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年末はうつくしい

2022年12月7日(水)🌔13.2 🌤6:37-16:28
24:大雪  72:閉塞成冬(そらさむくふゆとなる)

私は大雪の季節に生まれたのだな。
今日はなんでもない日記。

日没が早い日々はすでに底を打っている。

勘違いしている人が多いのでしつこく言うと、冬至とは一年でいちばん日が暮れるのが早い日ではない。日の出と日の入りの両方からみて日の出ている時間が一番短い日のことで、日没がいちばん早いのは11月下旬〜12月上旬。日の出がいちばん遅いのは1月上旬と、ずれがある。
東京の日没が16:28なのは、今年の場合11月29日〜12月13日の15日間。もちろんずっと同じ時間に沈んでいるのではなく、秒単位で放物線を描いているはずなのだから、1年で一番日没が早かったのはたぶん昨日12月6日(8日目)くらいで、今日あたりから秒単位で日が沈むのは遅くなっているのだ。

今年の冬至、12月22日の日没は16:32(東京)。なんと今日より4分も遅い!この4分も、体感でなんとなくわかるのだから不思議だ。

この年末、楽しみなのは、星野道夫さんの東京都写真美術館での写真展と、併せて開催される、12月27日のharuka nakamuraさんのライブ。はじめての彼の生演奏をこんなかたちで聴けるなんて、なんと幸運なことだろう。
ハルカナカムラさんはメールマガジンの中で、
「一年の中で、この月が 僕は、ほんとうに好きです。
皆に平等に訪れる、一年の終わり。
誰しもが少し寂しいような 切なくなるような 静寂の季節。
クリスマスが終わってから大晦日までの 奇跡的な美しさ」
と語っていて、まさにそう、と思う。
ばたばたしているのに、クリスマスを過ぎて和の雰囲気になるのに、なぜどこかきらめいているのか。人がみな、少しだけ日常から離れて、これまでと、これからのことに思いを馳せる、そのことが地球を美しくするのかもしれないと本気で思う。



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