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2024年4月13日(土)@フロントライン能勢

新学期が始まる

4月第2週。第1週は入学式やガイダンス、多くの大学が第2週から講義を開始する時期であろう。
初回の講義を終え、今年の1回生もキャピキャピしていることを確認し、迎えた週末。
今回の定例会は、我々のホームフィールド

に決定。
スタンプがたまり、今日の定例会は2000円オフで1000円!安い!

10回以上は参加しているが、忘れたときもあるので、今日でようやく2000円オフ。

ところで、能勢は大阪の北部に位置しており、気候に差があるのか、大阪市内より桜が多めに残っていた気がする。

セーフティーに咲いている桜

フィールド内にも咲いていて、トップ画像はフィールド内の桜をバックにスタート地点へ向かう同チームメイトたち。
良い写真が撮れた。
ゲーム中も、「桜の木の奥に敵います!」みたいな声かけもあった。
今まで何回もサバゲーをしてきたが、桜にBB弾を打ち込む光景、意外となかった気がする。

今日は、いつもの仲間と3人での参戦。
天気は最高のサバゲー日和。

準備は万端。いざ、第1ゲームへ。

今回は、赤チーム。

午前中のフラッグ戦

フロントラインは、フラッグ戦が表裏×4回、ポリタンク戦と棒倒し(と我々が呼んでいるゲーム)を回す、というのが基本だ。
さぁ、今日もフラッグゲットなるか。

第1ゲームは、フルオートOK復活なしのフラッグ戦。
表は、手前のAスタート。Cフラッグを目指す。

フィールドマップ。表は赤が手前のAスタート。裏は奥のCスタートとなる。
マップの下方を「森側」上方を「川側」と呼称。

やはり我々が得意な森側から攻めあがることにする。
スタートダッシュで前へ出ていき、戦線を押し上げることが出来た。
どうやら相手チームはあまり前へ出てくる感じがなさそう。
初心者っぽい方が多そうな印象だ。であれば、しょうがない。気持ちはよくわかる。だって前出たら撃たれるもん。
だが、後ろに引いているとどんどん押し込まれてどんどん不利になる。
そんな現実をわかってもらおう、という上から目線のスタンスで前へ押し込んでいく。
赤チームは、元気なグループがたくさんいて、一緒に前へ出てくれる味方もいて、とてもやりやすかった。
あれよあれよとDフラッグ手前まで来て、そこに自分含めて味方が3人かたまって広がることが出来た。
我々の仲間3人とも全員生き残っている。
相手がかなり引いて守っている様子だったので、ガンガン前へ出ていき、少しずつ削りながら前進する。
そして、Cフラッグ数十メートル手前まで辿り着いた。
味方が周りに何人も残っている。
であれば、自分がリスクを負って前へ出れば良い。こういう役目は自分の担当だ。
Cフラッグから約10メートル手前にバリケードがあるのだが、そこに思い切って入ってみる。
すると、フィールド内側から撃たれて、やられてしまった。

図のような進路を取り、残り約5分頃にはもうCフラッグの目の前。
図のように内側から射線を入れられ、やられてしまったが、
そのおかげで他の味方が敵の存在に気付けたんじゃなかろうか。

その後、味方がどんどん相手を削り、見事、フラッグゲット。
自分も前線の押し上げに貢献できた気がしたし、最後は被弾リスクを負ってでも前へ出て後続の仲間を前へ導く、というアタッカーの役目らしきものを果たせた気がする。
自分がゲットしたわけではないが、まぁ良いだろう。
チームが勝てば、とにかく楽しい。

裏ゲーム。CスタートからAフラッグを目指す。やはり森側から攻めあがることに。
どのフィールドでもそうだが、スタートダッシュで
「最低限ここまでは出られる」
「できればこの辺りまでは辿り着きたい」
「この辺りまで出て待ち構えているとスタートダッシュで前へ出る敵を倒せるかも」
といった場所がある。フロントラインは一番通っているフィールドであるので、特にその感覚が養われている。
今日の相手はあまり前へ出てこない印象なので、普段より前へ出られそうなので、「できればこの辺りまで出たい」といった場所まですぐに入り、遅れて入ってくる敵を待ち構え、撃ち込む。

