僕の政治思想

自分の政治思想について語ってみようと思う。

僕は自分自身が保守なのかリベラルなのかよくわからない。学生運動経験者のおじさんの政権批判にうなずくこともあれば、車に日の丸のステッカーを貼っているおじさんの国家論を拝聴することもある。どれも正しくて、間違っているのかな…とぼんやりと考えている。日和見主義者という言葉が当てはまるのかもしれない。

僕に政治思想があるとするならば、「日本国民であるならば、どんなにバカでもアホでも無能でも健康で文化的な生活をする権利はある」ということだ。最低限度だなんてケチくさいこと言わずに、バンバン公共工事なりなんなりしてジャンジャン金を使わせてやれよと思う。

キモくて金のないおっさんなどよりも、アフリカの貧困国の子供たちを助けたいというのは人情だろう。怠惰と無能さの自己責任により低賃金に甘んじている様に見えるおっさんよりも、未来への可能性を理不尽に閉ざされそうな発展途上国の子供たちの方がお金を渡しても有効に使ってくれそうな気がするだろう。まぁ気持ちは分からないでもない。

「お前は本当の貧困を知らないくせに」と言われると、はいそうですねとしか言いようがない。しかし、日本国民のおっさんに金を渡せば何らかの形で同じ日本国民である僕にメリットがあることは知っている。日本人に金を渡せば、国内での消費と税金という形で間接的にだが僕にも恩恵はある。でも、将来僕が貧困になった時に発展途上国の子供たちは僕を助けてくれるだろうか?


国家というものはその国民を食わせていくために存在すると、僕は信じている。学問的には間違っているのだろう。しかし、そう信じることで税金を納めても「まぁしゃーねーか…」と自分を納得させることができる。海外で日本人がテロリストに拘束された時でも、救出に税金を使っても構わないと思える。(渡航理由によっては無事に救出された後に説教されても仕方ないとも思う)
日本列島は日本人だけのものではない」と言った首相がいたが、日本が日本人を優先する国家でないならば、日本国という国体はもうやめちゃった方がいいんじゃないの…と感じる。

ドナルド・トランプは正直嫌いじゃない。一人の日本人としては、彼は手ごわいアメリカ合衆国大統領だと思うのであんまり頑張ってほしくない。しかし、自国を最優先するという考え方は理解できる。できれば日本の首相になってほしかったな…と思う。浅はかで無知な考えだろうが、僕の本音だ。


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