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オモコロのコンテンツが私の日常にプラグインされた経緯

2024.5.17の日記

「仕事が終わらない〜〜〜〜」と焦っていた一週間を過ごした。

金曜、いよいよ朝から頭痛がおさまらず、それでも午前中にひっきりなしに繰り出される業務のオンパレードで、土俵の外までじわじわ追い出されるようなかたちで息絶え、午後休を取ることにした。

脳が何も考えられない状態だったので、モスバーガーをデリバリーして雑な昼食とした。
「久々すぎる休憩時間…。息子が帰ってくるまで好きなだけオモコロチャンネル見て休憩できる…」とか脳裏に描いていたが、気づけばふつうにだる過ぎて寝てしまっていた。

オモコロとわたし

昨年2023年12月頃、唐突にオモコロにハマってしまい、以降、半年ほどほぼ毎日オモコロのコンテンツを閲覧している。
オモコロはおもしろコンテンツを発信するWebメディア。
最近はグッズも配信アーカイブも買っているし、課金が止まりそうにない。
以下、すっかりオモコロ沼にハマってしまった経緯と現況についての記録。

オモコロのサイト自体は2005年からあるようで、私は2010年頃には存在を知ってたまに記事を読んでいた記憶がある。
当時は特に地獄のミサワとか小野ほりでいの書いた記事を読んでいたような気がする。
それからも特に思い入れがあるわけでもなく、たまにバズった記事を読む程度の接点だったものの、2021年にオモコロチャンネルでの「幽遊白書クイズ」が話題になったとき、Twitterでたまたま見つけたので視聴した。
なぜなら私は幽白が大好きだから。

https://youtu.be/-C2YO0dZh4s?si=ifzheCjXmXqBu68R

これを見て、「あれ?永田さん(以前記事で見たことがあったライターさんであり動画出演者)ってこんな痩せていてかっこよかったっけ?もう少し太ってたような…」という印象を受けた。夫にそのように言ったところ、「何年前の話してんの?」というような返答があった。

この動画自体はとても面白く視聴したが、この時点でオモコロチャンネルの他の動画を見ることはなかった。「昔よく見たライターさんたちが、今は動画もやってるんだなー」くらいに思っただけだった。

ではなぜそんなライト層状態から一気にハマってしまったのか?
そのきっかけはこちらの動画。

ARuFaによる全力aikoの「花火」歌唱動画。

YouTubeにこの動画をお勧めされ、なんとなしに視聴して衝撃を受けた。
ARuFaさん、歌が上手すぎる…。
ただ、「歌の上手さ」を魅力に感じたというと、2%くらいしか的を射ていない。
それだけではなく、軽やかなステージパフォーマンスとか、突き抜けていくような声のよさだとかに驚きがあって、何度も観た。たぶん50回くらいは観た。

とにかく私のARuFaさんについての情報が、下敷きでバリアを作るとか能力者っぽい写真を撮るなどの彼が10年近く前に書いた記事の頃のもので、そのままイメージも止まっていたので、脳天直撃的な衝撃が走ったのである。

もっといえばARuFaさんの個人ブログもおそらく10年以上前に見たような気がするけど、「男子がふざけるなあ」くらいにしか思っておらず、下ネタも多いのでどちらかといえば敬遠していたところもある。おのれこのギャップ、許せん…。

「これだけ歌が上手いARuFaさん、もしかして歌を歌ってる人なのかな?」と思い、検索してみると、「さんさーら!」というオリジナル曲がヒットした。

「へー、聞いたことないなー」と思って、再生してみると、これまた衝撃が走った。

「いや聞いたことある!!!!!!!!!!!!!!」

この曲は、夫がよく家で流す雑多なプレイリストに入っていた曲なのであった。おおおおおいいい、こちとらARuFaさんが曲を出していることすら知らなかったのに、いつの間にか知らずに脳に刷り込まれていたとは…。

そこでようやく判明したのだが、私が2010年頃にぼんやり知ってぼんやり離脱していたオモコロ、夫はたぶん10年以上、今に至るまでずーーーっと追いかけていたのだと言う。

そこそこコンテンツも多いのに、結構な量をカバーしていた。
「ラジオもよく聞いてるし、特にかまみくが好きで、みくのしんが社員になったときは感動しちゃったな…」的なことを言っていたが、その時は何を言っているのだか、ほとんど意味がわからなかった。

ちなみに夫と出会ったのは2009年頃なのだけど、彼にとってそこまで日常にオモコロがあったのに、ほとんどその節を見せることなかったというのもかなり衝撃だった。「そういうの苦手かと思って」とは言っていたが、相手の趣向問わず好きなコンテンツのことをなんでもかんでもすぐに言ってしまう私には全く信じ難い事象である。

実は私が出産を終えて、夫だけ家に帰ったときも視聴していたのだとか、その他もろもろ、どうやら夫の人生に寄り添っていたのがオモコロのコンテンツであったということが次々と判明した。全然知らなかった…。

そんなこんなから、ズズズズズ…と沼に足を引かれ、半年ほど。
いまはオモコロチャンネルと匿名ラジオ中心に毎日オモコロのコンテンツをチェックする日々となってしまった。
毎日仕事と育児の合間に過去のものを聞き進めているけれど、まだ完走はしていないので日々どれを視聴しようか選ぶのがとても楽しい。
あと夫はほとんどを視聴済みなので、私が感想を言うと大概話が分かってくれてよい。

よかった影響がいろいろある。
仕事ばかりでしばらく忘れていた、自分がサブカルや読書、クリエイティブなものが好きだという気持ちを思い出せた。もっといろんな作品に触れようと思えた。仕事のストレスをコンテンツで緩和できる習慣ができた。
ユーモアで度を超えていいということを思い出せた。

ただ悪い影響もある。
センスが違うひとのことを許す能力が落ちたこと。
息子(4歳)がおしっこラップを覚えてしまい、居酒屋を見ると「しっこ村?」と反応するようになったこと。

夢もできた。
いまは子どもが小さいので無理だけど、いつか夫とイベント見に行きたい。
隙あらばバーグと一緒にお仕事がしてみたい。

ちょうどいいクライアントと案件があったら販促の一環で組み込めないものか…。じりじりと狙っている。というわけで、もっと仕事を頑張ってすごい人になると決めた。

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