それがうまく成功し、初手で2人を倒すことが出来た。

目の前のバリケードが、Cスタートの際に「できればこの辺りまでは辿り着きたい」の場所。
このバリケードに入って、ゆっくりあがってくる相手に撃ちこむ作戦だ。

後続の仲間も続き、左前に見える門の形のバリケードまで辿り着く。
味方も5,6人残っている。まだ5分以上時間がありそう。
赤がだいぶ押し上げていて、ラインを作ることが出来ていた。
私は一番ネット際に陣取っている。

図のような進路を取り、赤チームのラインを築いた。
左前に見える門の形のバリケードを目指す。まだ敵はいたが、少しずつ排除していく。
門型のバリケードに到着。左前の岩の陰に隠れる。
奥に見える木箱の裏にまだ敵がいそう。

しばらく粘っていると、少し内側に陣取ったミドルの仲間(かその付近の他の味方)がどうやら木箱の裏の敵を倒したようだ。
他にも敵はいる可能性はあったが、その仲間の「今なら前出れるぞ!いけいけ!」という合図と同時に、私ともう1人の仲間が一気にフラッグを目指す。
もう1人の仲間が最短距離でフラッグを目指していたので、私はネット際から大回りし、クリアリングしていくことにした。
そして、フラッグで合流し、仲間が見事フラッグゲット!
完璧な連携だったと思う。
これは、自分のフラッグゲットに含めても良いだろう。

ミドルの仲間の合図で図のような進路を取り、フラッグアプローチ。私はネット際を進んだ。
木箱の裏には敵がいないとのことで、信じてネット際をあがる。
木箱の横からクリアリングして、大回りでフラッグを目指す。
角まで来て、Aフラッグが見えて、そのままフラッグまでクリアリングしながら進む。
この辺りに来た時に、もう1人の仲間がフラッグに辿り着いていた。

2回連続我々の仲間でフラッグゲット。幸先の良いスタート。

第2ゲームも、フルオートOKのフラッグ戦。ただし、開始10分までは1回復活あり。
表はAスタート。スタートダッシュで右奥Dフラッグ付近を目指し、少し手前でストップ。
1回は復活できるので、リスクを負って前へ出ていくも、やられる。
だいたいの敵の位置はわかった。復活後、その情報を味方と共有。
だいぶ相手を削ったが、やはり相手も復活してくるため、なかなか減らない。
5分を切って、たまらず前へ出るも、Dフラッグ付近でやられる。
最初の10分で前線をキープしながら相手を削り、突破口を切り開く、状況に応じて逆サイドから攻めることも考える。
フィールド全体や残りの敵の状況の把握がまだまだだ。そう感じた。
このゲームは、結局引き分け。

裏はCスタート。最初の10分は森側を攻め上がり、残り5分から川側からあがる作戦をとった。
今度はそれなりに前線を押し上げることが出来たが、結局残り2分頃にやられた。
復活ありだと、難しい。

ここで、昼休み。

午後はポリタンク戦とフラッグ戦が2回と最後に棒倒し

午前中ですでにヘトヘト。
なんというか、まだ昼休み直後なのに、これまでに経験したことのない疲労感だ。
しかし、フロントラインの午後最初のゲームは、ポリタンク戦。
スタートダッシュがなにより大事なゲームだが、走る元気は、正直ない。
だが、走らないという選択肢は、ない。
ここでサボってしまうと、“大切にしている何か”を失ってしまう気がするからだ。

“大切にしている何か”って…なに?

まぁいいや。
第3ゲーム。なまった体に鞭打って挑むポリタンク戦。
中央のポリタンク小屋にある11個のポリタンクを奪い合うゲーム。
スタートダッシュでポリタンク小屋を目指す。
ところで、明らかに午前中は赤チームが押していたため、戦力調整が入ったようで、我々のグループと一緒にプレーしてくれていたオジサンたちのグループが相手チームに。
代わりに、サバゲー初心者風のグループが赤へ。
ただ、若者たちが同じ仲間に来るのは歓迎だ。一緒にスタートダッシュしてもらおう。
仲間の1人が、赤チーム全体を鼓舞し、走れる人はみんなで走りましょう!的なことを言ってくれる。
なんとなく、赤チームの他の味方たちも、我々に続いて前へ出てくれる印象がある。

