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しゃしんとししん「星降る夜に」

しゃしんとししんって何?と思った方もいると思いますが、これは書くことへのチャレンジであり、その思いをネーミング化したものとなります。詳しくは文末に。

今回のタイトル「星降る夜に」は小説のような、詩のような、そんな感覚を覚える人もいると思いますが、そうではないものとして書いていきたいと思います。

では早速。

*しゃしんとししん*

星降る夜に


つい先日、中秋の名月を迎え、いよいよこれから秋本番というところになりました。

ジリジリとした夏の暑さともそろそろお別れですね。

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秋とは関係のない写真なんですが、この写真を撮ったのは2014年の2月でした。

何かこの日に特別なことが起きたのかというとそんなことはありません。今となっては、その日がどんな日だったのかすら覚えていないんです。

この日の記憶がないまま、この写真だけが事実として残り続けます。

写真は基本的にデジタルで撮っているため、撮影した日時がきっちりと秒数まで残り続けます。

その情報がなくなれば、途端にこの写真を見ても過去の経過を感じることができなくなります。

この花火の写真を見ても同じことが言えます。

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あえて花火らしくないように撮っているんですが、夏の終わりということで挙げてみました。この写真も過去どのタイミングで撮られたのかは日付の情報を提示しなければ分かりません。


話を中秋の名月に戻します。

秋の名月と聞いてパッと思い浮かべるのは月とお団子。それと旧暦でした。今年は満月とも重なった日だったので写真撮りたかったのですが、仕事との兼ね合いで撮れなかったのは悲しいところでした。

この秋の名月は遥か1000年前から楽しまれていたといことですから、その歴史は深いものです。

旧暦に変わったのは明治時代。1000年の歴史から考えればごく最近といってもいいでしょう。

旧暦であれば中秋の名月は毎回満月となりますが、新暦では満月とは限りません。中秋の名月の日とに差が出てしまっています。満月になったらレア感が出るようになりました。

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デジタルカメラで撮った写真に日付がつかなかったら…

中秋の名月が旧暦を元にせず、新暦を元にしていたら…

あれはこうで、それはこうなる。だから、あれこれこうだ。

日付はつけた方がいい。つけなくてもいい。旧暦が、新暦が…


当たり前のようなことでも、考えてみれば不思議なことや疑問に思うことは多々ありますが、

それは夜空を見上げた時に流れてきた流星を見て、そこには大気と小さなチリが飛んできて空気抵抗が…

と、流れ星を解説し説明することに近づいてしまうことでもあるなと。


そう

星降る夜には星だけを見てただただ感動する。

そんなひと時のすごし方のほうがいい時だってある。


そういえば、過去に中秋の名月って撮ったことあったかなと過去を振り返りながらそんなことを思う今日このごろでした。


星降る夜に。

* しゃしんとししん *

文中写真、まと。撮影
冒頭、ストックフォト

ここまで読んでくださりありがとうございました。



この話は自分の中に新しい書き方を得るべく行なっている一つの試みであります。

「しゃしんとししん」という名前をつけているのは、そのきっかけになった思いを忘れないようにするためであり、指針をしっかり見定めたいという思いの現れとしてつけています。形として花が開くまではしばらくかかりそうですが、初心を忘れず続けていきたいなと思ってます。


このnoteはみなさんのスキやコメントが励みになって続けられています。 ありがとうございます。