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Turing に入社しました

AWS 辞めてどこに行くのかよく聞かれていましたが、完全自動運転 EV の製造開発・販売を行うスタートアップ Turing 株式会社に入社し、2/1 より働いています。

よくある入社エントリということで、経緯について少しだけお話しようかと思います。

Turing を知ったきっかけ

2018年頃だと思うのですが、AWS Startup Loft の Ask an Expert (以下AAE) ブースで趣味の Twitter アプリの開発を行う代表の山本と知り合いました。当初は何している人なのかよく分かっておらず、正直ただの暇な人だと思ってサポートしていました(笑)。その後 Ponanza の開発者ということで「囲碁・将棋分野でのコンピューター活用の最前線 〜あの天才女流棋士たちも活用するAWS〜」のようなイベントでご一緒したりしており、少し前から知り合いな感じでした。

2021年の創業時にお声がけ頂いており興味はあったのですが、諸々都合がつかず伸びに伸びて2024年にようやく入社となります。AWS の SA としては創業以来支援させて頂いていたので、創業時からある程度知っているというかなりレアな状況ではあったかもしれません。

なんで Turing ?

Turing には Kaggle Grandmaster に代表されるような優秀で尖ったメンバーが多く在籍しています。一方で優秀なメンバーが最高速度で本質的な開発を行うことができればベストですが、実際には開発環境の整備やデータのクレンジングなど付随する周辺業務が数多くあります。ほとんどの事はやれば出来ると思いますが、優れた才能を雑多な業務で浪費することは会社的にも日本的にも非常にもったいないと感じており、そこをサポートするために Join しました。(と言いつつ、AI/ML もクルマも専門外なので、色々若い人に教えてもらってる日々です。)

また、よく「数多くのスタートアップを見た上で Turing を選んだということはイケてるのか?」や「上場確度が高いのか?」といった質問をもらいますが、そういったことは正直あんまり考えていません。むしろ多くのスタートアップを見た中で、一番難易度の高いところを選んだので確率的には分は悪いかもしれませんねw。(また、多く見すぎて SaaS は飽きてしまったのもあります)一番難易度の高いところを選んでしまったのには、Amazon の Work Hard, Have Fun, Make History という言葉の影響があったかもしれません。

Turing でなにをするの?

基本的には決まっておらず、必要なありとあらゆることをする必要があるとは思いますが、マクロな視点では「開発効率をあげる」ことがメインのスコープになるかと思います。その中には、クラウドをうまく使うであったり、ML 用のデータをいい感じに整備するであったりは当然含まれますが、Amazon で学んだナラティブ文化であったり採用プロセスなどの直接開発に結びつかない部分も重要かもしれません。将来的にはファクトリーオートメーションのような製造業側の効率化まで手を出せるといいなとも思っています。

ちなみに主戦場が AI ・クルマである Turing においては私自身は主戦力にはおそらくならず、脇役としての立ち回りが期待されると予想しています。過去の企業ではそうした経験をしたことは今まで無いので、どのような心境の変化があるかは自分でも楽しみではあります。

さいごに

色々書きましたが、背中を押してくれた妻には頭が上がりません。よく「奥さんに反対されなかったのか?」と聞かれますが、「ローンが払えればいいよ」とだけ言われ、特に反対等はされませんでした。EV 評価用にモデル3に買い替えるのも特に止められず本当にありがたい限りです。背中を押してくれた家族のためにも頑張りたいなと思っています。

クルマ作りませんか?

Turing には優秀なメンバーが多く在籍していますが、一方で一般的な Web 開発やソフトウェア開発の経験がある人はやや少なかったりします。EV の開発は総合格闘技的な要素が多分にあるため、こうした経験があるソフトウェアエンジニアも求めています。
最高難易度のミッションにチャレンジしたい方、一緒に働きませんか?

FAQ

Q. クルマ好きでしたっけ?
A. 自分も妻もクルマ不要派だったのですが、子供ができて1台買ってみたら「めっちゃ便利!」となりました。手のひらクルクルです。

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