表はAスタート。4,5人でスタートダッシュ。
小屋に入ろうとしたところを、私はやられてしまったが、味方が4つ回収してくれた。ナイス。
復活後、私も再びポリタンクの回収を目指す。
小屋に入ると、まだ7つポリタンクが残っていた。つまり、味方が回収してくれたもの以外すべて残っていた。
自分が持てる限界の3つを回収することに成功。
その情報をすぐ味方と共有。
「赤、今7つです!無理して小屋に入らなくて大丈夫ですよ!」
的な。こういう声かけは、積極的にするようにしている。
(普段は、どちらかというと陰キャな私だが、サバゲー中は陽キャになる。)
結局そのまま守りきり、7対0で赤チームの勝利。

裏はCスタート。
同様に、スタートダッシュで小屋を目指す。
私はなんとかヒットされずに小屋に入ることが出来たのだが、中にはすでに2人の敵!その2人が4つポリタンクを持ち出して行ってしまった!やられた!
しかし構わず自分は3つのポリタンクを回収。自陣まで持ち帰ることに成功。
私がもう一度小屋に入り、中を確かめ、小屋の中が空であることを確認し、外に出た瞬間、撃ち込まれてしまった。
復活しにスタート地点に返り、小屋手前まで戻ってきた際、ポリタンクが4つ小屋の外に置かれていた。
どうやら敵が持ち出した直後に味方がヒットをとってくれたようだ。
外に残された4つ(のうち3つ)を回収して守りきれば、我々の勝ちだ。

写真のような状態で、小屋の右に(写真は1つしかないが、実際のゲーム中は)ポリタンクが4つ残されていた。

ここで、素晴らしい連携プレーがあったので、記録に残しておこうと思う。
その4つを狙う味方が2人、小屋の壁に張り付いて様子を窺っていた。
同様に、小屋の奥には、その4つを狙う敵が何人か。
私は、小屋の壁に張り付いた味方と連携を取り、私が敵を牽制し、その隙に回収してもらった。
「せーの」で敵に打ち込み、顔を出させないようにしている隙に、味方がそれを自陣迄ひっぱってくるのだ。
絶妙な連携だったと思う。久々に、ミドルっぽい動きをできた気がする。

サバゲーには、アタッカーとミドルがいてどうのこうの………みたいな戦術論がいろいろあるが、そのような話は基本理想論であり、90%はうまくいかない。
結局、臨機応変に各個人がチームの勝ちのために動く。それが勝ちにつながる。当たり前の話なのだが。
結局、7対4でこのゲームも赤チームの勝ち。
このポリタンク戦、なんだかとても楽しかった。

第4ゲームはフラッグ戦。セミオート限定の復活なし。
この辺りから体に異変が。右足の太もも裏がつりかけている。こむら返りかけている。
いや、もはや、こむら返っていたと言って良い。
途中、膝立ちした際、悶絶しそうになった。
足がつるのは、カルシウム不足だかなんだかが原因らしいが…DAKARA飲んだのに。

表はAスタート。相変わらず森側から攻めあがるも、相手の守りも堅く、Dフラッグ手前で膠着。
そこで自分は少し下がり、中央寄りポリタンク小屋付近に移り、様子を見ながら戦況全体の把握に努めた。
ポリタンク小屋付近からCフラッグ30,40メートル手前までは来られたのだが、やはりクリアリングしきれておらず、やられた。
このゲームは引き分け。
裏はCスタート。スタートダッシュで「この辺までは辿り着きたい」というところまで辿り着き、行く手を阻む敵を少しずつ削る。
どうしても倒せない敵がいて、仲間と連携し、クロスファイヤーで倒すことも試みた。
結局私はその流れでヒットされ、やられてしまったのだが、私がやられた箇所にすかさず仲間が入り、その敵を倒すことに成功。
その後、あれよあれよと戦線を押し上げていき、かなり戦力に余力を持ってフラッグ手前まで辿り着いていた。
そして、仲間の1人が本日2回目のフラッグゲット。

一昔前は、「おまえがヒットされた瞬間、俺らはもう為す術が無くなる」みたいなことを言われていたが、今は全くそんなことはない。
むしろ、彼らの足を引っ張らないようにしなければ、などと私が思ったりもする。
いずれにせよ、我々の戦力がどんどんアップしているということだろう。

第5ゲームもフラッグ戦。フルオートOKの復活有りのフラッグ戦。
この表ゲームも相変わらず森側を攻めていったが、Dフラッグ手前のいつものところあたりで膠着。
仲間ともうまく連携が取れず、身動きが取れなくなり、やられてしまった。
このゲームは、結局、引き分け。
裏ゲームは、思考を変えて、川側から攻めあがることに。
意外と攻めあがることが出来、ポリタンク小屋の中には入れた。
しかし、私はそこでやられて、終了。
その後、仲間の1人は近くの味方と連携し、川沿いのネット際をどんどん上がり、フラッグまで辿り着き、味方がフラッグゲット。

