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2024年1月8日(月・祝)@SURVIVAL GAME FIELD IDE

今年初サバゲーは思い出の場所にて

2024年の抱負の記事

でも触れたが、私は現在5名の博士課程の学生を抱えていて、そのうちの1名のインド人が絶賛博士論文の審査中である。
博士論文の締切が1月9日であったため、年末年始の休みをその博士論文の総チェックでほぼ終えた。

そして休み明け、仲間との相談の結果、2024年初のサバゲーの参加を決めた。今回参加するフィールドは、

SURVIVAL GAME FIELD IDE
https://sgfide0611.militaryblog.jp/

である。
京都府の井手町の山奥にあるフィールドで、井手町は京都市からだいぶ南の方にある。
実はこのフィールド、私が初めて屋外フィールドの定例会に参加した思い出のフィールドである。
サバゲーに行くときはいつも、定例会に人が集まっているかどうか常にチェックするフィールドではあるが、あまり人数が集まっていないことが多い印象だ。
土日に貸切が入っていることも多く、定例会の参加のチャンスをずっと窺っていた。
1月8日は、寒すぎるせいなのか、トレンチやフロントライン能勢などのようないつもそれなりに人数が集まるフィールドも含めて全体的に集まりが悪かった。
しかし、井出のこのフィールドがそれなりに人数が集まっており、久々に参戦しようということになり、仲間と2人で参加を決定。
1年半以上ぶり。

このフィールドは、なんというか、オーナーがフレンドリーで、ほどよく“緩い”雰囲気だ。
もちろん、ルーズな人が多いという意味ではない。
参加者は皆さんちゃんとした方々なのだが、全体的に和やかな雰囲気だ。
ピリピリした感が全くない。

この感じ、懐かしい。

観戦台からフィールド全体をパノラマ撮影。
セーフティー。屋根付き。
緑のネットより奥がフィールド。フィールドの両サイドは竹林。

広さは、トレンチやフロントラインよりは一回り小さめか。
20人 vs 20人あたりが適正人数か。今回は、およそ13人 vs 13人であった。

今回のチームメイト。一番右が私だ。

フィールドマップがなかったので、グーグルマップの航空写真を張っておく。

フィールドの航空写真。開けているところ全体がフィールドだ。
写真の上(北)を「山側」、下(南)を「塹壕側」と呼ぶことにする。

写真の開けている所がおおよそフィールドなのだが、写真でいう上側(北)が少しだけ登れるようになっていて、そこもフィールド内になっている。
今日は、その山側を徹底的に攻めることにした。
一方で、下側(南)には塹壕があり、塹壕の中は常にぬかるんでいるらしい。
(中に入ってしまえば、かなりの強ポジションらしいのだが…。)

フィールド内には櫓も2カ所あり、バリケードがバランス良く配置されている。

こちらも観戦台から撮影。左手前側と右奥に櫓も確認できる。

奥側(マップの左側)には“草むらCQB"もある。(後述する。)
以前訪れた際より全体的にブッシュがだいぶ刈られている印象だ。

にしても、この日は激烈に寒かった。フィールド内の水たまりが一部凍っていた。

凍った水たまり。

山の上だ。しょうがない。
それに、オーナーいわく、フィールドの一部は年中日かげになっている場所があるらしく、そういう場所は年中ぬかるんでいるらしい。

日当たりって大事。

しかし、サバゲーの楽しさには代えられない。
普段より厚着して、フラッグゲットに挑む。

準備は万端。いざ、第1ゲームへ。

山側の下段で撮影。今日はこの態勢をとることが多かった。

今回は、黄色チーム。

午前中にフラッグ戦を2ゲーム

第1ゲームはセミオート限定。1回復活有りのフラッグ戦。
表は、手前スタート。
上述の通り、上側の山をひたすら攻めることにした。

午前中の表ゲームは、だいたい図のような進路をとった。

山のフィールド際ではなく、少し手前の平たい道を、ブッシュや竹に紛れながら匍匐で進んでいった。
山側のフィールドギリギリには別の味方がひたすら攻めあがっており、我々もそれに遅れをとらないよう意識した。
私の仲間は、私のすぐ横、もしくはすぐ後ろに陣取っていた。

山側の下段の平たい道。フィールド中央側から撮影。

第1ゲームは、残り1分程度のときにやられてしまい、復活する暇がなかったためそのまま終了したが、4,5人は倒しただろうか。
上記のマップの矢印の先あたりまで辿り着いた。
ただ、ゲーム時間が10分で復活ありのため、なかなかフラッグまで辿り着くのは難しい印象だ。

