見出し画像

マタニティリープマガジン vol.20 最期は近くで見送る。親、孫3世代のつながりの橋。コーチングとアロマ、天職に出会う巡礼の旅  1回目/全3回

みなさん、こんにちは。「マタニティを飛躍の機会に」。マタニティリープです。このマガジンでは毎週木曜日にメインコンテンツとして、マタニティ期、子育て期の経験とリープについて伺ったインタビュー記事を連載しています。今回から新しく石橋香織さん(仮名)のインタビュー(全3回)が始まります。読んでいただいて、共感したり、元気になったり、癒されたりと、みなさんの力となる記事になれたら嬉しいです。


▪️マタニティリープインタビュー 石橋香織さん

〜石橋香織さん(仮名)のマタニティリープジャーニー〜(1回目/全3回)

現在、石橋さんには男子高校生、男子中学生の2人の子供がいる。銀行員から転身、現在はフリーランスで働いている。海の近くに旦那さんと住み、ホリスティックアロマの道を探求する石橋さん。長くお付き合いする旦那さんと結婚に至るまで、また自分の人生に真剣に向き合い、道を探求していくお話しを今回は伺いました。

第1回

家族を大切にする環境で

ーー元々の家族とご自身がどんなふうに育ったか、聞かせてもらってもいいですか?

サラリーマンの父と、専業主婦の母、弟と私の四人家族です。
父は長男でしたから、弟や妹の面倒を見ながら、家を背負っていました。堅実な父、生い立ちから苦労を重ねていた母。二人とも戦時中の生まれなので、家族を大事にするという思いが強かったです。

ーー実家にはいつまでいらしたのですか?

結婚するまでです。結婚したのが29歳の時なので、長いですね。
途中、祖父母のところに下宿していた時期もありましたが、就職した銀行は日本橋だったので、実家から通っていました。

両親のアドバイスに導かれて

ーー銀行に就職しようと思ったきっかけは?

父が言っていることが自分の中に残っていました。
父はメーカーの資金部にいました。就職したその銀行のことをリベラルで働いている人が素敵だと言っていました。また、銀行だったら、手堅いし、いいよ、と。私も本当にそうだなと思いました。サービス業という選択もあったけれど、土日がお休みというのも魅力で決めました。

大学時代にディズニーランドでバイトをしていました。高校生の時に「近所のお姉さんがディズニーランドでバイトしていて、すごく楽しそうよ」と母が言っていたのがきっかけです。そう思うと、私ってとても素直ですね。

ーーご両親が話していることがなんとなく染みていって、誘われたような?

確かにディズニーランドのバイトで夫にも出会ってますね。いい指南をくれてますね。(笑)

ーー以前お聞きした時に、旦那さんが、石橋さんにベタ惚れ、という印象を受けました。

一緒にいると、お互いに元気になるように思います。

長いお付き合いから結婚へ

ーー大学時代にお付き合いを始めて、29歳で結婚なので、長いお付き合いですね。

結婚したら自分のしたいことができなくなるっていう思い込みがあったんだと思います。見ていない世界を見てみたいというモードで結果的にそうなったんですが、結婚するなら20代だなと彼とは話していました。

当時は金融再編の時代でした。私のいた銀行も吸収合併のような形になり、やり方を先方の銀行に合わせないといけなくなりました。それまではリベラルな感じだったのが、違う会社になったという感覚でした。銀行でキャリアを積んでいくビジョンが浮かばなくて、このまま続けられないなと思いました。結婚したのは29歳ですが、そのまま一年銀行に勤めて、30歳の時に退職をしました。

転職と出会い

主人の勤めが藤沢、私が丸の内だったので、中間地点の横浜に住んでいました。そこの家賃は二人で働いて支払っていました。
そして退職後に人材紹介会社に登録をしました。銀行では事務的な業務をしたことがなかったのですが、自分のスキルの棚卸しをしたら、秘書や教育が浮かびました。お金より人に関心があるんですね。

考えてみたら、それまでは両親の敷いたレールの上を走っていたように思います。それで、今度は法人向けのビジネススクールに転職をすることにしました。そこでは本当に忙しく、大変でした。小さな会社でしたし、何から何までやらないといけない。夫ともお休みがずれ、鬱ではないが、ぼんやりしてパフォーマンスが出ないという状況にもなりました。
そんな時、たまたま知人のコーチングの練習台になる経験をしました。これまでと違うコミュニケーション。タスクではなく私に焦点を当ててくれているのが嬉しかった。それで、自分もコーチングを勉強し始めました。たまたま夫もそれより以前にコーチングの本を紹介してくれていました。

ーーまさに何か交差点のような出会いがあった?
その会社を辞めたのは32歳ぐらいの時ですが、コーチング関連の仕事を始めました。自分を深く見つめるフェーズがやっと始まったというように感じました。何かを探し求めているような感じです。でも、何かを学んで帰ってくると、主人が部屋の模様替えをしてくれていたりしていました。
コーチング関連の仕事も数年間で細胞に吸収していった感じでした。思い返すとあの頃は取り憑かれたようにやっていましたね。今思うと、なんであんなに自分の時間を使えたんだろうって思います。

<次回へ続く>


▪️編集後記


みなさんは、この冬どうお過ごしですか?
我が家では、この3週間でコロナ、溶連菌、胃腸炎、熱性痙攣、救急車、入院、胃腸炎と目まぐるしい体調不良のループに入っていました。今日からはそのループからリープして、日常を取り戻せる予定です。(苦笑)
どうぞみなさまも暖かくしていただいて、冬から春にかけてのエネルギーを感じて、年度末にかけてのイベントなどをお楽しみください。

<編集>
マタニティリープ合同会社
https://www.maternityleap.com/


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?