やっていきたい

社会復帰という言葉が、嫌いだ。

一般的には就労や学校に戻ることを意味すると思う。この「戻る」という考え方が気に入らない。

この社会で生きているだけで、社会人と言ってもいいのではないか。
寝たきりの人でも、心の病に苦しんでいても、必ず社会には所属している。社会から逃れたくても、逃れることなどほぼ不可能だ。
無人島で一人で自給自足しない限り。

それをしたところで、どこかの国の領土で生活することになるし、無国籍にはなかなかなれない。

最近、この社会復帰とやらに向けて色々やってみている。スーツを着てみたり、多少の労働をしてみたり。大したことはやってないけど、それでも僕にとってはプロジェクトXだ。

「まとも」に生きることはどれほど大変なのかと震えてしまう。それをこなしている人には畏敬の念を覚える。明日も何かをすると思って生きるのは、大変だ。

増税があった。大して税金を納めているわけでもないのに、いらだってしまう。税金の恩恵を受けている人を妬み、恨みそうになる。
僕だって明日の身も知れぬのに。
将来必ずお世話になるのに。
自分の愚かさには吐き気がする。

相変わらず死にたいけど、そのベクトルが多少変わった。
頑張って、足掻いて死にたくなった。どうせ失敗に終わるだろうけど、それでも。

令和になってから。世界が荒れている気がする。もしくは僕が荒れているだけなのか。

世界はどんどん回っていく。わけのわからないことが増えていく。
トランプ、ブレグジット、N国、香港暴動。
こういう時は考えないことが一番だ。深く静かに潜行せよ。
嵐が止んで凪が来る日もあるかもしれない。体と心を温存しよう。

やっていけない日もある。希望も見えない日もある。それでも生きていくということは、お疲れ様だ。

今日もお疲れ様でした。
やっていきましょう。


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