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耳付き最終回となりました。

春を通り越して夏の陽気となった日曜日。
街中みなさんなんだかウキウキワクワク
人がそんな調子だからなのか近所の桜並木が
あわてて開花しております。

さて
いよいよ最終回となりました。
もう最終回を待たずしてすっかり仕上がっている方がいらっしゃると思います。
そうですよね
なぜならあとはもう本の通りだからです。
新しいことはありません、そのまま進めてくださって良いのです。

わたしのInstagramをご覧の方は、とりかかっている作品の仕上がりが近づいてくると制作が終わってしまうのがさみしくなってついついちがう作品に取り掛かるいわゆる『よりみち』をする、というのはよくおわかりのはず。
今回はよりみちではなくせっせと耳付き型紙であと2つ作っていました。
楽しかった。

では本の通りではありますが最後の仕上げです。
を作っていきましょう!

書いた線の内側を切る

手の型紙をフェルトにあて書き終えたら線の少し内側を切っていきます。消えないペンで書いているのでペン跡をなくします。

ふちどりした裏側

手の2枚のフェルトはそれぞれ変わりブランケットステッチでふちどりをします。(本参照)
こちらの刺繍糸は本体と同じオリムパス25番、色は416番、1本どりです。針目は0.3cmです。
裏側はこんな感じです。玉どめはしていませんが糸が抜けないか心配な方は玉結び玉どめをしてくださってかまいません。しない理由は裏側が玉結び玉どめの渋滞がおき接着した時にぼこぼこするのを防ぐためです。

飾りのばってん刺繍と裏側

ふちどりができたら両手の上部分にばってんの飾りを刺繍します。こちらはオリムパス25番、色は192番で2本どりです。ばってんは何色でもかまいませんが濃い茶に赤の組み合わせが好きでだいたいこの組み合わせです。赤は194番のときもあります。
こちらはしっかり玉結び玉どめをして糸が抜けないようにします。

まずは置いてみる

両手ができたらどの位置に配置するのか、まずは本体に手を置いてみてください。「手に何かを持たせる設定」なので両方の手先が重なるのではなくギリギリ接触するところに置きます。

鼻口フェルトの下部分にあわせて
型紙だとこんな感じ

確認するところは鼻と口フェルトの下部分と両手の上部分、手がギリギリ接触する部分の配置です。
型紙の方が見やすいでしょうか?
場所が決まったら手に接着剤をつけて貼り付けます。
そうだ、その前にわたしが使っている接着剤のご紹介をします。

接着剤いろいろ

接着剤は布に使用できるのであればなんでもかまいません。じっくり時間をかけられるのであればフェルト用、木工用のものが良いと思いますが、少量ですぐ接着できるのは写真上部の強力接着剤でこちらは「カネスチック」といいます。
工作でよく使われていると思います。大型手芸店に置いてありますが(いや、おいてないところもある)フェルト用というよりがま口の財布を作ったりする時用で金具等の接着に使われていると思います。
待っていられないせっかちなわたしはこのカネスチックとは20年近くのおつきあいです。
今回はほんの少しですぐ接着できるカネスチックを使います。
しかしどの接着剤にも言えますが出し過ぎ着け過ぎ注意です。心配な方はいらない用紙の上に出して爪楊枝などにつけてからフェルトにつけてください。
(ここだけの話ですがズボラなわたしは何度失敗しても直付けしてしまいます)

糸がかくれるように
接着剤をちょっぴり
片方ずつ、つけたらおさえて
横からみたら
こんな感じ
糸が見えてないか確認
見えてる‼︎

糸が見えていたら爪楊枝の先にほんのすこし接着剤をつけてしっかりおさえます。
ほんのすこしですよ!

完成‼︎

できました。完成です。
ちなみに『うちのちいさいくま。』たちにしっぽはありません。
こうして耳付き型紙で作ったちゃくまさんが完成しましたが、作った感想やらどうしてしっぽがないのかやらなんやかんやは次回に。

かわいく作れましたか?
ほーらみんなかわいいです。
お疲れ様でしたー♪

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