精神科へ行った時余計にしんどくならない様にするための話

こんにちは。メンタルガッタガタ系薬剤師のマトリです。
最近精神の安寧を図るつもりで精神科に行ったつもりなのに、余計に精神が疲れているという現象に悩まされますので、上手いことコンディションを何とか整える心得を考えました。

わたし:知らない集団が苦手、待つのが苦手、スケジュールが狂うのも苦手という苦手三重苦の持ち主です。
行列はディズニーランドでもない限りまず並べません。その集団の中の人の動向はめちゃくちゃ気になるタイプの人間につき、待合室に長時間いるとしんどくなります。

①予約時間ちょうどに診てもらえるという希望を捨てる
 しょっぱなから身も蓋もないアドバイスですみません。
私が今お世話になっているのは完全予約制をうたうクリニックですが予約した時間ちょうどに順番が来たためしがありません。
 この「診察予約の意味ねーじゃん!問題」にいたる理由はいろいろありますが、どうしても「心の問題」である以上診察時間をギリギリまで取る必要が出てくるのが原因かな…とは思います。「診察時間は最大10分です」と受付にあっても前の患者が粘って20分近く出てこないとかあったり(人の事言えないですが)
なのでササッと行ってパパッと帰ってくるプランはあきらめましょう。ただじっくり腰を据えて待つ、というのはどうにもうまくいきません。

②待合室に自分の世界を作る
おおかた予約時間から小一時間待たされるワケですが、私の様にじっくり腰を据えて待つという行為が苦手&「精神科の待合室」特有の環境がちょっとダメという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そもそも精神科かかった事ないよ、という方のためにサクッと「よくあるなー、と思う事」を説明しますと
・突然の大声、突飛な動作
・特定の場所(特に本棚と受付の事務さん)の長時間占拠
・ソーシャルディスタンスをあまり守っていただけない
(その場所への強いこだわり等で)

…等への遭遇頻度が他科よりも高い印象があります。

↓(精神限定ではないですが…)障害を持つ中で、様々な行動をされる方がおり、時に配慮が必要となる場面もあると思います。
下のリンク先のポスターなんか有名ですよね。
https://www.city.yokohama.lg.jp/konan/kurashi/fukushi_kaigo/fukushi/torikumi/keihatsuposter.html (引用元:横浜市)
 こういった行動は病気や障害からくる致し方ないものであり、温かく見守らなければならないものであり、こっちが配慮しなければならないものではあるという事はよくわかっています。

ただ、正直言って小一時間見守るっちゅーか耐えるのは、つらい。

 この辺については賛否両論あると思いますが「配慮しなければいけない義務」があるならば「それを『すいませんしんどいです』と言って良い権利」もあってしかるべきと思います。

 そういったしんど環境に置かれたときに自分を守ってくれたのは
・耳栓orイヤホン
・没頭できるブツ(ゲーム、小説、編み物その他)
です!
 周りに逃げ場がないならば、そこに「自分の城」を作るしかないのです。
私のおすすめは「編み物」です。なにせ300円もあれば毛糸1玉、編み針1本でおつりが来ます(100均基準)。あとはスマホで適当に「アクリルたわし 作り方」と検索して出てきた動画を見つつひたすら編むべし!編むべし!編むべし!!です。指先を動かすので脳トレ効果もあります。
(最後におすすめ編み物動画を紹介します)
 そんな感じで周りが気にならなくなり自分の世界にどっぷり浸かっているうちに順番が来ますよ、という算段です。

③(最終手段)車の中で待つor休ませてもらう
 それでも待っている事自体がしんどい状態もメンタルの状況によってはあると思います。(私も何回かあった)
 もしマイカーで通院していたときは受付に「集団がしんどいので車の中で待っていてもいいですか」と声を掛けます。
もともとそういう患者さんが多い?のか、それに加えて最近は感染症対策云々もあってクリニック側は大体快諾して下さります。
私の場合は「順番になったら電話しますので来てください」と言われました。
 そもそも電車で来たから車ねぇよ!という方には使えない手段です、すみません…それでも「もうしんどくてしんどくてしょうがありません」と受付に伝えると処置室を貸してくれたりする事もありますので、本当に困ったときは声をかけてみるのも一つです。

さいごに
精神科に行くと余計にしんどくなる、通えない→悪化→元の病院に申し訳ないから病院替え→またしんどくなる→悪化…といった負のループにハマらない様にするにはどうしたらいいか?と考えこのような記事を書いてみました。
 診療科ごとに受診時の環境へ(悪い意味での)特徴が生じてしまうのは残念ながら事実であり、医療機関側がいくら環境に配慮しても皆が納得するような答えは出ないと思います。マジで。
それなので、いかに受診がしんどくなくなるか?を考えていくのが病気を治すための通院継続のカギになるかなと思います。

 これは私が「普通の薬剤師」として働いていれば知りえなかった事であり、こういった「見えないしんどさ」があるという事を知る事が出来た事については今の持病に感謝しています。

☆おすすめの編み物動画
簡単な中長編みのコースター:アクリルたわし2【令和かぎ針編み教室】
 https://youtu.be/08wgSiWl5qI
簡単・キレイな編み物が作れます。ついていけないところがあるときはスロー再生で編み方を見ていました。
スタークロッシェのアクリルたわしの編み方【かぎ針編み初心者さん】編み図・字幕解説  https://youtu.be/kN9mIAPtuXY
ちょっと難しいですがその分没頭性があります!見た目もキレイ

完成したアクリルたわしはシンクにつるしておけばスポンジ買う手間が省けます。

★精神科に行くだけで精神が削れるメンタル雑魚な私へサポートいただけると励みになります。
ご支援でちょっとだけいいごはんが食べられます(主にうさぎが)
https://note.com/matotototototori/n/n46fe3e7a47cd

◎ほしいものリストもあるのでサポートいただけるとさらに励みになります。たまにお礼イラストが来ます。
https://www.amazon.co.jp/registry/wishlist/1TWI39T3G0DXM/ref=cm_sw_r_cp_ep_ws_2sWUBbX8QCAW7
※夫と共有してますが、もしかしたら今後マトリ専用のものをつくるかも

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