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自分だけが書ける未来予想チャート「人生、最初の折り返し地点は21歳」

 気が付くと人生は80年とか100年時代とか言われるようになりました。それを普通に考えると折り返し地点は40~50歳になります。ですが世間で言うこの「折り返し地点」というのは年齢を数学的に捉えて簡単に2で割っただけ。ただの数学的な割り算しか考えていないことがほとんどです。

 考えてみても仮に80歳まで人間が生きるとして、その数字が持っている力は全く違います。青春真っただ中の10代の時と会社員勤めの50代では同じ1年でもその意味合いが全く違うのは言うまでもありません。年齢の意味が同じならば2で割っても説得力があるのですが、生きている限りその数字は全く違う意味合いを持つことになります。

・「7年周期」というキーワード

「未来予想チャート」を書くやり方に参考にした本はこれになります

 私が先にまとめた「気質・色彩の歴史」において最終的に出てきた人物
「ルドルフ・シュタイナー」その流れを汲んで研究されてきた人生の「2分説」という物が存在します。「人生にはステージが存在する」みたいな認識です。

「人生72年としたら、真ん中は35歳」

0~35歳は「心身を形成すべき・周りから影響を受ける前半生」

35~72歳は「精神性を発揮する・周りに影響を与える後半生」

これらをさらに研究した物が63歳を最終地点に置きなおし、人生を3つのステージに分けるという物です。

 0~21歳「周囲から受け取る時期」
21~42歳「受け取ったものを消化・吸収する時期」
42~63歳「周囲へ与える時期」
63~   「本当に自由な余暇」(63で死ぬってことではない)

 多くの人が気になるのが「これって根拠が有るのか?」ってことですね。それについては「気質・色彩の歴史」と同等に根拠とは言い切れませんが、その歴史は古代ギリシアから存在します。

何よりも気質の時に4体液説を提唱した古代ギリシアの医師「ヒポクラテス」は「7年ごとに人生は新しい段階を迎える」と残しています。そのため気質を取り込んだシュタイナー教育でもこの「7年周期」を意識しています。詳しく知りたい方は調べてみてください。


 ともあれ2分説を発展させたものは「2つ折り」ではなく「3つ折り」の形、以下のようになります。

 そしてこれらの3つの21年間は「その前半の影響を後半に受ける」ことになります。

これの根拠的な考え方としてあるのがこれになります。「言語」とかもこれに含まれます。周りにある日本語を取り込んで子供は成長します。そしてその後の人生は日本語を基にして考えや行動を表現していくことになります。

 前半0~21歳で経験・体験したことが後半21~42歳の人生に投影されます。同じように21~42歳での経験・体験は42~63歳の人生に投影されます。これを信じるか信じないかは別として、21年間生きてきたのでその部分は書くことが出来るので何となく未来の形を見ることが出来るというものです。

 書いたものは「自分だけの未来予想チャート」になるので少し楽しみながらこの先の未来を見ることが出来るかもしれません。起きることが何となくイメージ出来れば何となく生きるのが楽になるというか、身構えなくても良い感じがしませんか?

 まあとにかく御託は置いておいて、私自身のチャートを作成しました。私は2023年1月で34歳なので描けるのはそこまでになります。

 どうでしょうか?これにプラスして世間の動きなんてものつけることが出来ます。ある程度起きたことイベントが鏡のように後半の人生に映し出されています。もちろんそのままではなく、意味や形を変えて現れるということです。

私の残り34~42歳は前半の0~7歳に起きたことが起きるかもしれないってことですね。

 こじつけや無理やりは良くないので「あっている部分はあってて、あってない部分はあってない」と見ることも大切です。出来事のズレは1年くらいで3年ズレていたら関係ないと割り切っていきましょう。このようなチャートは「ライフ・チャート」などのように言われているものです。

 あなたにしか起きていない出来事はその後で必ずあなたに影響をしてきます。例えば14の時に病気や不登校、引っ越し、家族との死別などに見舞われた場合、意味や形を変えて似たようなことが28歳前後で起きるみたいな感じです。

 私はこの記事を意識して21歳前後に向けて書きました。もちろんそれよりも若くても過ぎていても構いません。例え若かったとしても根本に存在するのが「7年周期」なので「0~7歳(前半)→7~14歳(後半)」のように細かく区分けすることも可能だからです。

