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ニュージランドへの在外研究ビザ(2):追加書類の提出依頼

申請書類をアップロードしてから10日ほど経つと移民局からメールが来ました。追加書類を出せとのことでした。

胸部レントゲン検査

で、追加書類として胸部レントゲン検査の結果が必要とのこと。ただ、webサイトの情報を見る限り、私の場合は、提出すべき条件には一致しないんですね。条件は以下の通り。

If you will stay in New Zealand between 6 and 12 months, you must have a chest X-ray if you:

• are a citizen of a country that does not have a low incidence of tuberculosis (TB), or
• have spent more than 3 months in the last 5 years in a country that does not have a low incidence of TB"

https://www.immigration.govt.nz/new-zealand-visas/preparing-a-visa-application/medical-info/countries-with-a-low-incidence-of-tb

(1)結核低まん延国のリスト外の国から来た、もしくは、(2)過去5年で3ヶ月以上そういう国で暮らしたなら、胸部レントゲン検査の結果が必要とのこと。日本は少なくとも上記のリストでは、結核低まん延国に含まれていました。また、最近上記のリストに含まれる国に3ヶ月を超えた滞在もしていません。なので、私は提出する必要がないはず。

連絡先が書いてない(間違ってる)

まあ、担当者のミスだと思って、交渉することにしました。そこで、移民局のメールに書いてある「質問があったらここに連絡を」というemailアドレスに「本当にレントゲン検査を出すの?俺、結核低まん延国のリスト外の国からじゃないからいらないと思うんだけど」ともう少し丁寧に書いて送りました。

ただ、届かないだろうなとは思ってたんですね。だってアドレスが GivenName.Surname@m****** (***の部分は伏せ字)で、いかにも埋め込み用という感じでした。本当なら担当者の名前が入るはずなのに入れてないのでしょう。で、案の定届きませんでした。宛先不明で戻ってきた。

ちなみに、メールアドレスのそばには、よくある疑問はこちらを見るようにとFAQのURLアドレスがありました。ただ、これもダメ。FAQのページも「404 file not found」予想通りすぎて笑いました。いろいろ雑すぎ。でも、想定内です。

交渉なんてしないで、指示通りにレントゲン検査をするのも選択肢の一つ。ただ、ニュージランドの場合は指定の医療機関での診察が必要で、それが関東ではたった二つ。しかも値段も高い(レントゲン検査と書類作成で11000円)。さらに電話して予約状況を聞いたところ、移民局の設定した期限までに書類は提出できなさそうでした(予約がいっぱい)。

電話した

残された手段は電話での交渉。書類に電話番号はちゃんと書いてありました。仕方がないので書類に書いてあった電話番号に、電話をしました。

電話をかけると問い合わせの種類を番号を押して選択するように自動音声で言われます。(1)問い合わせの種類(申請前の相談か、申請中の相談か、など)、(2)ビザの種類(労働ビザ、学生ビザ、など)ですね。さらに移民局から割り当てられたクラインアント番号を入力すると、担当者に回されます。

ただ、全然つながりません。30分くらい待たされました。受話器からは音楽が流れ、たまに自動音声が「webサイトに情報が載ってるからそこを見てね」とか「スタッフは他の電話に出ているからだいぶ時間がかかります」とか、どこの問い合わせ窓口も同じようなことを言いますね。

で、30分くらいしてつながりました。担当者に状況を話したところ、「あーそれなら要らないね」と言われました。ああよかった。さらに「担当者にこの件はメールをしておくよ。あなたはカバーレターでこの件について書類をアップロードしておいて」と言うことでした。

その後、カバーレターを書いて、アップロード。作業自体は10分くらいです。戻ってきたemailの体裁を整えただけです。ともあれ、指示通りやったのであとは、先方がどう出るかを待つのみ。

感想

このくらいのトラブルは想定なので特に問題はなし。でも、ビザ申請は、英語を電話でちゃんとやりとりできるくらいじゃないとかなりキツいだろうなと思いました。そこは英語が話せて良かった。まあ、エージェントに頼めば、いいんですけどね。でも、高いんだよなー。

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