裏ゲーム。図のような進路をとったが、平地から山に上がるのに手こずり、ガッツリ相手にばれてしまった。
スタートダッシュで取るべき進路は、ゲームスタート前に入念に確認しておかなければならない。
敵にばれない進路を取り、先に索敵し、一方的に倒す。ゲーム開始直後の基本だ。
結局、開始5分頃に一度倒されてしまい、復活後もうまく立ち回れず、やられてしまった。

フラッグまで、まだまだ遠い。


ところで、第1ゲームの表と裏の間に、同じチームの味方の1人が我々に話しかけてくれた。

「もしかして、山の民ですか?」

どうやらその方は長年通っている常連で、山側を徹底的に攻めるのが好きらしい。
そこに我々が混ざっていた、ということだ。
その味方いわく、我々がだいぶ相手を引きつけてくれたおかげで自分がぐいぐい前へ出ることが出来た、とのこと。
普段なら他の味方とペースが合わず、自分がどんどん前へ出てしまって孤立することが多いらしいが、今回は我々がその常連さんを絶対孤立させないよう心掛けていた。
「一緒に前へ出られる味方がいて楽しい」と言ってくれた。
フィールドの常連に少しは認めてもらえた気がした。嬉しい。


第2ゲーム。フルオートOKの1回復活有りのフラッグ戦。
第1ゲーム同様、上述の常連さんと我々の3人で、山を攻めることに。
私の動きが甘いせいもあるのだが、私の居場所が早々にバレてしまい、打ち込まれていた。
しかし、なんとかブッシュで難を逃れており、応戦していた。
その間、常連さんと仲間がヒットをとりまくってくれていた。
私は、1人倒した程度だが、味方2人で5,6人は倒しただろうか。
心強い。
結局、櫓付近までは辿り着いたが、草むらCQBの手前に潜む敵にやられ、攻め込むことはできなかった。

山側の下段あたり。フィールド中央部の敵と対峙しながら、
この道をひたすら匍匐でジリジリ進んでいった。
フィールド中央側を向くとこんな感じ。
さらに山側を向くとこんな感じ。見えにくいが、
トラロープが巻かれている辺りがフィールドの端。
トラロープ沿いを常連さんが慎重に攻めあがり、フィールド中央側に撃ち下ろしてヒットを量産。


裏ゲーム。
今回も山側から攻めあがったが、なかなか難しい。どうしても足止めをくらう。
どうやら、相手が対策をしてきたようで、山側をガッツリ固められていた様子であった。
結局、1回やられた後、山を諦めて中央部から攻めあがっていったのだが、うまく連携もとれず、結局やられてしまった。


復活ありで10分だと、フラッグまで辿り着くのが難しい。
基本、匍匐の態勢をとっていたせいか、ものすごく疲れた。

しかし、相手にとって我々が多少脅威になっていたかもしれないと思うと、なんというか、悪い気はしない。

午後にもフラッグ戦を2ゲーム

昼休みをはさんで第3ゲーム。
午後は、復活なし。フルオートOKのフラッグ戦。
表は手前スタート。
常連さんと仲間の3人で、相変わらず山側を攻めあがる。
今回も、私が相手を引き付ける間に、常連さんがフィールド際から撃ち下ろし、仲間は私のすぐ後ろ側から、相手を削りまくった。
私と仲間の役割が違う気がするのだが……まぁそれはいいか。

残り2分を切った頃。
仲間はやられてしまったが、常連さんは生き残っていて、2人でだいぶ奥まで攻めあがった。
相手もほぼ殲滅できたか。
あとは、草むらCQBを抜ければ、フラッグだ。

山側の端っこあたり。先に見えるのが草むらCQBエリア。
草むらCQB内部。

山側エリアの端っこまで辿り着き、草むらCQBに入っていく。
その手前にまだ1人敵がいたが、なんとか先に気付くことが出来、倒すことが出来た。
そして、味方とグイグイ進んでいき、フラッグまで辿り着いた。

草むらCQBを抜けると、フラッグが見える。ドラム缶の上のボックスの中にフラッグがある。

そして、フラッグに辿り着き、鳴らす!

勝ったか??


どうやら、数秒前に時間切れになったようで、フラッグゲットは無効であった。
惜しい。

けど、悪くない攻め上がりだったと思う。


裏ゲーム。
今度はガッツリ戦力を山側にふられたようで、山側で全く前に出ることが出来なかった。早々にやられてしまった。


第4ゲームも同じフラッグ戦。
そろそろフラッグを取りたいが……山側がどうにもこうにも…。
それでも、なんとか攻略して、山側から味方3人でフラッグゲットに挑む。
戦況を見ながら、場合によっては「山側を敵に警戒させておいて、一気に引き返して塹壕側から攻めあがる」という作戦も立てた。

うまくいくか。

開始5分頃だろうか。山側で膠着していた。
ジワジワ前へ出られるか…引き返すか…と考えていたその時!

