月曜日だけ全て2,000人台なんですよね。

これを見て、「なんで月曜日だけこんなに新規感染者が（相対的に）少ないの？」と思ったわけです。

というわけで、今日はこの「なぜ」を解決していきましょう！

１．なぜ月曜日だけ新規感染者が少ない？

答えを調べる前に、まずは仮説を立てましょう。

仮説１．月曜日は休み明けなので病院に行く気が起きないから
仮説２．休み明けの病院は休日に診察できなかった患者でごった返して、PCR検査どころではないから
仮説３．月曜日はPCR検査をやっている病院が少ないから
仮説４．月曜日は出張などで遠く（県外）に行く人が多く、出張先でPCR検査をするから

ざっと書き出してみた感じこうなりました。
それでは、答えを探しにいきましょう。

２．月曜日の新規感染者数が少ない本当の理由

「コロナ　月曜　少ない　なぜ」で検索すると、ある記事が出てきました。その中に答えがあったので一部抜粋します。

「医療機関や保健所は基本的に土日は休診日で、検査自体が少なくなると思われます。その結果、週明けは届出数が少なくなっていると見られます」

（出典：Yahoo!ニュース）

やはり、前日の日曜日に空いている医療機関が少ないというのは原因の１つだったらしいですね。

ただ、ここでまた１つ疑問が増えました。それは、「新規感染者数って、いつのPCR検査の結果を指すの？」という疑問です。

自分的には、その日に行ったPCR検査の結果が反映されるのかと思っていましたが、この引用を見るにどうやら違うみたいです。

なので、今からこの疑問について調べていきます。

３．PCR検査って、いつの検査がいつ反映されるの？

「PCR検査　新規感染者　いつの分」と検索したら、いいサイトが見つかりました。東京都福祉保健局のサイトです。

そのサイト内に、この疑問の確信を突く文章が書いてあったので引用します。

都では、発生届を保健所から受理し、新規患者数として発表しています。この発生届は、毎朝9時の段階で、前日の9時からの24時間を取りまとめて、当日分としています。

（出典：東京都福祉保健局）

つまり、月曜日の新規感染者は、日曜日の朝９時から月曜日の朝９時までに保健所から発生届を受け取った数が、月曜日の新規感染者数として公表されるということです。

だから、日曜日で多くの医療機関が休みだとPCR検査の実施数そのものが少なくなって、月曜日の新規感染者数が少なくなるわけですね！！疑問がスッキリ晴れました ^^

４．まとめ

今回の基点テーマと最終結論を簡単におさらいすると、

「東京都のコロナ新規感染者数が月曜日だけ少なくなるのは、前日の日曜日に空いている医療機関がそもそも少なく、PCR検査自体があまり行われないため、翌日の結果反映数が減ってしまう」

ということでした！

月曜日の新規感染者数が少ないということは、検査できていない隠れ陽性者が多くいるということなので、「月曜日は感染しにくい」なんてことは全くありませんね。

曜日関係なく、今まで通りコロナ対策が大事というわけです。（もちろん自分はちゃんと毎日対策してます）

皆さんも、まだまだ大変な状況ではありますが、どうかコロナ対策をしっかりと続けていきましょう。

今日も疑問が無事解決して、また１つ知識が増えました！やったね！