第6ゲーム。
最後は、恒例の「棒倒し」。詳しいルールは、過去の記事

を参照されたい。

人数調整のため、我々はこのゲームだけ黄色チームに移籍。
負け続けの相手チームに自分たちが入ることで、勝ち負けをひっくり返すことが出来るのか、そんな”思い上がり”を試す良い機会だ。

表は、Dスタート。
自身のプライド(大切にしている何か?)のため、懸命に坂道をダッシュ。
同じようなタイミングでダッシュしてくる相手チームを発見、すかさず撃ち込み、ヒットをとる。
そして、すかさず私が赤旗を横に置く。というか、ダッシュながら「投げ捨てる」、そんなイメージだ。
そしてそして、後続の味方たちが遅れて上がってくる相手チームを蹴散らしてくれ、旗の周りの守りを固める。
こうなると、このゲームはほぼ勝ちが決まる。よっぽど相手が強固な攻めをしてこない限り、この守りを崩すことは出来ない。
そして、表ゲームは黄色チームの勝ち。
裏は、Bスタート。
同様に、坂道をダッシュ。そして同様に、ダッシュしている敵チームの先陣に撃ち込む。
そういえば、敵チームの先陣を走っていた彼、銃を持っていなかった。
ポリタンク戦はスタートダッシュで銃はいらない(気がする)が、こういうことがあるから棒倒しは銃持ってなきゃ。
そして、今回も私が赤旗を降ろし、さぁ守りを固めるぞ!と思った瞬間、ガッツリこけてしまった。
そして、遅れて上がってきた敵に打ち込まれ、ヒット。
しょうがない(というか、そういうルールだ)ので、スタート地点まで戻る。
復活後、旗を守るために戻るのだが、この往復がまじでめちゃめちゃしんどい。
とはいえ、なんとか旗付近に戻り、守りきり、このゲームも勝利をおさめた。


結局、この日の戦績は以下の通り:

フラッグ戦8回 → 4勝0敗4分け
(4勝ともすべて我々のチームがフラッグに絡んでいる)
ポリタンク戦 → 2勝0敗
棒倒し → 2勝0敗

負けなしだ。

自分の成績以上に、自チームが勝ち続ける方が大事だ。
チームの勝ちがその日の満足度に直結する。
今後、自分のチームが勝ち越し、というのも目標にしても良いかもしれない。

フロントラインのあとは朱々

ということで、フラッグ奪取率は

50/49 ≒ 1.02

に更新。
なかなか貯金が作れない…。
このままでは、漸近的に1になってしまう。
つまり、lim_{n → ∞} (n+1)/n = 1 というわけだ。
1ゲームにフラッグゲット1回だと、漸近的に1のままだ…。オーダーをあげなければ…。

なんてことを思いながら、3人で晩飯へ向かう。
実は、フロントラインの帰りに我々が良く行く店がある。
その素晴らしい店を紹介させていただきたい。
御堂筋線の東三国駅からほど近いところにある「朱々」だ。

この店の特徴は、何といっても、焼肉ともつ鍋を両方楽しめるところだ。
我々の間では「欲張りセット」と呼んでいる。
肉もホルモンもうまい。“焼肉もやっている店ならでは”な気がするが、ハラミをもつ鍋に入れたりもする。
これが意外とウマい。
そして、〆のチャンジャ雑炊チーズトッピング。ばちくそウマい。
ところで我々は、あまり飲酒に拘らない方であるのだが、ほどよく暑かったし汗もかいていて、喉はカラカラ。ビール的なものが飲みたくもなる。
そんなときに最適なのが「炭酸水」。
炭酸水をメニューとして置いている店、意外と少ない気がするのだが、どうだろうか。
この朱々には、それがおいてあるのだ。しかも、180円。3杯飲んでも生ビール1杯分程度。
ビールの代わりに炭酸水をずっと飲んでいたのだが、ビールと同じような満足感が得られ、しかも罪悪感は0だし、運転もできる。
最高の選択肢なんじゃなかろうか。

夢中で食べて、写真を撮り忘れてしまったが、欲張りな方はぜひ訪れてみて頂きたい。


次回のサバゲーは、GW中の予定。おそらく、29日(月)になりそう。

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