相手にフラッグを取られてしまった。

どうやら、山側は相手が防衛に徹していて、塹壕側から攻撃部隊が攻めあがったようだ。
負けると、めちゃめちゃ悔しい!


そして、裏ゲーム。奥スタート。
今回は、山側は、別の味方に攻めあがってもらうことで引きつけておき、我々で塹壕側から攻めることにした。
塹壕側を攻めるのはこのゲームがこの日初だったため、どのあたりまであがれるか探り探りではあったが、まずはスタートダッシュで悪くない場所に位置取れた気がする。

スタートダッシュで図のような進路をとる。
スタートダッシュでこのバリケードに入る。
私のさらに右側(塹壕側)では交戦している様子が窺えた。

すすきのブッシュで身を隠しながら、慎重に前へ出ていき、敵が別の味方を撃っている隙にその敵を私が倒すなど、うまく立ち回れた気がする。
ただし、塹壕側にはまだ敵がいる。そして、櫓の1階にも敵を確認した。

スタートダッシュで入ったバリケードから約10メートル先のこのバリケードに入る。
左前に櫓も見える。右前に、交戦中の敵も確認できる。

このあたり、完全に仲間とはぐれており、その後その仲間のヒットコールが聞こえ、孤立してしまった。
しかし、フラッグゲットを諦めるわけにはいかない。
なんとか隙を見て、塹壕側の敵を倒すことに成功。

すすきの奥に敵がおり、敵に気付かれることなく一方的に撃ち込むことに成功した。

しかし、まだ櫓の1階に敵がいる。
どうするか…。
なんとか倒してから前へ出たいが、フィールド反対側には他にも敵がいるだろうし、周りに味方も確認できない。
フィールド内側にこれ以上入りたくないなぁ…。
そこで、その櫓の敵を無視して、前へ出ることにした。
塹壕側寄りに櫓の敵以外にもいないか十分様子を窺い、隙を見て一気に前へ出ることに。

櫓の敵を無視して、外側から一気にフラッグを目指すことにした。

途中、1人敵を見つけたが、すかさず撃ち込んでヒットをとる。
そして、一気にフラッグへ!

スケスケのバリケードの裏に敵がいたので、すぐに撃ちこみ、そのままその奥にあるフラッグへ。

フラッグに辿り着き、すかさずホイッスルを鳴らす。

そして、フラッグゲット!!!!

2024年初フラッグゲット!!やったぜ!!!!!


第5ゲームは、センターフラッグ戦。
フィールド中央辺りにある「センターフラッグ」を奪い合うゲームだ。

バリケードの上に、2色の棒が確認できる。この棒を、自分のチームの色に立てる。
こんな感じ。奪われたら、もちろんひっくり返しに行っても良い。

表ゲーム。手前スタート。
センターフラッグの位置が微妙に奥スタートに近いと思われ、多少不利と思われたが、一緒に山側を攻めた常連さんがスタートダッシュでフラッグを奪うことに成功。
私もその援護に努めていた。
その後、フラッグ付近を味方全体で守りきり、そのままゲーム終了。
黄色チームの勝利で終わった。

センターフラッグ戦、楽しい。というか、ゲームに勝てると、とっても楽しい。


裏ゲームもあったのだが、夜に別の予定が入っていたため、この日はこれで終了。

前回はフラッグに辿り着けなかったので、今回は無事ゲットできて、ホッとしている。


いよいよ仕事の繁忙期を迎える

ということで、今回は1回のフラッグゲットに成功。フラッグ奪取率は

48/47 ≒ 1.02

に更新。
フラッグ奪取率1以上のキープ…簡単ではない。2回以上ゲットできるよう、今後も貪欲にチャレンジしていきたい。

そして、仕事の繁忙期へ。
1月末に期末試験、2月上旬にM2の修論締め切りと修論発表会(私は現在3人のM2を受け持っている)、そこに加えて博士論文の審査だ。
期末試験と修論は、毎年のことでそこまでの負担ではないのだが、博士論文の審査関係の書類がなかなかに手ごわそうだ。
そして、それらがひと段落着いた2月中旬には、2週間の海外出張を予定している。
ドイツに1週間、イタリアに1週間。初イタリア。楽しみだ。

予定はいろいろ詰まっているのだが、なんとか時間を工面して、2月最初の土日にサバゲーに行くことを計画中。

次回は、あわよくば、関東遠征の予定。

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