人に会うのは楽しい。/自分にない視点から見直せることに感謝。

先日、人生における先輩に、事務所移転の挨拶にお伺いした。お昼をご馳走になりながら、いろいろな話題について傾聴していた。

その中の一つに、2017年の国連世界幸福度ランキングでノルウェーが1位だということがあった。

ノルウェーというと、サーモンのイメージしかなく、全く勉強不足だったので、お話を伺ったついでに、帰宅してからネットでざっと調べてみた。

面積:385km^2(ノルウェー)、378km^2(日本)

人口:510万人(ノルウェー)、12,700万人(日本)

GDP(PPP)1人当たり:53,450ドル(ノルウェー)、40,090ドル(日本)

この数字の比較から何となくおわかりかもしれない。北海油田からの原油輸出が主産業としてあった。また、働き方も効率的であり、参考になる点が多い。調べたことで、当初のイメージとは全く異なることがわかった。

物価はというとビッグマック指数では約643円(ノルウェー)、約370円(日本)ということらしい。約1.7倍で、かなり高い。

物価までわかった所で、ついでに各国のGDP比較も調べてみた。(資料は内閣府のもの。)

http://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/data/data_list/kakuhou/files/h27/sankou/pdf/kokusaihikaku20161222.pdf

海外にでると、食事や買い物など、物価を日本と比較してしまう。国内で想像しているよりは高いことが多い。安いスーパーなどを利用できていないことも、もちろんあるだろう。ただ、こうして数字全体を眺めると傾向として高いことは間違いない。成長著しい国もあるので、購買力もついて、日本への観光客が増えたのも、納得できる。

お仕事の観点で、従来海外生産のものを国内に回帰させたり、海外の生産拠点を変えたりする必要もある。また、価格についても現地の実情に合わせて値上げ、値下げの両面から検討が必要だ。時流に合わせた細かい対応が必要だということが良くわかった。


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