 21歳という年齢に注目したのは21歳以前と以降では「受け取ったものをどうするか」のステージが変わるからです。それが人生に置いて大きな1つめの折り返し地点であるということと、そこでの出会い(人や物)がきっかけとなり、その後21歳からの人生のステージが切り替わってからの「21歳までの出来事の消化」を助ける可能性があるからです。

 私は大学(20~21歳)で森田先生と五十嵐武志さんという方に出会っていますし「気質・色彩」に出会っているのもこの時です。「誰だよ、それ」と言われるのは知っていて書いていますが、結局この2人に出会っていなければその後に消化・吸収できないままグダグダと42歳に向かっていくことになります。

当然私の場合は34歳なのでこのようなチャートを書くことが出来ます。

 ここまで読んだ人が何となく思うことは「0~21歳の体験・経験がその後の人生に影響するかもしれないってことは、その時期はとっても大事なんじゃない?」だと思います。その通り大事な時期です。成長期に取り込んだ栄養などは体つくりに直結します。

 「大事な時期」なのですがこればっかりは外的要因が強く関係してきます。わかりやすく言えば「子供と大人」そして「時代」です。周囲の影響をガンガン受けながら21年間育つ人たちがほとんどです。だから本人の意図しない、不可抗力の要素もすごく強い時期でもあります。男として、女として生まれた、貧乏、金持ちの家に生まれた、親が病弱で直ぐに働いた、いじめられて不登校になった、戦時中だった、バブルが崩壊して日本が不景気だった・・・・こんなの上げればきりがないくらいに有ります。

 近年だと「漫画で見たことがある夢の大学生活がコロナで吹き飛び、大学生なのに家にずっといてPCの画面から授業を受けている、遊びたいし欲しいものを買うためのバイトもままならない」ってのもそうでしょう。

 重要なのは「0~21歳に経験・体験したこと」を良い・悪いで判断をするということではありません。この時期の経験・体験がもの凄く悪いから、この先の人生も悪くなる。という物でもありません。

 この時期に手に入れたものはそれがどんなものであったとしても「原石」になります。これを21~42歳で磨き上げるために「消化・吸収」という作業が必要である。ということです。

 私を例に上げれば、端から見ても学校で起きていた事はまともなことではないと思います。それを否定はしませんし肯定もしません。起きたことは起きたことです。

 どのように受け取るかは私自身です。私自身が出会ったり、病気になったのは前半を「消化・吸収」しようとしたからだと思っています。そこから様々な本を購入し学んで体験し、結果として新しい組織や若い人たちに向けて何かしたいと感じ、こんな感じ34歳で行動を起こしました。

 もし、小学校の体験・経験を「消化・吸収」しようとしなかったら?

 多分この後42歳になっても「親ガチャ失敗」とか「学校失敗」とか「教師ガチャ失敗」と言って自分の人生を諦めて、他のキラキラしている人たちを指をくわえて見ている・・・あとは行政・政治に意味のない文句を言うだけ。そんな感じを迎えたかもしれません。

 当然42歳以降に訪れる「周りに与える」というステージでも何も与えることがなく、ただ年を取っていくだけでしょう。でも、そういう人生もいいかもしれません。結局「誰かに迷惑をかけなければ良い」というのが私の答えになるのでそれが達成できるのであればそのままでもいいです。

 私がそうならなかったのは21歳で大人に出会って、その人たちの生き様・考え方を見て、そして自分をまとめたからです。その結果として彩方技研を立ちあげましたって感じです。

・未来予想チャートを作ってみませんか?

 長々と説明してきましたが私が言いたいことはこの図を作ってみませんか?というお誘いです。この未来予想図は私のを見ていても何にも意味がありません。自分のを作って、自分で眺めてみて初めて意味を作ることが出来るからです。

現在21歳付近の人たちに共通している「流れの形」はこんな感じです。もちろん、これではなく「自分にとって重大な出来事」も当然あると思いますがそれは本人にしか分かりません。

 これをやってみたい!って人は希望があればパワーポイントですがこのテンプレをお送りいたしますし、気質・色彩を絡めて何かを見てみたいという人はコメントやTwitterでDMを送っていただければ嬉しいです。

 彩方技研のディスコードなどもオープンしてますのでそちらもお送りいたします。

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